資格にとらわれず、真にやりたいことを探求する税理士の話
2021.07.10 執筆者：和仁 達也
キャッシュフローコーチ日本キャッシュフローコーチ協会独立税理士養成塾
将来の職業を選ぶ際に、
「中小企業の社長に頼りにされたい」
「経営数字で社長の本業の役に立つ
相談相手になりたい」
と志を持ち、それができる仕事と思って
税理士になったものの、
いざ、仕事を始めてみたら、
未来の話より過去の数字の後追いで、
社長と話す機会はほとんどなく、
「自分が思っていたのと違う！」
と葛藤している人は少なくないようです。
彼らが口々に言うのは、
「書類作成だけではなく、
社長と会話ができるようになりたい」
「経営数字に関わる専門家として、
経営判断や利益アップに関わる話も
できるようになりたい」
「ただ、我流では不安なので、
ちゃんとした型を学びたい」
ということで、そんな方たちが
「キャッシュフローコーチ養成塾」にも、
多く受講され、目立つようになりました。
そこで、彼らに「なぜ参加したのか？」そして
「実際に参加してみてどんな良いことがあったのか？」
を率直に聞いてみることにしました。
あなたのコンサルティング活動のヒントになれば
幸いです。
資格にとらわれず、真にやりたいことを探求する税理士の話
税理士としてキャッシュフローコーチになった
公門章弘さん。
もともとコンサルタント志望で、
大学時代に教授から
コンサルティングをするのであれば、
中小業診断士か税理士かの選択の中、
税理士を勧められて、税理士資格を取得。
その後、税理士として佐賀県において
周りでほとんどやっていない
マーケティングがズバリはまり、
事務所の規模は２倍になりました。
(会社設立向けのＷｅｂマーケティングによって)
その際に、税務事業の規模拡大は
ここでストップしてコンサルに移行しようと
考えたものの、そのイメージは
ぼやっとしていたとのこと。
もともとキャッシュフロー経営には
興味があり何となくイメージを描いていたところ、
キャッシュフローコーチ養成塾の案内ページを知り
そこに書かれていたことが、
まさに自身がやりたいことそのものだったそうです。
その後コンサルティング活動に専念する中、
「自分のことが本当に理解できた」
つまり
「自分が本当にやりたいことが何かを理解できた」
そうで、
税理士事務所の売却を決断されます。
しかも、その売却先はなんと、
同じキャッシュフローコーチ仲間の弁護士法人！
今ではそこに外部の顧問として関わりつつ、
別に自分のコンサルティング会社を設立し
コンサルティング事業を柱に活動を進めています。
公門さんは、
職員１０人の税理士事務所を経営してみて初めて、
自分はプレイヤー志望であることに気がつき、
恐れることなく新たな道を開拓したわけで、
その挑戦する姿は素晴らしいなぁと
わたし（和仁）は感じました。
もともとやりたかったことが
コンサルティングだったが、
それを実現するための職業が
何なのかがわからない人は少なくないようです。
以前なら
「経営数字を使ったコンサルティングなら税理士」
と想起しそうなところですが、
これからは
「キャッシュフローコーチがズバリそれである」
と想起される状態を目指していきたいと、
公門さんの話を聞いて、わたしは改めて感じました。
それがまさに、
「キャッシュフローコーチという”新たな職業の創造”」
なんだと思います。
そして、わたしは彼のように
・経営数字の専門家としての強みを生かして、
・社長の社外パートナーとして、
クライアントのビジョン実現に貢献したい！
との思いをお持ちの税理士や職員の方なら、
このＣＦコーチ養成塾がお役に立てることを
実感しました。
そんな方には、塾への参加を検討してもらえたら
良いなと思っています。
