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2019.01.24 広島強化研修会 ~営業力アップ実践講座~

2019.01.24

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2019年最初の強化研修会は広島!

皆様、こんにちは!

協会活動レポートプロジェクトの
福岡2期(大分在住)浦田 しゅんさく

京都1期(愛知在住)畑中 外茂栄です。

今回は、2019.1.23~24に広島で行われた、
強化研修会の内容をレポートします。

強化研修会とは?

日本キャッシュフローコーチ協会には、
様々なプロジェクトが発足しており日頃からメンバー間の交流が図られています。

その中でも1つの目玉となるのが強化研修会です。

強化研修会は年に4回(1月・4月・7月・10月)行われます。

メンバー間が直接顔を合わせ交流を図るともに、
コンサルティング能力を高め、
実務に直結する技術を習得できるのが強化研修会の醍醐味です。

今回は主に広島エリアの協会メンバーが中心となって
企画・運営をしてくれました。

キャッシュフローの神様(?)がいる宮島へ

まず地方強化研修の醍醐味である、
ご当地聖地巡礼レポート(?)を、浦田がお伝えいたします。

1月23日12:00、宮島口駅に集合し、
いざフェリーで宮島へ!

宮島といえば平清盛が建てた
「海に浮かぶ神殿と大鳥居の厳島神社」です。
御祭神は市杵島姫(イチキシマヒメ)さま。

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潮が引くとこんな感じ!

神仏習合(神と仏を同一視する思想)で、
弁天様として祀られており
[財運金運]の女神様。

キャッシュフローコーチにとっては、
聖地のようなスポットなのです。
とってもありがたい!

昼食はお好み焼きの名店「八昌」で
広島お好み焼きを、美味しくいただきました♪

お腹いっぱいになった後は、
神社南に位置する、弘法大師が開いた
『大本山弥山大聖院(だいほんざんみやまだいしょういん)』へウォーキング。

このお寺には
「一つだけなんでも願いを叶えてくれる一願地蔵」や
「一回しでお経一巻読んだ功徳を得る摩尼車(まにぐるま)」
などポイントがあり、みんなで日頃の自分と向き合い、
今年の目標を決意してきました。
とってもありがたい!

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海の中の大鳥居をバックに
1アクション3ゴール

夕方になると、海の潮が引き始めた宮島は、
厳島神社大鳥居から神殿まで、
参道が浮かび上がるのです。

ここぞとばかり私たちも
周りの観光客も浜辺に降りて、
参道を通らせて頂きました。
とってもありがたい!

心も体も癒されるお宿 菊乃屋
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素敵なお宿、菊乃屋さん
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驚きのサービス、
協会のロゴ入りのシャンパン!
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これもサプライズ!
鈴木二郎さんへのバースデーケーキ!

初日のお宿は、
広島キャッシュフローコーチ養成塾の
ファシリテーター、稲葉琢也さんの
クライアントでもある
『菊乃屋』さんです。

全国から馳せ参じ、
観光巡りでクタクタになった私たちに、
最高のおもてなしでご用意してくれました。

夕食懇親会、
菊乃屋さんから、まさかの
「ドンペリシャンパン」プレゼント!

これだけで終わらないのが
菊乃屋さん。
この日、お誕生日の
名古屋ファシリテーター
鈴木二郎さんに
「バースデーケーキ」をプレゼント!

今年もう一度この宿に泊まろう!と
誓いました。

成果事例発表:大阪4期 三上 次郎さん
~廃業・再生する際のファーストステップ~

続いて強化研修会の本編を、畑中がお伝えします。

今回の広島強化研修会は広島グランドプリンスホテルで行われました。

強化研修会は冒頭の15分ほどで、
会員メンバーの成果事例インタビューが行われます。

成果事例インタビューは、
メンバーの成果をインタビューすることで、
会員間であり方、やり方、成果、気づき、学びの場を共有します。

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左:大阪4期 三上 次郎さん
右:東京1期 熊澤 斉さん

今回の成果事例インタビューは、
成果事例切込隊の東京1期 熊澤 斉さんから、
大阪4期 三上 次郎さんに行われました。

三上さんは廃業コンサルタントとして、
多くの会社と廃業と再生に関わっていらっしゃいます。

関わっている会社の多くは売上や利益が減り、
銀行への返済も滞っているような会社です。
イメージしやすいのが「存続ピンチ会社」です。
そこから再生へと導く支援をされています。

