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CFコーチの逸材発掘インタビューCFコーチの逸材発掘インタビュー

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税理士になると決めて、38年!
税理士法人ウィズ 代表税理士として18年。
法人名の由来は、共に成長し、共に発展しつづける
Growing Together

ミッションは、未来に向かって歩む会社と共に
“豊かさ”を実現する

中小・零細企業でいろんな大変なこともありながらも
前を向いて歩こうとする社長の役に立ちたい。
また、お客様も社員もいつか別れはきます。
そのような時に、社長から
「おたくに頼んでよかった」と言っていただきたい。
社員にも「この事務所で働けてよかった」
と言ってもらいたいです。
そこがベースになっているので、
社員が自分で得意なことをなるべく取り組み、
仕事を通じて成長し、経済的にも豊かになってほしい。
経営者としてはそこを目指しています。

税理士法人ウィズ 代表税理士
日本キャッシュフローコーチ協会 強化研修会実行委員長
キャッシュフローコーチ
橋本 秀明 さん
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みなさん、こんにちは!
大宮10期の大橋 弘子です。

東京5期の橋本 秀明さんを取材させていただきました。

人生の転機は「2回半」
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2022年10月
日本キャッシュフローコーチ協会
オンライン強化研修会、総合司会時の一コマ

橋本さんは、
税理士資格を取得されて、
30年超、大ベテラン税理士で
らっしゃいますよね。
振り返ってみると、橋本さんの
人生の転機はいつでしたか?

そうですね。
私の人生の転機は「2回半」です。

1回目は、
小学校5年、父の会社が倒産した時。

2回目は、
24歳で税理士試験に合格した時。

2回半の「半」は、
39歳の時に、税理士として独立した時です。

1回目の出来事は、
外的要因:自分にとって、不可抗力の出来事でした。

2回目の出来事は、
自分がその時におかれていた環境から判断して、
税理士を目指す選択をしました。

2回半の「半」、なぜ「半」で「1」回にならないのか?
自分で選択した出来事だからです。

税理士と出合ったきっかけ

橋本さんが「税理士」という職業を
知ったきっかけは何でしたか?

もともと手に職をつけたいという思いがありました。

大学入学後、サークルが決まってなくて、
保健体育の授業で隣の人に
「サークル決まった?」と聞いたら、
「決まったよ、会計学研究会。
 
最初2か月間で日商簿記の3級をとって、
 
そのあと会計学の論文を書くんだよ」
と聞きました。

当時、簿記など全く知りませんでしたが、
簿記の資格が取れるということで、その友達についていきました。

それから、日商簿記3級合格。
簿記を突き詰めていくと、その先に会計士とか、
税理士があることを知り、税理士を目指しました。

19歳での決断

橋本さんは、大学1年で大学を中退されて、
税理士試験合格に専念される道を選ばれたのですよね?

当時、二つの選択肢を考えました。

① 大学に行きながら、税理士試験合格のための専門学校へ行くか?

② 大学を辞めて、2年間、
 
税理士試験合格のための専門学校へ行って、早く税理士になるか?

① は、大学と専門学校の授業料で親に負担をかけてしまう。

② は、大学を辞めて2年間だけ、
税理士試験合格のために集中して、専門学校へ行かせてもらう。

親の負担を最小限にして、自分で何とかしたいと考えました。

「後2年間だけ専門学校へ行かせてほしい」と両親にお願いし、
税理士試験合格に専念する決断をしました。

いつかは独立したい
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事務所に入るとすぐ、目に入ります

税理士事務所での
17年間の勤務時代のエピソードを
教えていただけますか?

19歳から試験勉強をして、
24歳で税理士試験全科目合格前に、
5科目のうち3科目合格して、
事務所に入所しました。

若くても難易度が高い仕事を任せてもらえました。

例えば、30歳位の時、ある顧問先が上場し、
上場後も引き続き担当していました。

決算内容をディスクローズする前のミーティングは、
スピーディーな対応が求められ、
「検討します」は、許されない雰囲気がありました。

監査法人も参加するミーティングで、例えば、
不良債権がありました。
無税で償却して損金にできるのか?
でも、会計上は経費だけど税法上は有税、
税効果会計の対象になるのか、ならないのかの話。

「これは有税です」「これは無税でいけます」
と即答していかなければならないので、鍛えられました。

独立、そして共同経営がうまくいく秘訣!?

当時、同じ事務所の先輩に、今後の方向性について相談したところ、
一緒に独立することになりました。

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写真左:パートナーの代表税理士
田島 年男さん

個人的に共同で
(パートナーシップをもって)
経営していくことは、
難しいという印象がありますが…

パートナー同士の
組み合わせのタイプも
あるとは思います。

私がこうしたいとか考えて、
何かをやろうと
パートナーへ言うと、
「いいんじゃない」と言われることが多いです。

ただ、パートナーシップにおいて個人的に決めていることは、
パートナーが難色を示したことは、ひっこめようと思っています。
説得をしません。

これは、パートナーと話し合って決めたわけではなくて、
私の中で決めたルールです。

CFコーチとの出合い
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CFコーチ養成塾 東京5期の同期と
修了時に集合写真

橋本さんがCFコーチと
出合ったきっかけは何ですか?

