講演やセミナーの準備、何をどれだけやればいいか?
2018.11.09 執筆者:和仁 達也MVPコンテスト日本キャッシュフローコーチ協会
こんにちは、和仁達也です。
わたしが代表理事を務める、日本キャッシュフローコーチ協会の年間最大のビッグイベント、“大人の学園祭”MVPコンテストが近づいてきました。
会員以外の一般のコンサルタントや経営者の方も参加費6千円で観覧いただけます。6人の渾身のプレゼンの他に、和仁の45分の講演もあるので、興味を持っていただいた人は、ぜひいらしてくださいね。
さて先日、ある塾生からこんな質問を受けました。
「和仁先生は1つの講演やセミナーをやるために、どのくらいの時間や手間をかけて準備をするのですか?」
これは、養成塾生や協会メンバー達からよく聞かれる質問です。
結論から言うと、
「めっちゃ、時間と手間をかけていますよ」
と言うことになります。
講演もセミナーも、観覧者はアウトプットされた本番しか観れませんが、そこにはレベルの高さに合わせて相応の準備があるものです。
なので、冒頭の質問をくれた人は、
・ 和仁自身が講演をやる時に、どのくらいの準備や労力をかけているのか?
を知ることで、
「自身の準備レベルが妥当かどうかを確認したい」
のかも知れませんね。
そこで、せっかくなので、
「11.26のMVPコンテストの45分の講演を和仁はどのように準備しているか」
をシェアしたいと思います。
時系列に書き出してみました。
本番の3ヶ月前まで(8月下旬)
・ 半年以上、いくつかのコンセプトを頭の中に泳がせておいて、この時期までに1つに絞り込む。
・ そして、仮タイトルを決め、素材を集める。
2ヶ月前まで(9月下旬)
・ マインドマップで45分で話す内容を書き出す。具体的には、3つ以上の講演のゴール、伝えたいトピック、キーワード、事例、工夫点など。
・ それを元に、スライドを手書きでメモして、それを使って1人ロープレをする。もちろん録音しておく。
・ その録音(講演が45分なら、早口で25分程度でしゃべる)を聴きながら、マインドマップを書き直すこと、数回。
・ その上で、仲間(丹羽さん)を観覧者に見立ててロープレして聴いてもらって、フィードバックをもらう。それをマインドマップに反映する。
1ヶ月前まで(10月下旬)
・ 別の仲間(さかもとさん)にロープレを聞いてもらい、さらにブラッシュアップ。もちろんそれも録音し、移動中にマインドマップを見ながら聴き、手直しをする。
・ 観覧者目線で聴くため、「講演を最高に仕上げるための7カ条」を先に言語化しておき、その時点でチェックしながら聞き直す。
・ 移動の新幹線の中や、ウオーキングしながら、30分の時間を区切って、週3回程度、改善点をメモしながら音声を聴く。
本番までの1ヶ月間(これから)
・ パワポを専門の会社に仕上げてもらいつつ、自身のコンテンツのブラッシュアップと音声を聞きながらのイメトレを1日1回30分続ける。
・1人ロープレを録画して、見直し改善を加える。
ざっとこんな感じ。
時間と手間をかけているでしょ?(^^)
2018年のMVPコンテストの講演に、これだけエネルギーを注ぐのは、理由があります。
もちろん参加してくれるキャッシュフローコーチのみなさんに伝えたいことがあるからですが、今回のMVPはもう一つの理由があります。
それは、このMVPコンテストを通して、キャッシュフローコーチの活躍の場を広げるためです。
そのために、実行委員として、そして、当日の講演を預かる講師として、万全の準備で臨みます!
参加予定の方は、楽しみにしていてくださいね。
以上、
自分への決意表明の意味も込めてのメッセージでした。