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CFコーチの逸材発掘インタビューCFコーチの逸材発掘インタビュー

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司法試験の勉強をはじめてから弁護士になるまで苦節9年!
弁護士になってから3、4年は弁護士業務に携わり、
その後、中小企業診断士資格をとって、
「それからも迷走してましたね(笑)
当時の自分に伝えるとしたら、
「人と違って良いから考え続ける」です。
テーマは「どうすればビジネスを楽しめる社会をつくれるのか?」
ビジョン「ビジネスを楽しめる社会づくり」のために、
いろいろなアイデアを考え続けています\(^o^)/

青葉法律事務所
一般社団法人日本紙芝居型講師協会
代表理事
弁護士・中小企業診断士・
キャッシュフローコーチ
藤堂 武久 さん
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気が付けば、研修・セミナー等の延べ開催回数が400回超、
延べ受講者数が10,000名超
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講演時(法廷ではありません)

長い長い受験期間を経て
ようやく弁護士に。

しかし、今度は、
手遅れになってから
相談に来る人が多く、
役に立てない現実を痛感し、
どうすればよいのか、
悩まれたそうです。

「どうすれば
 
トラブルになる前から
 
相談されるようになるのか?」
を考え、中小企業診断士資格を
取得されました。

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セミナー開始時、スタートは、場づくりから。
CFコーチ協会ではおなじみのAAP

ところが、
中小企業診断士試験に合格しても、
実際にどう経営相談を実施すれば
よいのかわからなかった時に、
和仁先生に出会うことができ、
キャッシュフローコーチメソッドを
活用できるようになったそうです。

現在の藤堂さんのメインの活動は、
中小企業さまに、
① 経営相談・ビジネスコーチング
② 社員研修、
を実施しているほか、
講演・セミナーなど多方面で
活躍をされています。

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「ビジネス名言カード」や
「おしごとカードゲーム」など、
独自のツールを
ご紹介いただきました。

藤堂さんのビジョン
「ビジネスが楽しみになる社会づくり」
ミッション
「守りのトラブル予防と攻めの成長支援で
 
ビジョン実現を応援する」

ことについて伺いました。

みなさん、こんにちは!
2019年12月にCFコーチ
養成塾を修了しました、
大宮10期の大橋弘子です。

大宮5期の藤堂 武久さんを
取材させていただきました。

応援したいと思った方を長期的に応援し続けたい

日本最難関の国家資格「司法試験」に合格されて、
現在の業務の割合は9割が中小企業様に、
① 経営相談・ビジネスコーチング
② 社員研修
を実施されてらっしゃるのはなぜですか?

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ビジネス名言カード
藤堂さんはご自宅の壁に
たくさんのカードを貼って、
日々、自然と目に入るようにして、
モチベーションをキープする
仕組みにしているそうです。

約8年前の独立当初は100%、
弁護士業務をしておりました。
労働問題、不当解雇、
未払い残業代、労災問題など
人に関するトラブル業務が
メインでした。

徐々に、弁護士業務から
中小企業診断士業務の割合を
増やしてきました。

そうなったきっかけは、
「応援したいと思った方を、
 
長期的に応援し続けたい」
という思いからです。

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ビジネス名言カード
偉人の名言で、ビジネスに活用できる名言を
ホログラムカードに書いて紹介しています。

裁判などの弁護士業務だと
スポットで争いごとを
解決して終わり。

「マイナス」を
「0」に戻すだけだったりする
ということが多いですが、
継続的な関わりだと
「マイナス」を「0」から
さらに「+α」へ、
企業の成長に寄り添い続けられる。

「点から線」への
関りをしたいと思いました。

現在は、企業様の問題解決のためのアイデアを考え、
社長様や社員さんに問題の気付きを促すきっかけとして、
ツールやシート、ゲーム等を創ることがやりがいです。

大転換期!は講演を「紙芝居」で行う
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藤堂さんの真骨頂「紙芝居」型セミナー

