全員「幹事」体制の組織づくりへの道
2018.09.07 執筆者:和仁 達也MVPコンテスト日本キャッシュフローコーチ協会
わたしが代表理事を務める日本キャッシュフローコーチ協会は、
「新たな職業の創造」や、
「日本発★新職業の輸出」、そして、
「社長と社員が夢や人生観を語り合う世界をつくる」
などのビジョンを掲げています。
それこそ、数年では到底、到達できないレベルの壮大なことを言っていると自覚しています。
そして、それくらいのことができる組織にするためにどうしても必要なことがあります。
それは、メンバー全員が、イベントを主催できる”幹事力”を持つこと。
いわば、「全員幹事体制の組織づくり」です。
ふつう、一般の会社は当然のこととして、コミュニティにおいては、主催者がすべてを取り仕切り、メンバー(お客さん)は、受け身でサービスを受けるものだと思われがちですよね。
「こっちはお金を払っているんだから、あれもこれも、そっちでやってよ」という言い分です。
これ、一見正論なのですが、主催者が担う役割や負担が大きいと、それは最終的にどうなるでしょうか?
その運営を担う人件費や運営費などのコストは、誰が賄うことになるのでしょうか?
そう、そのコストを最終的に支払うのは、結局、メンバー(お客さん)なんです。
つまり、「きめ細やかにサポートしてもらえるサービス」を求めるならば、それ相応のコストを要求されるということです。
ということは、逆に言えば、自分たちが受け取る価値を、自分たちで創造すれば、最小限のコストで済む、ということになります。
この点、日本キャッシュフローコーチ協会の運営スタンスは「ローコスト経営」でして、なぜなら、「協会メンバーでい続けるための費用が高過ぎて、継続できない」なんて組織にはしたくないからです。
もちろん、「方向性が変わってきたので辞めたい」というのは話は別で、それは発展的卒業として、アリだと思いますよ。
ただ、「費用が大き過ぎて負担だから、関わりを辞める」という感じにはしたくない。
ビジョンや方向性が同じであれば、末永く同志として関われる仕組みにしたい。
そんな思いで、「ローコスト経営」でまわる仕組みを最初から採用しています。
そして、その究極の状態が「全員幹事体制の組織づくり」なわけです。
それを具現化するシーンの1つが、年に2回の会員主催型・強化研修会です。
これは、セミナー講師は和仁が務めるものの、その他、イベントの企画から会場の選定と設営、集客、当日の段取りに至るまで、自立性と主体性を発揮して、主催する研修会です。
7月には、あべきさん率いるチーム神戸が、111人のキャッシュフローコーチを全国から招いて、
・朝から昼にかけて、酒蔵を訪れる協会初のバスツアー
・昼の、強化研修会の取り仕切り
・夜の、神戸の老舗高級中華料理店による延長戦
の3本立てを見事に成功させてくれました!
本業が忙しい中、かなりの時間とエネルギーを割いて、仲間が楽しく学べるクオリティタイムを実現しよう、とするチーム神戸の心意気には、本当に感動しました。
そして、そんなチーム神戸の尽力に対して、感謝とねぎらいの声をおしみなくかけてくれる、CFコーチのメンバーの温かさもうれしかったです。
本当に、いいメンバーが集まってくれたものです(^^)
この仲間と一緒に、さらなる高みに挑戦していきます。
注目していてくださいね!
その神戸・強化研修会の様子を
いのくち ゆうすけさんが執筆してくれた協会活動レポートはこちらです。