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CFコーチの逸材発掘インタビューCFコーチの逸材発掘インタビュー

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「こんな人はおらん」
コンサルタントのイメージは、「押し付けられる感」
「上から○○しなさい」…昔から苦手でした。
しかし、2016年、建設業専門の経営コンサルティング業で創業。
ご縁があった顧問先の社長から
「こんな人はおらん」と言われることがやりがいです。
「社長の味方でも、社員の味方でもなく、
 
会社がよくなったらいい」
それをベースに話を聴いて、関わります。
大学卒業後、建設業に携わって、四半世紀。
コンセプトは、「建設業を心から楽しむ」
ビジョンは、「建設業界のきれい事をあたり前に変える」
建設業専門に全体最適で粗利を増やす
経営パートナーとして活動しています。

心楽パートナー株式会社 代表取締役
日本キャッシュフローコーチ協会 銀行プロジェクトリーダー
キャッシュフローコーチ
出口 経尊 さん
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みなさん、こんにちは!
大宮10期の大橋 弘子です。

神戸1期の出口 経尊さんを取材させていただきました。

昔の自分だったら不可能。
想像をはるかに超えている自分がいる
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日頃は、温厚を演じている!?

子どものころから30代前半までは、
斜に構えていたそうです。
「そりゃ、無理だろ」
自分で壁をつくっていた。

しかし、現在は、意思決定を支援する
パートナー型コンサルタントとして、
住宅会社、土建業、専門工事会社、
建材卸業、建材製造業など、
独自の『全体最適型・粗利増加法』で
財務改善や人材育成等、
経営全般の最適化を
サポート
されています。

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住宅業界誌の新建ハウジングに、
クライアントとの対談記事が掲載されました。

研修・講演活動として、
大手建材メーカーや
地場の建設関連企業、
金融機関での多数の
ご実績をおもちです。

また、「銀行は敷居が高い」と
以前は思われていたそうですが、
建設業に特化した
経営コンサルタントとして
地方銀行と販路拡大サポート契約を
交わし、業務提携をされるまでに。

出口さんの
・変容進化
・「こんな人はおらん」と言われる顧問先様との関わり方
・地方銀行と販路拡大サポート契約を交わされるまで
等について伺いました。

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建設業の施工管理アプリで
シェアNo.1のANDPADが運営する
コミュニティメディアANDPAD ONEに、
お金に関する話を連載で執筆しています。

出口さんとは、
協会の銀行プロジェクト※で
ご一緒させていただいたりと
いつもお世話になっております。

【※ 協会のプロジェクト:
  
日本キャッシュフローコーチ
  
協会では、会員の自立性と
  
主体性の発揮により、
  
様々なプロジェクトを
  
立ち上げ、運営しています。

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土建屋さんで毎年開催している
事業計画発表会をサポートしています。

 ※ 協会の銀行プロジェクト:
  
スローガン:1BANK1CFC 
  
ミッション:CFCは全国の
  
金融機関と共に中小零細企業の
  
発展繁栄に貢献する】

さて、どのようなきっかけで
キャッシュフローコーチに
なられたのですか?

キャッシュフローコーチになったきっかけ
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2019年10月に
キャッシュフローコーチの濃い仲間たちが
香川県まで遊びに来てくれました。
成長角度の高い学びの友に感謝です。

大学卒業後、ずっと建設業に
携わっています。

最初に就職したのは、
クレーンリース会社で
独立前の会社は、
建設業に絞って自社ソフトを
開発・販売する会社でした。

営業をしながら、
工務店などのHP・チラシ・
顧客管理・原価管理など
集客や業務改善に携わり、
経営相談にのることもありました。

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コンサルタントのイメージを覆した
「コンサルタントの教科書」著者:和仁達也氏
ブックカバーはなくしてしまいました。

ご縁のあった方とは、
深く関わりたくなります。
ITなどでソリューションを
解決するのみではなく、
社長の頭のど真ん中にある
お困り事の解決に寄り添える
方向性を模索していた時に、
和仁 達也さんの
「コンサルタントの教科書」
という本に出合いました。

その本に出合うまで
私のコンサルタントのイメージは、
「上から目線で先生型、アドバイスは机上の空論」
だと思っていました。

そうじゃないコンサルタントが
存在していることに衝撃がありました。

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毎月の意思決定支援だけでなく、
必要に応じて事業計画書の作成を
サポートしています。
銀行に同行することもあります。

「コンサルタントの教科書」
に書かれていた
「パートナー型コンサルティング」
「月1回訪問・月額報酬15万円」
まさに私の
理想のスタイルだと思い、
その本をお風呂に
入っている時も読みました。

その後、
和仁 達也さんが主催される2015年
No.1コンサルタントスター養成塾、
清里のビジョン合宿に参加し、
建設業の人としか会ってこなかった私は、
「こうゆう世界があるんだ」
自分の人生の可能性の扉が開きました。

満を持して、2016年に創業し、
2017年CFコーチ養成塾 神戸ファシリテーター講座に入塾し、
神戸1期 MVPに同期から選出されて、修了しました。

現在、顧問契約の継続実績は平均3年以上の
長期パートナー型コンサルタントとして、
顧問先様に関わらせていただいております。

数字の羅列が苦手!?
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建材流通店では収益だけでなく、
在庫と現金の動きについても
お伝えしています。

40歳を過ぎてから、
経営数字について本格的に学び始めました。

それまでの私は、数字の羅列を見ると、
脳が拒否するタイプでした。

しかし、お金のブロックパズルⓇをつかって、
CFコーチ養成塾や和仁 達也さんの
「超★ドンブリ経営のすすめ」の本で学び、
数字は理解しようと思えば理解できる
ことを実感しました。

