2021.10.23
みなさん、こんにちは!
東京7期の藤原 公子です。
今回は、2021年10月23日に行われた、
JVサミットについてレポートしていきます!
4時間とっても濃厚な時間でした。
最初に、JVサミットの推進サポーターである、
三井住友海上あいおい生命 勝並さんの
多大なるご協力の元で開催されていることに、
心から感謝申し上げます。
JV(ジョイントベンチャー)の
実践報告やJVについて討論、Q&Aなどを行い、
協会のJVプロジェクトへの関わり方や、
JVを自身の本業発展に寄与できるのか、などを考える場です。
それでは、スタートです。
和仁先生によるオープニングトークからです。
「みなさん、こんにちは!
このJVサミットも長い歴史ですよね~。
来年にはなんと20回目を迎える
ということで歴史を感じます」
と、感慨深そうにお話が始まりました。
「元々日本キャッシュフローコーチ協会もそうだし、
キャッシュフローコーチ養成塾は
そもそもJVで成立してたんです」
新規のみなさんのために歴史の振り返りをしてくださいました。
<歴史の振り返り>
10年前に、勝並さんからの依頼がきっかけ
勝並さんは、和仁先生の超★ドンブリ経営の本を読んでいました。
・相談内容
税理士代理店の中には、
保険を売れる税理士さんと、売れない税理士さんがいる。
税理士代理店に向けて、養成塾形式で開催してもらえないかとの相談。
・当時、養成塾形式のノウハウもそんなにない中迷う和仁先生は、
脱★ドンブリ経営セミナーを3回ほど開催。これが好評!
勝並さんより、やはり養成塾スタイルでと打診。
・和仁先生が「これならできる!」と決めた理由は、
勝並さんからの有難い申し出。
税理士代理店はそもそもお客様がいる。
事務局もやります。東京と大阪に会場もあります。
その言葉で、コンテンツをしっかりと作ればできる!と判断。
・東京0期開始。ほとんどの方がメソッドで成果を!
そして、東京1期、大阪1期が始まる。
JVの概念がなかったら、今がなかった。
こんな経緯があったのですね。
和仁先生と、勝並さんは、10年以上前にJVを世の中に広めた
「ジェイ・エイブラハム」セミナーでお互いがたまたま学んでいて、
その後、No.1コンサルタントスター養成塾で出逢って相談を受けたようです。
この二人の出逢いがなければ、養成塾は生まれず、
私も素敵なお仲間と出逢うこともなかったのだと思いました。
「いよいよ次のステージのJVの活用をひしひしと感じる!」
と、話が続きます。
JVのスタイルは、常に固定的なものではない。
キャッシュフローコーチ同士、
マーケットホルダーとコンテンツホルダー。
時には中間のコーディネーター。
コンテンツもマーケットも持っていないけど、
双方を組み合わせて企画する立場。
これからは、第三レベルのJVを実践していきたいと思っている。
これができているコンサル集団はみたことがない。
これができると、ビジョンとお金の両立する支援にとどまらず、
あらたな価値を世に広めるという別の価値まで
届けることができるというステージにいきます。
と、熱量高く、お話をされました。
詳しくはMVPコンテストでお話されるそうです。
楽しみですね。
最後に、
「JVサミットは、教科書から学ぶ場ではなく実践から学ぶ場」
で希少価値が高い場。という言葉で終わりました。
この言葉、ずし!っときました。
実際に実践された方から直接学べる!
凄いことですよね。幸せだなあと思いました。
それでは、「実践から学ぶ場」のお届けです。
<JVチーム運営で必ず通る道、どのように対応したのか?>
~やりながらだんだん形が見えてくる~
チームリーダーの竹田さんからの発表です。
デンタルCFチームの概要から説明を!
いつ聞いても素敵な声ですね。
株式会社プラネット 小池会長様の
新規開業セミナー上映会は
参加したことがありますが、
たくさんの気づきと感動の連続で、
泣きそうになりました。
さて、ここから本題です。
デンタルCFチームミーティングの動画を
見ながら進めていく形式で始まりました。
和仁先生から今回のテーマの
背景についてお話がありました。
「JVやっていると必ず直面する出来事が
あると思うんです。こういうことがありました。」
プラネットさんと一部同じ商品を扱っている
別会社からセミナーの依頼がありました。
もしくは、紹介があって
セミナーをする機会がありました。
これどうでしょうか?
というテーマでした。
これは実際に、大久保さんが
直面した案件のご相談だったそうです。
世間一般の話からすると、と、
わかりやすく置き換えて話は続きます。
世間一般の話からすると、A社とJVしていて、
ライバルB社ともJVするというのが、許される場合と
許されにくい場合がある。
利益相反する場合があり、デリケートな話。
・A社ともB社ともJVするのは節操がない
・マクロ的に見てA社だけではなくB社ともする方が
世の中のために良いという俯瞰的な見方、良い悪いではなく、
捉え方によって、色々な解釈がでてくると思う。
さて、この時に、どう考えますか?
