一部分しか任されない歯痒さからコンサルに転身した税理士の話
2023.05.09 執筆者:和仁 達也キャッシュフローコーチ日本キャッシュフローコーチ協会税理士養成塾
「税理士として顧問先に関与しながら、
経営面も支援したい!」
という【税理士】の人に、
一足早く、それを実現した人の
事例をお届けします。
とりわけ、
大手会計事務所に勤務して
一部分しか任されない歯痒さに
葛藤する税理士の変容進化の事例ストーリーです。
あなたの勇気になればうれしいです。
ニッチな一部分しか任されない歯痒さを克服してコンサルに転身・独立した税理士の話
それまで大所帯の税理士法人に勤めていた
当時31歳の島田征樹さん。
規模の大きな顧客と関われる醍醐味は
ありながらも、ニッチな専門分野において
「これがどう世の中の役に立っているのか?」
が実感できない歯がゆさを感じていたとのこと。
それは世の中のほんの一部しか知らない
と言う後ろめたさにも似たような感情だったようです。
すでに税理士の資格を持っていたことから、
2021年の4月に独立を決意し、数ヶ月後退職。
その直後に和仁の著書
「独立系コンサルタントの成功戦略」
を深夜にたまたまネットで見つけ、
その場で電子書籍を読み込んだことから
10月のキャッシュフローコーチ養成塾
京都6期に入塾を決めました。
実際に養成塾を受けてみてどうだったか
を尋ねてみました。
「1回目の講義が終わった後、
眠れないくらい興奮したんですが、
その自分に自分でびっくりしました。
何が衝撃だったかと言うと、
『対価を得てサービスをすることの
基本的な考え方を初めて知った』
ことです。
例えば、お困りごと起点で考えることや、
”セルフイメージの再構築5ステップ”
のワークのような考え方は今までには
全くなく、
『これが自分が求めていたことだ!』
と確信しました。
また、その場の空気が自分に合っていて、
違和感が全くなかったことも驚きでした。
まさに社長の本業の発展に貢献すると言う、
それまでに漠然と思い描いていたことが
ここにあったと感じられました」
島田さんは養成塾を卒業して、
しばらくしてからキャッシュフローコーチの
クライアントを2社獲得し、
コンサルティング活動をスタートします。
一番大きな変化は社長と直接話せる
ようになったことだそうです。
「あるクライアントからは
『島田さんと話していると、
近視眼的なところから長期な視点で
考えられるようになって
とてもありがたいです』
と感謝されました。
またあるクライアントでは、
親子間で感情が邪魔してなかなか
伝わらないところの橋渡しをすることで
双方から喜ばれています。
これが、まさに私が求めていた、
役に立てていると言う実感です」
島田さんに、キャッシュフローコーチを
始めてどんなことに気を配っているかを
聞いてみました。
「無邪気に好奇心からニュートラルに
聞くことを意識しています。
それは偉そうにしないとか
不快にさせないと言う言葉遣いのことも
もちろんそうですし、
私の判断で決めつけたり誘導したりせず、
ニュートラルに質問することで、
クライアントさんが納得する意思決定を
促すことができていると感じています。
また、もともと税理士なので
数字は大事な指標だと考えています。
キャッシュフローコーチ・メソッドの
お金のブロックパズルや
キャッシュフロー計画表などをベースに
することでコンサルティングに説得力が出ます」
島田さんに最後にこれからどのように
活動したいかを聞いていました。
「これからキャッシュフローコーチを
本業にし、クライアントを増やして
いきたいのはもちろんですが、
私が活躍することで、税理士の価値や
魅力をこれからの若い税理士に
模範を示せるようになりたいです。
税理士はこんなに魅力的な仕事だと
言うことを示せたら嬉しいです」
かつては、
税務という会社経営の一部だけを
任されていたことに物足りなさや
歯がゆさを感じていた島田さんが、
今では、クライアントの会社経営の
全体と関わりながら、
クライアントに感謝されて、
やりがいを感じている姿がとても印象的でした。
島田さんのこれからの活躍を注目しています。
そしてわたしは、島田さんの話を聞いて、
彼のように
・税理士として関与しながら、
顧問先を経営面でも支援したい!
との思いをお持ちの方なら、
このCFコーチ養成塾がお役に立てることを
実感しました。
そんな方には、
塾への参加を検討してもらえたら
いいなと思っています。
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内容や日程、金額などの詳細はこちらです。
■ファシリテーター講座
(和仁の講義動画を使ってファシリテーターが解説)