現在は、独自の『全体最適型・粗利増加法』で
人や数字の歪みも意識しながら、
粗利を増やし長期発展に繋げられるように
顧問先様のサポートをしています。

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2021年4月に
MBA取得を目指して、
香川大学大学院
地域マネジメント研究科に
入学しました。

また、香川大学大学院地域マネジメント研究科に
MBA取得を目指して在学中です。
(2023年3月卒業予定)

経営や経済など、学問として学びなおすことで、
現場の数字と理論が紐づけされています。

なるほど、ありがとうございます。
それでは、顧問先様との関わり方なのですが、
「こんな人はおらん」と顧問先様より
言われることがあるそうですが、
どのような関わり方をされているのですか?

人が手を突っ込まないところに突っ込む
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一事が万事、社屋や倉庫の状況を見て
潜在的な問題を想像しています。

「自分がこの会社に関わるならば、
 
社員さんの子供の
 
選択肢を増やしたい」

顧問先様の現状把握をした時に
このままいったら、
○年後にいろんな問題が起きる
(→ 逆ビジョン)
ことが予想される場合、
潜在的な問題の本質を見つけます。

その本質は、
今、目の前で起きている問題と
全て因果関係があるからです。

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綺麗な現場は健全経営の基本。
ヘルメットと安全靴を車に常備しています。

それは、社長や社員さんが
目を背けたい事だったりもします。

その問題に一緒に向き合って、
よりよくなるようにするには、
顧問先様と私の日頃からの
関係性構築が大切です。

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BtoBを生業とする
クライアントに訪問する際は、
作業服を着ることが多いです。

顧問先様の状況によっては、
5S活動や年末の大掃除を
一緒にしたり、不測の事態が起き、
人手不足になった時は、
実務のサポートを行うこともあります。

社長や社員さんとの面談時に、
本心を伝えることで
反発を買うことも時にはありますが、
あくまでも人対人で接し、
なぜ、そうなったのか?
背景や理由を聴くようにしています。

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クライアントである工務店の社長とJVで、
工務店の経営支援を行っています。
現役の実務者は最強です。

意思決定支援者として理論は押し付けず、
人には感情があるので、
相手がこうなりたいという
可能性に寄り添って、
そうなれるように話を聴きます。

「社長の味方でも、
 
社員さんの味方でもなく
 
会社がよくなったらいい」

それをベースに話を聴いています。

日頃は、温厚を演じているので、
社長、上司、親、
子供などに対して、失礼な態度や
発言をする社員さんがいた時は、
真剣に叱ります。

「あなたを思ってくれている人に
 
その発言、行動は失礼なんちゃう?」と。

顧問先様からいい意味で
「こんな人はおらん」と言っていただけるのは、
多くの人が目をそらしたいことに目を向け、
これを解決しないことには根本的に解決しないことを現場で
みんなと交わって取り組んでいるからかもしれませんね。

ところで、出口さんが銀行さんとお仕事をするようになった
きっかけを教えていただけますか?

そりゃ、無理だろ
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銀行の冊子に弊社の企業情報を
定期的に掲載いただいています。

自分で思っていたことは、
私自身が優位性のない経歴
国家資格ナシ!
士業事務所経験ナシ!
金融機関無縁!

かつての私は、
まさか地方銀行主催の
お客様向けセミナーに登壇したり、
行員さん向けに勉強会の講師が
できるとは思っていませんでした。

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銀行主催の
「基礎から学ぶ資金繰り把握セミナー」は、
銀行や共催の政府系金融機関などの
公式HPに掲載されました。

ご縁を頂いて、地方銀行と
販路拡大サポート契約を交わし、
「収益向上を目指したい建設業者を
 
サポートするコンサルタント」
として業務提携することに
なりました。

業務提携については、
銀行プロジェクトの
リーダーになって、
銀行出身者でなくてもできる
正当性をもちたい

という思いもありました。

銀行プロジェクトにおいて、
銀行へのアプローチについての
コンテンツを学びながら実践し、
切磋琢磨できる仲間がいる環境、
リーダーとしての立場があったからこそ
背中を押してもらえました。

最終的には、
【人×時間×コンテンツ】の掛け算効果によって、
ご縁を結んでいただけたと思っています。

変容進化の変遷
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社内で限界利益、
または粗利を共通言語にして、
生産性向上を支援しています。

この仕事をしていて
よかったなと思うのは、
相手の変化です。

「出口さんが関わってくれた
 
おかげで良くなった」
「経営数字がよくなった」
と言われた時です。

会社がよくなる。
① 場の空気 → 企業風土
② 収益構造 → お金
③ 先がイメージできる → 未来
これら3つがよくなるように、
これからも関わり続けたいと思います。

私自身30代前半くらいまで、
世の中を斜に構えていました。

人生で色々あったのも意味があった、
全ては今につながっている。

自分も相手の可能性も信じたい、
関わる方々の変化のきっかけを共に創り、サポートしていきます。

編集後記
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瀬戸内海が一望できるカフェで
取材をさせていただきました。

人は、涙の数だけ優しくなれる。

この記事は、
2022年出口 経尊さんの
Legacy(生き様)です。

これからも出口さんが
思いの丈、情熱を注げられるフィールドで
ご活躍されることをお祈りしております。

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<文責> 大宮10期 大橋 弘子
株式会社スタートアップウェイ 代表取締役
キャッシュフローコーチ

https://start-up-way.com/

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