というお話でした。
・前提条件として専属JVとして運営しているかを
明確にする。その上でライバル社とCFCがJVする
メリット意義を精査⇒プラネットに相談
・とりあえず両社から話を聞き、
報連相をしっかりしながらの対応になるか?
自分の商品が尖れば尖るほど、
ニーズは高まるので。
顧問契約などを結んでいるか
どうかも判断材料かな?
・商材が重なっていないので
むしろプラネットさんにもメリットなのでは。
などなど、みなさんから意見がでました。
動画を進めて、どのようになったかを見ました。
株式会社プラネット 内山社長様と和仁先生、竹田さんと打ち合わせをされて、
プラネットさんとしては、うち以外と組むなというつもりはないけれど、
社員の印象の方が心配ということでした。
ということで、抽象度高めのガイドラインを作られました。
チームとして基準が決まった瞬間です!
デンタルCFチームのCFコーチが、
プラネットさん以外の歯科関連会社と組んで
セミナーをする場合のガイドラインを下記に示します。
1.CFコーチが他社と組んでセミナーなどをすることが、
デンタルCFチームのビジョンを後押しする形になっていることを目指す。
2.セミナー前は、
「立ち位置の表明」と「知の系譜」を明言した上で行う。
(立ち位置の表明の例)
「プラネットと日本キャッシュフローコーチ協会の
ジョイントベンチャーで取り組むビジョン
「魅力ある豊かな歯科医院を目指す」と、
その取り組みの中で歯科医院のみなさんにお伝えしている
ノウハウやメッセージをお届けします」
3.デンタルCFチームの誇りを持ち、JVパートナーの利益に偏り過ぎて、
顧客(医院)の利益を損ねることにならないよう留意する。
動画が終わって竹田さんから数名に感想を!
・CFC協会の想い、基本を忠実にやっていくと言語化されて
基本は大事だと感じた。
・すでに同業他社とJVをされている人が
CFCとして入ってくる可能性もあるので、
考えていかないといけないのかなと思う。
など。
勝並さんは、プラネットさん側として聴かれていたようで、
今まで一緒に作ってきたということを話してもいいということを
承知してくれる人であれば良いのでは。
というお話でした。
次に、竹田さんから事例共有です。
顧問先の医院でミーティングに
参加したときのお話でした。
手書きの予約台帳のことがテーマで
その話を聴いていた竹田さんは、
プラネットさんの商品で解決できるのでは?
とプラネットさんとともに提案をして喜んでもらえた。
というお話です。
その提案をできたのも
今までの情報収集が役に立ったということ。
そして、先生のビジョンも聴いて患者さん、医院のスタッフさんに
何ができるかということを常に考えてサポートされていることを伺い、
その姿勢に感動しました。
和仁先生からまとめの一言
★面と面とのJVの場合、ポイントは2つある
・ビジョン起点であること
・正々堂々とやるということ
そして、「あり方」起点が問われてくる。
チームで動いたら動いたなりに、今回のようなことがおきてくる。
その時に、リーダーが指針を示せるかどうかが大事。
リーダーは、言語化するスキルが必要になってくる。
数字の力もとても大事、それと同等以上に言葉の力が大事。
言葉の力が整っているとみんなが同じ方向を見れる。
と締めくくりました。
次は、銀行プロジェクトリーダー
出口さんからの発表です。
いつものダース・ベイダーのテーマにのって、
1分間動画から開始です。
いつもほっこり笑顔になりますね。
銀行JVプロジェクトメンバーの愚直な実践の
投稿をピックアップされての説明がありました。
ちょっとしたことから失敗談、成功談などの投稿で
非常に盛り上がっていて、
そのコメントのフィードバックが暖かい。
コンサルとして社員さんに関わる中での
練習にもなっているとのお話がありました。
フィードバックは、
とても大事だなあと気づかされました。
続いて、投稿からのピックアップ!
青りんごさんこと大橋さんの投稿からです。
切り返しトークについて学びました。
コロナで3店舗同時研修ができない
と言われた時に、どう切り返したか?
「1店舗ずつ行きますよ。
私、気力と体力だけは誰にも負けません。」
切り返しトークのコツは、威迫、脅迫にならないように、
シナリオを描いてその場で考えている。
これを言ったらガハハになるのが降りてくる。
だそうですよ。笑いの力は凄いですね。
それでは、メインスピーカーの登場です。
無免許ライダー2号の飯尾さんです。
ミーティングで大好評だったようですよ。
漫談が?
ノリノリの音楽から始まりました。
飯尾さんは、地銀さんとのJVが成立するまでの
長い道のりをお話いただけました。
支店長に繋いでもらえない・キャッシュフローとか
もうやっているから・企画系の人だよね?
などなど言われながらも、
2年の時を費やして関係性を築いてきました。
飯尾さんは諦めなかった!
そこで!銀行JVに参加されました。
大橋さん、梅田さん、大久保さん、三上さん、出口さん、勝並さん、
みなさんからの学びと勇気をいただいて、
キャッシュフローコーチの原点へ回帰をされて再度挑戦!
