2019.10.19
みなさん、こんにちは!
東京5期の中薗輝です。
今回は、2019年10月19日に行われた、
JV Summitについて、
レポートしていきます!
今回でもう12回目のこのイベント
発案者である、推進サポーターの
三井住友海上あいおい生命保険(以下MSA)の
勝並支社長主導のもと行われます。
(お休みのなか、企画していただき、勝並さんありがとうございます!)
毎回MSA様の会場もご提供していただき、とても感謝しています。
JV Summitは、JV(ジョイントベンチャー)を実践している方の発表や、
JVについて討論、Q&Aなどを行い、
JVをどのように使えば、自身の本業発展に寄与できるのか、
どう協会が発展していくのか、
などを、約4時間で考える濃密な場でもあります。
その場に身を置くことで、周りに引きあげられ、
自分のやりたいことがどんどん見えてくる、
明日からすぐに動きたくなる!
そんなイベントです。
私自身、養成塾が終わったあとの第10回から、かかさず参加しており、
このイベントの充実度を実感しています。
今回は、どんな化学反応が起こるのか、
楽しみです!
まず初めに和仁先生から、
JVとキャッシュフローコーチ(以下、CFC)の
関わり方についてのセミナーがありました。
ここでは、なんとCFC5大スキルに
匹敵するかもしれない、
もうひとつのスキル
「JV実践力」についてのお話がありました。
CFCが、JVを意識してクライアントの事業について
考えることにより守りだけではなく、
攻めにも関わることができるというものです。
「JVでは、目に見えるマッチングだけを
意識しがちだけれども、
その土台となるスキームと条件整理がより大切である」
という言葉がありました。
JVをうまく使うことにより、CFCの価値がさらに高まると実感しました。
というのも、
CFCはクライアントの数字だけではなく、
ビジョンもわかっています。
そのクライアントが、どんなJVを行えばビジョンからずれず、
爆発的に成長できるのか、その成長を想像しつつ、
クライアントと一緒に考えて、JVのスキームを構築することにより、
価値が増大するはず、と思いました。
また「本棚理論」も登場!
もやもやしているものを言語化して、整理・体系化することにより、
1~10まで説明しなくても通じるというものです。
たとえば、今回のJVとCFCの関わり方を、本棚理論で整理すると…
1.協会としてのJV
2.CFCとしてのJV
3.クライアントにJV実践の支援
JVという言葉でひとまとめにするのではなく、
JVをもっと細かく整理・体系化することにより、
CFCがどう関わっていくかというものが、わかりやすくなります。
「定義をすることにより、JVの価値に気づく人が増える」(佐竹さん)
「事業承継のマッチングができるんじゃないか。」(橋本さん)
「会社がある事業を考えたとき自社でやるのか、外部の力を利用するのか
気楽に話ができる、活性化するとJVはパワーになるのではないか。」(田中さん)
など、色々な意見が出てきて、一人では思いつかない考えが出てきました。
さすがの場の力です。
続いて、銀行JVについての発表が
リーダー三上さん(代理で佐竹さん)から行われました。
銀行JVは、参加人数が100名以上いる
大規模プロジェクトであり、
Zoomで一同に会することができません。
そのため、班ミーティングで、
ひとつのテーマについてディスカッションをして、
全体ミーティングで各班の発表と、
銀行出身者からのレクチャーがあります。
10月までは、
銀行のビジネスモデル、強み、弱み、
銀行員として話をしていてCFCが困っていること、
銀行のお困りごと、
などをテーマにしてミーティングしてきました。
次回は、いよいよ銀行のお困りごとを理解した上での、
次のアクションをテーマにミーティングをするとのこと。
銀行員のお困りごとや、CFCとして提供できることなどを整理してから、
具体的なアクションを考える、というのはより効果がでるアクションが見えてくるので、
どんな内容になるのかワクワクしてきますね。
次は、美容室CFプロジェクトについて、
リーダーである、佐竹さんが再登場!
佐竹さんがCFCとして、
JVをどのように活用しているかの発表です。
佐竹さんが、独自に作成したツールである
「JV実践検討シート」
で、佐竹さんが行っているJV案件を
発表していただきました。
コンテンツホルダー、マーケットホルダーは
誰になるのか、JVで重要な相手先の
メリットなどを整理して一覧になっている、
とてもわかりやすいシートになります。
細かいけれども、着実に相手のメリットがあることを愚直に行うことにより、
やることは、まだまだいくらでもある、
と自信をもって佐竹さんが語っていたのがとても印象的でした。
このJV実践検討シートをもとに、
各班で自身だと、なにができるのかを整理することに。
家に帰ってしまうと、つい仕事の忙しさでやらなくなってしまうことを、
場の力を使い始めの一歩を踏み出します。
やはり場の力は、大切ですね。
つぎは、勝並さんの
リスクマネジメントについてのセミナーです。
冒頭に先日の台風のことに関連して、
ハザードマップについて、
お話がありました。
「自分のハザードマップだけではなく、
クライアントのハザードマップも確認しましたか?」
私は、自分の地点だけしか確認しておらず、
クライアント先のハザードマップは、
確認していませんでした。
クライアント先を守るという視点というのはとても大切なことだな、と感じました。
そして、引き続き先日の台風でのことを関連し、
CFCと水災との関係性のお話がありました。
「知らなかったが一番怖い!」
え?そんなはずではなかったとならないように、
加入内容の確認が必要であり、
適切な保険を設定することにより、
ちゃんと補償が支払われ、そして保険料のムダにもならない。
それを整理しつつ、
水災による営業停止となったときのブロックパズルを用いて、
リスクマネジメントを意識させることは、
CFCならではの、クライアントを守る手段でもあるな、と思いました。
最後に和仁先生、勝並さんコラボによる
公開Q&Aコーナーです。
コンテンツホルダーとしての和仁先生、
マーケットホルダーとしての勝並さん、
この2人のJVについてのコラボ公開Q&A!
豪華です!
それぞれの班で、ひとつのお困りごとを出し、
それを和仁先生、勝並さんがそれぞれの立場から、
即興で答える形式になります。
1班の代表お困りごとは、
「セミナーで使うコンテンツの枯渇をどう防ぐか」(堀さん)
2班の代表お困りごとは、
「どうお声かけすると相手がストレスなくアプローチできるのか」(早川さん)
私として、一番気づきを得られたのは、1班の質問に対する勝並さんからの回答です。
セミナーで使うコンテンツを、毎回同じネタを行うことにより、
マーケットホルダーが、またこのテーマか…と飽きないのか不安でしたが、
マーケットホルダーとしては、
同じコンテンツである方が、長い実績がでているので安心、
情報提供型ではなく、JVの目的は顧客獲得であるため、変えないほうが目的を達成できる、
という視点は、なるほどと思いました。
和仁先生も同様の考えで、
テーマがころころ変わると、そのたびに講師のテーマに対するクオリティを、
セミナー担当者が確認しなければならないので、同じテーマ1本勝負で、
長く実績があるセミナーのほうが安心するということです。
「コンテンツの枯渇は枯渇してよい」というのは、
新しい視点を得られました。
ほかの参加者もうなずきながら、
メモを取り続けます。
そして延長戦!
延長戦では、JVsummit本編でのこと、
ふだん抱えているお困りごとなどの意見交換タイム!
お互いリラックスしている中での
会話は、盛り上がりますね。
こうして充実した1日とともに夜はふけていきました。
次回は、
2月15日!
スペシャルセミナーもあるとのこと。
つぎも必ず参加します。
みなさんも、ぜひこのクオリティタイムを実感しに来てください!
<文責> 東京5期 中薗 輝
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