約6、7年前に、
法律セミナーの講師をした時、
「第〇条は▲▲です」
と条文をそのまま
解説してしまっていたのですが、
そうすると、受講者の方からは、
あまり面白くなくて
興味をもってもらえなかった。
私の努力不足でした。

「どうやったら面白いと思ってもらえるか?」
を考えました。

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紙芝居の物語の登場人物の喜怒哀楽に
惹きこまれていきます…

改善策として、
法律の話をする前に
感情移入できるような物語を
紙芝居で伝えることによって、
反応が変わって、
喜んでいただけたことが
ターニングポイントでしたね。

「人と違って良いから考え続ける」
喜んでいただく、
楽しいと思っていただけるように
考え続けました。

人の問題が70%、お金の問題が30%

藤堂さんにお客様から第一報が入るときは、どのようなお困り事ですか?

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紙芝居の物語を見てから、
理論的な解説がなされます。

私に第一報が入るときは、
人の問題が70%、
お金の問題が30%くらいですね。

人の問題は、
・求人募集をしても
 
ぜんぜん人が来ない
・採用してもすぐにやめてしまう
・営業マンが売上を上げてくれない

お金の問題は、
・資金繰りがひっ迫している

という第一報が多いですね。

社長と一緒にアイデアを考えてツールを創る

今後の藤堂さんの活動の方向性としては?

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ツールやオリジナルカードゲーム
「これなんだろう?」とワクワクします。

色々な現場で起きていることや、
社長様のお困り事や言いたいことを
紙芝居の物語仕立てにして、
色々な方が自分事として捉え、
成長のキッカケにできるような
研修をしています。

しかし、
ある時、関与先の社長様から
「藤堂さんがきてくれた時は、
 
社員が盛り上がって、
 
やる気になってくれるけど、
 
来月、来てくれる時まで
 
だんだん下がっていくんだよね」
と言われました。

そこで、その改善策として、色々ツールを考えました。

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柔軟計画カード
ついつい忘れがちな設定目標を
記憶に定着させやすくするカードです。

① 柔軟計画カード(短期的な視点)

社員さんが研修で
自己決定した一か月の目標
(元気に挨拶する等)を
1日1回見たら、〇を付けるカード。

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ビジョンカード
ワクワクする目標をキラキラの
ホログラムカードに書いて持ち歩きます。

② ビジョンカード(長期的な視点)

社員さんの設定したビジョンを
1日1回見てもらう、
目に入れることで
記憶に定着されるカード。

藤堂さんは、
キラキラされたものが
お好きですよね?笑

はい、光に惹かれるんですよね。

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ビジョンカードを
キャッシュフローコーチ仲間の
山本学さんへプレゼント
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藤堂さんより大橋へ
プレゼントで頂いたビジネス名言カード

ステキな言葉です。

③ ビジネス名言カード

社員研修終了時に、
その日の内容に合う
ビジネス名言カードを
プレゼントする。

例えば、
あるクライアント様にて、
「業界で新しいことをやりたい」
という人もいれば、
「そんな新しいことを
 
やる意味あるんですか?」
という雰囲気があり、
最終的には
「やる」となった時などに
ビジネス名言カードに記した
坂本龍馬の言葉
「世の中の人は何とも言わば言え
 
我なす事は我のみぞ知る」
を紹介したりします。

そして、このカードを
欲しい社員さんには、
プレゼントしたりしています。

後日、社員さんが
このカードを見返して、
「よしがんばるぞ」と思い出して
もらえたらうれしいです。

私が研修に行っていない日も、なにかで応援できればと思い、
アイデアを考えつづけています。

④ 経営相談シート

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経営相談・ビジネスコーチングでよく相談されるテーマの着眼点を、
事前にA4一枚のシートに、イラストも交えつつまとめたものを用意しておき、
ビジネスコーチングの着眼点提供の際に、お見せするようにしたら、
相談が行き詰まってしまうことが減ったり、
いろいろなアイデアを思いついてもらいやすくなったりしました。

