コンサルで軌道に乗ってから税理士になった事例
2023.05.01 執筆者：和仁 達也
キャッシュフローコーチ日本キャッシュフローコーチ協会税理士養成塾
「税理士として顧問先に関与しながら、
経営面も支援したい！」
という【税理士】の人に、
一足早く、それを実現した人の
事例をお届けします。
従来は税理士をやっていて、
後にコンサルタントに転身すると言う
ケースはよく聞きます。
今回はその逆で、
コンサルタントとしてクライアントを
抱えていながら、12年越しで税理士になった
人の事例ストーリーを紹介します。
あなたの勇気になればうれしいです。
コンサルで軌道に乗ってから税理士になった事例
もともとは会計事務所に勤務していた伏見司さん。
たまたま所長の机の上にあった
和仁のセミナーチラシを目にし、
参加したのがコンサルタントの道に進
むきっかけでした。
その後、キャッシュフローコーチ養成塾の
大宮ファシリテータ講座に入塾し、
卒業後に2件のコンサル契約を獲得します。
そしてキャッシュフローコーチの先輩から
独立を進められる中で、2年後の33歳で独立。
税理士の仕事よりも、
経営者が未来に向かって進む支援がしたい
と考え、コンサルティングを主軸に
置くことにしました。
独立後3ヶ月でクライアントは3社になり、
やがて歯科を中心に10社になりました。
キャッシュフローコーチ養成塾で学んだ、
逆算での計画の立て方やあり方を
重視する考え方、
そしてアドバイスではなく質問によって
本人の気づきをもたらす関わり方が
クライアントに喜ばれ、
コンサルのスタイルが出来上がりました。
特に伏見さんは「聴き方」に重点を置いていて、
「何かを与えよう」
「アドバイスしよう」
と言うスタンスではなく
「相手は何を問題としているのか？」
「問題の根っこは何なのか？」
「本当の意図は何か？」
などに意識を向けながら、
先入観なくフラットに聞く姿勢が
クライアントに喜ばれているとのことです。
伏見さんは税理士の資格に着手してから
取得するまでに12年かかりました。
すでにコンサルタントとして
本業が成立していたにもかかわらず、
なぜ税理士資格の取得をあきらめなかったのか
を尋ねてみました。
「普通は
『税理士をとって、クライアントを得たい』
と思うのだと思いますが、
私はそうではありません。
専門的なことは他の税理士に
お任せする関わり方をする予定です。
それなのに税理士を取った理由は、
例えば銀行への信頼が高まることなど、
社会に与える影響力を増すためです」
わたしは伏見さんの話を聞いたとき、
「何が幸いするかはその時には
わからないものだな」
と感じました。
12年間のプロセスにおいては、きっと
「こんなに頑張ってるのに、
なぜ資格が取れないのか」
と言う苛立ちもあったのではないかと推測します。
しかし早めに税理士が取れるよりも、
コンサルタントとして納得の報酬や
やりたいことが確立した上で資格が
得られたことにより、
資格の枠にとらわれない自由な関わり方
ができるのではないかと感じました。
今では親族からのご縁で幼稚園の経営も担い、
そこにキャッシュフローコーチと税理士と言う
3つの柱を両立させる特異なポジションに
身を置いています。
そんな伏見さんならではの
今後の活躍を注目しています。
そしてわたしは、伏見さんの話を聞いて、
彼のように
・税理士として関与しながら、
顧問先を経営面でも支援したい！
との思いをお持ちの方なら、
このＣＦコーチ養成塾がお役に立てることを
実感しました。
そんな方には、
塾への参加を検討してもらえたら
いいなと思っています。
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内容や日程、金額などの詳細はこちらです。
■ファシリテーター講座
（和仁の講義動画を使ってファシリテーターが解説）