長く税理士をやっていると、
顧問先に倒産する会社が
でてきます。

顧問税理士でありながら、
無力感がありました。

そのようなことがきっかけで、
財務とか経営の勉強を始めました。

経営の勉強は、主に、社長に頼られる、
相談されるようになるにはどうしたらいいか?
についての勉強でした。

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CFコーチ養成塾修了時に
代表 和仁 達也氏と

その勉強の一貫として、
CFコーチ養成塾があります。

CFコーチに出会ったきっかけは、
京都の近藤学先生の
「こがねむしクラブ」
に入っていて、
そこにCFコーチの方が
何人かいらっしゃいました。

たまたまCFコーチ協会の
Facebookグループの
成果報告を見せてもらって、同じ税理士で
「30万円の顧問契約が受注できました」という投稿を見て、
このセルフイメージの違いは何か?
何で、同じ税理士でこんなに違うんだ
「あのセルフイメージの世界観へ行ってみたい」
という思いでした。

税理士の世界観とCFコーチの世界観の違い

私は、税理士さんの世界観というのがわからないのですが、
CFコーチとどんな点が違うのでしょうか?

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2022年10月
日本キャッシュフローコーチ協会
オンライン強化研修会、
会の進行を見守る

CFコーチ養成塾に行く前の私は、
社長の話を聞いて、
雑談で終わっていたかもしれません。

ある取引先のサービス業の事例ですが、
最初は景気が良かったです。

しかし、厳しくなってきた取引先が
それまでの受注メインではなく、
自社で投資をして売上をつくろうとしました。
社運をかけるような投資でした。

当時の私は、
「今、売上が足りないから、
 
やったらいいですね」と答えていました。

しかし、その顧問先は、投資をした後、リーマンショックがきて
借金の返済ができなくなり破産してしまいました。

もっとしっかり、社長の投資の話を聞いていたら…

社長の思考の整理をして、多面的にリスクを考え、
複数の選択肢を一緒に考えた上での経営判断であれば、
破産までにはいかなかったかもしれない。

「単なる顧問税理士だけの関り方ではいけない」と思いました。

このように、同じような思いを抱えている税理士はいると思います。

CFコーチ養成塾に入塾後は、顧問先様向けに扱う資料も切り替えて、
何社かのお客様にはCFコーチングをさせていただいています。

社長の役に立ちたいと思っている方は、
和仁先生の理念を含めて、協会のメンバーはみなさん、
同じスタンスで取り組まれているから、
ぜひ、入っていただきたいなと思います。

コミュニティに入って情報交換ができる
各分野のプロフェッショナルの知り合いもできて、
一生の財産になります。

今後の方向性

CFコーチ養成塾がきっかけで、
橋本さんの世界観が変わったことがよくわかりました。
それでは、今後の経営者としての方向性を教えていただけますか?

◆ 社内向けビジョン
“楽しさ”を実感する職場を共に目指します。

※ “楽しさ”とは、
 
「夢中になれる仕事」と「称え合える人間関係」を通じて、
 
成果を分かち合いながら共に成長し続けている状態。
以上 社内向けビジョン

中期計画として「現在の規模の1.5倍」を目指しています。

1.5倍を目指す理由は、顧問先を増やすことで、
社員に新たな学びと成長する場を提供できる、

仕事の種類も増えるので、社員一人一人の得意分野を活かして、
楽しく仕事をしてほしいと思っています。

そのために、規模の拡大を実現していきます。

最後に、
将来的には、税理士法人ウィズを定年退職した人のOB会を創りたいと思います。

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社員旅行時の懇親会で乾杯!

OB会のメンバーが
月に一度集まって、
飲みに行くとか遊びに行くとか、
交流を続けていけたらいいな
と思っています。

先輩・後輩関係なく、
そのような関係性がつくれる
事務所を創っていきたいです。

編集後記
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インタビュー時、
左:インタビュアー大橋、右:橋本さん

橋本さんのエピソードで
忘れられない事…
CFコーチ協会の勉強会に参加時、
たまたま、橋本さんが書かれた
参加者アンケートを拝見しました。

そのアンケート内容に、
勉強会の講師に対して、
質問の記載がありました。

その質問とは、
「非常にいい勉強会でした。
 
このご恩をどうやってお返ししたらよろしいですか?」
と記載がありました。

私は、その橋本さんのご姿勢をアンケートで拝見して、
この方は、ご苦労された方だなと直感で思いました。

今回、取材させていただき、橋本さんの「あり方」は、
やはり、原体験にあることがわかりました。

手に職をつけたい!という思いから税理士になられて、
真に中小企業経営者の役に立ちたいというお志の形が、
現在の税理士法人ウィズさんだと思います。

これからも益々のご活躍をお祈りいたします。

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<文責> 大宮10期 大橋 弘子

(株)スタートアップウェイ
キャッシュフローコーチ
https://start-up-way.com/

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