15分間という限られた時間の中で中心となったのは、
廃業・再生する際のファーストステップとしての「ヒアリング方法」です。

ヒアリング方法も複数ご紹介されていましたが、
その中で1つ印象に残ったコーチング手法をご紹介いたします。

それは、「逆ビジョナリーコーチング」という手法です。

通常のビジョナリーコーチング
(キャッシュフローコーチ流のコーチング手法)では、
クライアント側の持っている情報を整理しながら、
気づきを与えたり優先順位をつけ、
より良い状態へ導くことが主な目的になります。

一方で今回の逆ビジョナリーコーチングとは、
「他力本願の逆転満塁ホームラン話を排除する」ことを目的に行います。

クライアントの真の課題を見つけ、最悪の事態を想定し、
最重要事項で守るべきものを特定するために、この手法を使っているそうです。

三上さんによると、
「大切なものを特定しているから、抜本的な解決策が策定できる」

「起業の数以上に廃業の数がある」

「経営者はお金に追われて、正しい優先順位がわからなくなっている。
 
経営者の最も大切な仕事の決断のお手伝をできるのが、
 
我々キャッシュフローコーチである」

とのこと。

廃業と再生の局面で、経営者に寄り添っている
三上さんの成果事例報告から、多くの気づきと学びを得られました。

協会の2019年のアクションプランと各プロジェクトのご紹介

続いて和仁先生から、
協会の2019年のアクションプランについて共有がありました。

今年の2019年のテーマは、
“一段上のレヴェルの「安心安全ポジティブな場づくり力」の発揮
 ~ 1000人体制を見据えて ~”です。

協会の様々なプロジェクトや協会研修会の説明、各地域の養成塾の開始時期、
地域勉強会、MVPコンテストの開催時期などを共有しました。

続いて各プロジェクトのリーダーから、
各プロジェクトのご紹介がありました。

協会は「コミュニティ in コミュニティ」で、
自立的かつ主体的に運営しています。

協会というコミュニティの中に、現状で14個のプロジェクトがあり、
日々積極的に活動を行っています。

プロジェクトの数も増えてきたため、
今回は各プロジェクトを一枚で要約した、一覧表が配布されました。

私も入会した当初は、プロジェクトやイベントが多すぎて、
よくわからず困ったことがありました^^;

このように、1枚で1年間の動きが見えるアクションプランや
プロジェクトの一覧表があるのと無いのでは、
実世界の活動の仕方や感じ方がガラッと変わってきます。

この1年も協会活動を楽しんでいきたいと思います。

メイン講義
―営業力アップ実践講座CFコーチ契約が売り込まずに決まる!―

続いて和仁先生から本日のメイン講義、
― 営業力アップ実践講座:キャッシュフローコーチ契約が売り込まずに決まる!―
が始まりました。

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代表理事 和仁先生の講義

和仁先生は、大のプロレスファンで、
「プロレスから学ぶビジネス理論」として、
プロレスの場面に例えて
説明をしていただくことが多々あります。

そこで一つのキーワードが飛び出しました。

プロレスの内藤 哲也選手がよく口にしている
「トランキーロ!」です。

内藤選手は、新日本プロレスに所属している
人気プロレスラーです。

内藤選手は、頑張っても成績を残しても
なかなか人気が出ない時期が続きました。

そんな時期に、内藤選手はメキシコ遠征にいきます。

そのメキシコの現地の仲間のプロレスラーから
言われた言葉が「トランキーロ」でした。

トランキーロとはスペイン語、
日本語で「焦るなよ」という意味です。

当時の内藤選手は焦っていました。

「どうやったらもっとファンに喜んでもらえるんだろう…」
「どうやったらもっとファンに評価してもられるんだろう…」

そんな内藤選手に、仲間から

「トランキーロ!トランキーロ!!」

焦るな、焦るな、と声をかけられていたそうです。

メキシコの選手は皆、自由奔放にプロレスをやり、
心から楽しんでいた。

それを見た内藤選手も、
まずは自分が心からプロセスを楽しもうと思いました。

この瞬間、内藤選手の「あり方」が変わったのです。

日本に戻った内藤選手はあり方が変わり、
口から出る言葉が変わりました。
そこから一気にブレイクしたのです。

これは協会が提唱していることとまさに同じです。

「比べるのは過去の自分」
「自分サイズのアウトプット」

人の目を気にするのではなく、
自分がやりたいことをやる。

そして、このトランキーロは営業においても当てはまるのです。

「ここで一気に伝えなきゃ」
「全部説明しなきゃ」

このように営業の場面において、
焦りすぎている可能性があります。

営業の場面においても
「トランキーロ!」が一つの合言葉になります。

営業の型6ステップと見通しの立て方
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真剣に講義に耳を傾ける協会メンバー!
強化研修会は会員の実務力を高め、
交流を図る場になっています

