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上司と部下のコミュニケーションギャップを解消するコミュニケーション術

人との距離を縮める方法とは?相手が余談を投げかけてきた時が距離感を縮めるチャンス!

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2020.03.07 執筆者:和仁 達也

人との距離感の取り方がわからないと対人関係は結構苦労してしまうのですが、
人との距離感は遠すぎても近すぎても人間関係はうまくいきません。

近すぎる人の場合は、こちらから離ればいいのですが、距離感が遠すぎる人の場合は、
どのように適度な距離感を保てばいいかがなかなか掴みづらいですよね。

仕事のメールなどでも、返信が必要最低限の返信だと、
距離感が遠くなんだか冷たいなぁと言う印象を感じてしまうこともあります。

この記事では、相手との距離感を縮める為の考え方をお伝えしています。

ある女性スタッフが、先日ある仕事を委託している取引先に
メールで依頼ごとをしたときのこと。

商品Aを30個発注するという主旨のメールでした。

ただ、それだけだと味気ないと感じた彼女は、追伸で
「そう言えば、前にお届けしたお菓子、どうでしたか?」
と余談を書き添えて送信。

数時間後に届いた、その返信メールを読んだとき、
彼女は渋い顔で声をもらしていました。

「う~ん・・・」

わたしは「どうしたの?」と尋ねると、
スタッフは当惑顔で、こう答えました。

「なんというか、佐藤さん(仮名)は、
いつもメールがこういう風なんですよね」

読んでみると、「商品A30個、承知しました」、以上。
スタッフは続けました。

「佐藤さんへのメールは、わたしの投げかけが、
キャッチボールにならないんですよ」

(あぁ、せっかくお互いの距離感を縮める
きっかけなのに、スルーする人
たしかにいるよなあ。佐藤さんも、
本当は真面目ないい人なのに、損してるなあ)

そう思いながら、わたしは

「ん?自分もそれを無意識でやっていないか?」

と振り返りました。

そして、これは歯科医院においては、
患者さんとの間でもそうですが、スタッフ間でも意識してみたいところ。

日頃、用件のみでやりとりが終わりがちな人ほど、
意識して会話のきっかけをつくらないと、

「お互いどんな気持ちで仕事をしているのか?」

「お互いのことをどう思っているのか?」

が、なかなか見えなくなりがちですね。

するといつの間にか、距離感が遠くなり、
ちょっとしたお願いごとをするだけでも余計な気を使って
遠慮したり、その気を使うこと自体がおっくうになって
自分で仕事を抱え込んでしまったり。

相手が余談を投げかけてきら、
それは距離感を縮めるチャンス!

見逃さずに、打ち返してあげてはいかがでしょうか。

ときにはこちらから投げかけるゆとりもあるといいですね。

 

「さらに理解を深めたい人はこちらの記事もオススメ」

▶︎コミュニケーションが良くなる、心地いい距離感とは?

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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