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精鋭CFコーチの 実践コンサルティング・レポート

経営の判断基準が整う『想いの言語化』とは

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2019.08.14 執筆者:岩田 健一

 
こんにちは。
お金と人事のコンサルティング
女性経営者専門のキャッシュフローコーチ
岩田事務所の岩田健一です。

今日は、

「自分の決断にイマイチ自信が持てず、誰かに背中を押してほしい女性経営者が
やるべき『想いの言語化』とは?」

というテーマでお伝えします。

今回お伝えする方法を使えば、

「仕事で迷った時に立ち返ることができる自分なりの軸」

ができます。

自分なりの軸ができると、

・経営判断で迷いが少なくなる

・人に堂々と自分の想いを伝えることができる

・仕事が楽しくなる

などの効果が期待できます。

1つ事例をお伝えしたいと思います。

 

経営判断で迷う方には『想いの言語化』が有効です

今から約1年前、ある女性経営者の方から悩みを打ち明けられました。

その悩みは、
「今の会社を続けるのかどうか迷っている。」
というものでした。

・10年以上経営してきたが、一緒に仕事をしてきた幹部社員が
次々と辞めることになり、パートだけが残った。

・今の会社を続けようと思うと社員を採用して
1から教育しなければならないが、
ここからまた新たに1から頑張ろうという気にもなれない。

・今までは直感で経営してきたが、もうひと踏ん張りがんばるか、
それともここで会社をたたむのか、今回ばかりは直感で判断ができない。

・数字も苦手で、社員に給料を満足に払えていない。

・毎月時間に追われて、ろくに経営について
考える時間が持てていない。

というような状態でした。

そこで私が提案したのは「想いの言語化」でした。

 

想いを言語化する「ビジョナリープラン」とは?

「毎月1回お会いして、今まで10数年行ってきた
仕事への想いを一旦紙に言語化しましょう」

という提案をしました。

なぜなら、私自身が想いの言語化を
実際に紙に書き出したときに、

「自分のあり方(心構え)」が整うことで、

自分の行動ややっていることに迷いがなくなることを
体感していたからです。

キャッシュフローコーチはコンサルティングに入る際に、
「ビジョナリープラン」の言語化を行ないます。

ビジョナリープランとは、

・ミッション
(使命感を持ってやること)

・セルフイメージ
(ビジョン実現を後押しするあなたならではの肩書)

・カンパニースピリッツ
(仲間を巻き込むあなたならではのこだわり。経営理念)

・ビジョン
(1年後、3年後、10年後の理想の姿)

のことです。

私の場合、

ミッション
「笑顔あふれるつながり作り」

セルフイメージ
「リレーションシップパートナー」

スピリッツ
「誠実、他者貢献、自然体」

ビジョン
「社長も社員もともに笑顔あふれる会社が、
地域にあふれている状態。」

というものです。

このビジョナリープランが言語化された後、

自分のあり方が整って、迷いなく行動できるようになり、

自分の想いを堂々と人に話せるようになった
ことを私自身が体感しました。

 

紙に書かれた願望は叶う!ハーバード大学の追跡調査

「紙に書かれた願望は叶いやすい」
ということもよく言われています。

有名なのは、ハーバード大学の学生の追跡調査です。

ハーバードの大学生に「目標を持っているか」
と尋ねたところ、3%の学生が「目標があり、紙に書いている」
と答えました。

10年後に追跡調査をしたところ、「目標があり、紙に書いている」
と答えた3%の人の平均年収が、残りの97%の人の
10倍以上であったと言います。

脳科学でも

「紙に書かれた目標をたびたび見ることにより、

潜在意識に訴えるため、目標がかないやすくなる」

と言われており、

科学的に効果があると言われています。

ですから、ビジョナリープランの言語化、
紙への書き出しをお勧めしました。

 

ビジョナリープランを言語化する方法

では具体的にどのように行うのかというと、

1.自分の想いを紙に書き出す

2.書き出した中からカギとなる言葉を4~5個選ぶ

3.その言葉を起点に、価値観ベースの対話を行なう

4.言葉をブラッシュアップする

というような順番で行っていきます。

ビジョナリープランの項目ごとに、
着眼点が用意されています。

例えば、カンパニースピリッツであれば、

・今の仕事を始めたワケ

・人に誇れること

・絶対に譲れないこだわり

・私の会社ならではの特長

・聞いただけで勇気が湧くキーワード

・その仕事を受ける基準

ミッションであれば、

・世の中に対して果たしている使命

・親に誇れるほどの大いなる役割

・どうしてもやりたいと腹の底から思えること

などです。

これらの着眼点から考えられることやキーワードを、
時間を区切って一旦A3の紙に書き出していきます。

頭の中にある言葉を、すべて紙の上に吐き出します。

そして、吐き出された言葉の中から、
核となるキーワードを4~5個選んで、
その言葉を起点に対話を行ないます。

人と話すことによって、
自分の言葉を自分の耳で聴くことになります。

これを繰り返すことによって、
自分の頭の中の言葉が整理されていき、
言葉がブラッシュアップされていきます。

 
この想いの言語化を行なった結果、冒頭の彼女は

・今の仕事が好きだから続けたいということが再確認でき、
仕事を続けるために次の社員を探そうと決断できた。

・経営判断をするときの判断基準ができた。

・提携見込み先と提携する際の判断基準ができた。

・スピーチを依頼されたときに、
自分の想いを盛り込むことができるようになった。

などの効果を得ています。

 
ビジョナリープランの言語化にあたり、自分の想いを書き出す際に、
どこから手をつけようかと迷っている方は、

「好きなもの、嫌いなもの、やりたいこと、やりたくないことリスト」

を作ることから始めてみて下さい。

紙を4枚用意し、徹底的に

「好きなものリスト」
「嫌いなものリスト」
「やりたいことリスト」
「やりたくないことリスト」

を100個ずつ書き出します。

 
これを書き出すと、自分の想い・価値観をあらためて
俯瞰してみることができます。

4つ行なう時間が取れないなら、
まずは「やりたくないことリスト」だけでも
作ってみましょう。

「やりたくないこと」がはっきりするだけでも、
判断基準として使えます。

ぜひ、「今すぐ15分」でまずは取りかかってみてください^_^

ありがとうございました。

 

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  • 岩田 健一

    お金と人事のコンサルティング岩田事務所代表。女性経営者専門キャッシュフローコーチ。
    平成26年8月開業。キャッシュフローコーチ、チームビルディング、心理学、労務コンサルティングをつなぎ合わせて、クライアントの真の悩みに寄り添い、安心を与えるコンサルティングを提供。笑顔あふれる会社づくりを支援している。
    心理学科卒。元信用金庫職員、元調剤薬局経理職。特定社会保険労務士、CFP、1級FP技能士。