和仁先生が多くの協会メンバーから受ける質問で、
こういった質問を多く受けるそうです。

トーク方法、話すタイミング、アポの件数…

こういった質問を多く受ける中で、
本質的な営業の悩みが生じる真の理由が、
2つあると気づいたそうです。

それは、

1.営業の型を知らないから
2.どれだけの量をこなせば成果が出るのか、見通しが立たないから

今回の強化研修会では主に、
この営業の型と見通しについて学びました。

まずは営業の型についてです。
営業の型は全部で6ステップあります。

Step1.前置きトーク:相手の適切な心構えをつくる
Step2.お困りごとリサーチ:お困りごとトップ3起点でアプローチ
Step3.許可確認からのコンサルプランの提示と共有:相手起点で
Step4.許可確認からのキャッシュフローコーチの説明:聞く姿勢をつくってから
Step5.メニューと価格の提示:選択肢と提案、理由
Step6.クロージング:二者択一かつ2ステップ

自分自身に当てはめて考えてみても、
できている部分もあればできていない部分もあります。

どれも大切ですが、
自分のなりのポイントを凝縮すると下記の3つです。

「相手のお困りごとトップ3目線」
「相手の心構えと聞く姿勢を作る」
「提案の許可を取る」

何をどのタイミングで話すことも大切ですが、
それ以上に相手の立場に立つことが大切だと、再度確認できました。

続いて、成果の出る見通しの立て方についてです。

小さな成果を生みために、
まずは1歩を踏み出す、心構えについて学びました。

ここでは講義中に印象に残った
「人が物事を先送りする3大条件」についてご紹介します。

成果を出すためには行動が必要です。
その行動も少しばかりの行動では成果は見込めません。
量稽古が必要になってきます。
ところが「三日坊主」という言葉もあるくらい、
継続して行動し続けるというのは大変なことです。

この原因と対策について学びました。

物事を先送りするの3つの原因とは

① いつやっても良い
② 強制力が無い
➂ めんどくさい

そしてこの3つの対策として、

① 日付、スケジュールを入れる
② 報告をする・受ける
➂ 今すぐ15分だけやる

ということを学びました。

量稽古が大切!と頭の中でわかっていても、
行動しなければ成果は生まれません。

まずは小さな一歩を踏み出し、
継続していくことが大切ですね。

「真の営業力」が備わっているコンサルタントへ

「営業」と聞いてどんなことをイメージするでしょう?

売り込む行為?
相手が嫌がる??

人によってはこういったことを連想するかもしれませんね。

まずは「営業」と「真の営業力」の定義を揃えておきましょう。

営業とは、
「こちらの商品・サービスを売り込む行為」
ではなく、
「相手のお困りごととこちらのサービスを
 
マッチングするお見合い」
のことです。

真の営業力とは、
「相手のお困りごとが解決してビジョン実現に近づく情景を、
 
本人より一足早く先取りしてありありとイメージし、
 
その映像をストーリーに乗せて伝える力」
です。

この2つの定義を整えておくことで、
営業に関わる人は、もはや売り込みという概念すらなく、
相手のお困りごとの解決、
そしてビジョン実現をサポートするパートナーとして、
関わっていくことができます。

今回の強化研修会で学んだ営業力で、
より広く深く価値を届けていきたいと思います。

最後は恒例の延長戦
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しっかり学んだ後は延長戦(懇親会)!
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100人以上の協会メンバーが
広島の地に集結!
2019年も協会活動、
楽しんでいきましょう(^^)/

強化研修会の後は恒例の延長戦(懇親会のことを
協会では、延長戦と呼んでいます)です。
今回は広島グランドプリンスホテルで行われました。

今回の強化研修会は、
全国から100人以上のメンバーが集結し、
直接顔を合わせて交流を図ることができました。

また今回は広島チームのメンバーが中心となり、
半年以上に渡って、
様々なおもてなしプランを
ご用意していただきました。

広島チームの皆様、
どうもありがとうございました。

2019年も、
協会活動を楽しんでいきましょう!

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<文責> 福岡2期 浦田 しゅんさく(大分在住)
    
京都1期 畑中 外茂栄

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