例えば、
もっとも多いご相談の一つが、
人財の採用と定着に困っているという相談についていわゆる
フレームワーク(考え方の枠組み)のなかの
「ステップ」という、手順を階段上に記載して、
分解して分析するフレームワークを、
採用・定着の問題に応用する「経営相談シート」を作成したところ、
今まで、口頭だけでビジネスコーチングをしていたときと比較すると、
クライアント様の反応や、喜んでもらえる感覚が、
大きく変わるようになりました。

相談終了後、「このシートもらえませんか?」
と言っていただいてプレゼントさせていただくことが多くあります。

この経験から、いまでは、日々の経営相談での学びや、
本で読んだ学びから「経営相談シート」を作成するようにしており、
気が付けば50種類超作りました。

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ありがとうカード
感謝の気持ちを伝えるクオカードです。

⑤ ありがとうカード

「社長様の感謝の気持ちを書いた
 
サンクスカードを
 
社員さんへ渡しましょう」
という取り組みが恥ずかしい
と思われる社長様に、
「ありがとう」の
QUOカードをつくって、
社長様から社員さんへ
渡していただく、
という仕組みです。

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おしごとカードゲーム
休日は家でゲームを
していることが多いという
社員さんの言葉が
ヒントになってできた
カードゲーム。
会社ごとに大切に
していることなどを
ヒアリングして
オーダーメイドで
作られているゲームです。
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おしごとカードゲーム
①みんなで遊べる、
②コミュニケーションが増える、
③定着率が上がる、
④会社で大切に
 していることがわかる、
など複合的な狙いのある
カードゲームです。

⑥ オリジナルカードゲーム

最近、若い方がすぐに退職してしまいがち
というご相談が増えており、
「どうすれば仕事を
 
楽しんでもらえるのだろうか?」
と考えて作ったものです。

若い方はゲームが好きと
おっしゃる方が多いので、
そうであれば、企業様ごとに
大切にしていることや、
社内のあるあるトラブルなどを題材にした
カードゲームを企業様ごとに
オーダーメイドで作ることで、
仕事とゲームを近づけることが
できるのではないかと思って作りました。

ビジネスを楽しめる社会づくり

私のビジョンは
「ビジネスが楽しみになる社会づくり」、
ミッションは
「守りのトラブル予防と攻めの成長支援で
 
ビジョン実現を応援すること」です。

世の中には、
ビジネスや仕事を楽しんで取り組んでいる人もいれば、
ビジネスや仕事に苦しみを感じている人もいます。

どうすれば、多くの人がビジネスや仕事を
楽しめるのかが知りたいのです。

過去に、ビジネスで苦しんでしまい、
二度とこの世界で会えなくなってしまった人もいて、
「どうすればビジネスを楽しめる社会をつくれるのか?」
の答えを探し続けています。

そのためには、まずは、
私が楽しんでビジネスをする必要があると思い、
自分の好きなことを仕事に含めるようにしています。

私は、あれこれ考えて、
なにかをつくることが面白いのかなと思っていますので、
これからもいろいろなアイデアを考えて、
紙芝居やツールを創りつづけて、
「ビジネスを楽しめる社会づくり」
の答えを探していきたいと思っております。

編集後記
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インタビュー時、
左:インタビュアー大橋、右:藤堂さん

人生に無駄なものはない。
ショートカットもない。

藤堂さんは、
ご自身の心の声と向き合い
「人と違って良いから考え続ける」
とご自身に語り続けてこられた。

藤堂さんの勉強会に何度か
参加させていただきました。

参加者の誰よりも藤堂さんが
楽しんでおられる姿が
印象的でした。

勉強会は、紙芝居あり、ゲームあり、
サプライズプレゼントあり。

藤堂さんの目の前にいる人は笑顔になる、
藤堂さんは、エンターテイナーです。

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<文責> 大宮10期 大橋 弘子
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