目標達成後に次のビジョンが見えない焦りが３年続いた事例
2021.10.11 執筆者：和仁 達也
キャッシュフローコーチ日本キャッシュフローコーチ協会独立養成塾ＦＰ
「自分は何者なのか？」
（＝セルフイメージ）
それが資格によって固定化され、
本当にやりたかったことがやれなかったり、
望む報酬額が得られないことがあります。
大切なのは、
自分のセルフイメージを
資格で決めつけられるのではなく、
自分で再構築すること。
言葉で言えばシンプルですが、
それには時間がかかる人もいます。
いやむしろ、そういう人の方が多い。
そんな中で、
着実の自身のセルフイメージを転換して
望むビジネススタイルを手に入れた
事例ストーリーをお届けします。
今回は、ファイナンシャルプランナー（ＦＰ）編。
あなたの一歩踏み出す勇気になればうれしいです。
目標達成後に次のビジョンが見えない焦りが３年続いた事例
ＦＰとして16年活躍してきた大橋弘子さん。
2016年にはS生命保険会社のコンテストで
全国1位を獲得するほどの活躍をします。
しかしそこでバーンアウトし、
次のビジョンが見えないと言う焦りを
３年にわたり味わい続けました。
そんな中2019年にキャッシュフローコーチの
セミナーでキャッシュフローコーチ・メソッドを知り、
2019年に大宮ファシリテーター講座を受講すると、
MVPを獲得する活躍を見せました。
その後2020年4月にはキャッシュフローコーチ
としてコンサルティングを本格的に始動します。
2016年からの３年間の焦りの時期は
２つの悩みがあったそうです。
1)どうすれば社長の役に立てるのかがわからない。
2)販売手数料中心からコンサル報酬中心に
移行するにはどうすれば良いかがわからない。
この2つの問いを3年間抱き続けたある日、
和仁の「脱★ドンブリ経営実践セミナー」を
聞いてその答えが見えたとのこと。
キャッシュフローコーチを本業にして
１年経った今、法人クライアントは４社、
そのうち１社は子会社７社を抱える
グループ会社に深く関わっています。
「経営者のライフプランは
会社の事業計画そのものだ」
と言う思いのもと、
これらのクライアントの発展のために
日々尽力しているそうです。
わたしは大橋さんに尋ねました。
「金融商品の販売を手放し、
コンサル1本に集中する決断は、
なぜできたのですか？」
大橋さんは答えました。
「金融商品はどんどんコンプラが
厳しくなる中で、その業務も煩雑になる背景
を思うと、コンサルの本業に集中しにくく
なることに気が付きました。
私はコンサルティングに専念したかった
ので、ここは金融商品の販売は手放した
ほうがいいだろうと判断しました」
さらに大橋さんは、実際にコンサルティングの
仕事に軸足を移したからこそ、
次の挑戦の兆しも感じているようで、
このようにも答えていました。
「キャッシュフローコーチの仕事をしながら
最近感じる事は、もしかしたら私もゼロイチで
事業をやりたいのかもしれません。
今後も自分がやりたいことが何かを
模索しながら前進したいと思います」
大橋さんの、自分のやりたいことを
探し続ける旅は今後も続きそうです。
人は山を登り切ったからこそ
次の山を見つけることができる。
人生の中でいくつの山を登り切ることが
できるかは個人差がありますが、
大橋さんはこれからも貪欲に新たな山を
見つけ、挑戦し続けるのでしょう。
大橋さんのさらなる活躍を楽しみにしています！
そしてわたしは大橋さんの話を聞いて、
彼女のように
・経営数字の専門家としての強みを生かして、
・社長の社外パートナーとして、
クライアントのビジョン実現に貢献したい！
との思いをお持ちのＦＰや士業の方なら、
このＣＦコーチ養成塾がお役に立てることを
実感しました。
そんな方には、塾への参加を検討してもらえたら
良いなと思っています。