それでも撃沈、轟沈。
私なら完全に諦めていたかもしれません。
そして、さらに、三上さんのメソッド、前山さんの本を勉強されました。
さらに挑戦!
今度は、資料にビジュアルを整えて持参。イラストは専門分野ですね。
ようやく、ようやく半年後に研修を開催できるまでになりました。
地銀本部へ、バンザイ突貫攻撃をされました。
現在は、研修を実施後、支店での関係構築へ。
社長さんを横並びで一緒に支援するという姿勢など、
たくさんの気づきから、無免許ライダーならではの立ち位置を確立されました。
もう感服でした。
「諦めない」ということの素晴らしさを強く感じました。
休憩をはさんで、
次は、事例ストーリー大解剖の時間です。
勝並さんがお色直しをされました。
・大阪2期 佐竹さん
・東京7期 水野さん
・東京5期 橋本さん
・大阪4期 三上さん
からです。
では、大阪2期の佐竹さんからの発表です。
JVの歴史をお話いただきました。
・美容メーカーさんとJVを組んで
美容室にキャッシュフローコーチの
サービスを提案していくことで、
美容メーカーさんとセミナーや勉強会をしながら、
最終的に営業さんにセミナーを
行っていくということになりましたが、
組織変更で現在ペンディング。
・1BK1支店と関係を組んで
1担当の方と組むことで紹介が生まれた。
同じ支店の後任、同僚と複数接点ができてお互いに協力関係に。
・飲食店のクライアントさんが、別の地域での
イベント会社さんとJVするにあたり毎月のVCでサポート。
クライアントのJVをコーディネートするときは、
「あり方」の整理をされているというお話でした。
やはり「あり方」が大事なのですね。
次は、我が同期、
東京7期の水野さんの発表です。
東京2期の林さんとのJVを成功されたというお話です。
お互いが社労士さん同士で、
どのようにJVを成立されたのでしょうか。
運送業専門のセミナーをされようとしている
林さん、水野さんは、逆にたまたま
運送業の賃金等の仕事をしていた。
水野さんは、誰かにSDGsのコンテンツの
手伝いをしてほしいと思って卒塾後に林さんにアプローチ。
なんと!初めて出逢った日は、クリスマス!
ロマンチックですね~。
それからは意気投合。
林さんからたくさん人を紹介してもらって、
水野さんも運送業の人を紹介するという
協力関係に発展。
お互いに社労士なのに、
どのように紹介しあっているの?
水野さんは、今は社労士の仕事を
していないので、問題ない。
今回、林さんに紹介していただいた会社に
SDGsのセミナーをすることになった。
お互いに時間をかけてお互いの強みを磨きとても良い関係になった。
というお話でした。
お二人の関係がとっても素晴らしいです。
新たな事例で、これからが楽しみですね。
次は、東京5期の橋本さんからの発表です。
会員を抱える税務顧問先から、会員さんからの
税務の相談に回答ができないということで
相談を受けるようになり、無償で回答していたところ、
会員さん向けにセミナーを
開催してほしいという依頼があり、
開催するようになったそうです。
目的は、会員サービスの向上と、
経営が安定してくれば、
離脱防止にも繋がるということで、
延べ8回400名に参加していただけたとのこと。
セミナーについての、宣伝や集客も顧問先が担当。
橋本さんはコンテンツ提供のみという美しすぎるJVです。
個別相談から顧問契約も獲得されています。
とてもきれいな流れですね。
最後のとりは、ダース・ベイダー卿の登場!
大阪4期の三上さんからの発表です。
三上さんは、ご存じのとおり、
経営的に苦しい企業さんを得意とされています。
そこでは、保険に入っていると
必ず見直しをされているそうです。
その時に、キャッシュフローコーチの
保険代理店をされている方と協力して、
目的にあった保険に入るように薦めているそうです。
なぜキャッシュフローコーチかというと、
ちゃんと財務がわかる人じゃないと難しいのでということでした。
もしくは保険代理店の方を教育しながら組んでいるそうです。
教育しながらって素晴らしいですよね。
JVサミット、とっても濃い時間でした。
今回にテーマをあえてつけるとすると
「すべては人のあり方」でしょうか。
人と人との関係性とあり方がとても大切だと
いうことがあらためてとても勉強になりました。
そして、今回現役塾生も参加されていまして、
たまたまブレイクアウトルームでご一緒になりましたが、
しっかりと把握されていて、質問も的確で頼もしかったです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は、2022年2月19日(土)。
リアル開催の場合は、
プロカメラマンによる写真撮影会もありますよ。
そして、栄えある第20回記念大会は、
2022年6月18日(土)です。
今から手帳に記載しておいてくださいね。
<文責> 東京7期 藤原 公子
人と人をつなぐ「ラビッツ村」運営
村長「らびっこ」とともに誰もがイキイキと笑顔で自分らしく
生きていきやすい社会を目指しています!
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