民事再生や自己破産の経験を武器にして活躍するコンサルの事例
2024.04.13 執筆者:和仁 達也日本キャッシュフローコーチ協会独立
独立系コンサルタントを目指しつつも、
「資格がない自分でも、やれるのかな?」
との不安が先にきて、一歩踏み出せずに
いる人は少なくないようです。
しかし実際には、
わたし、和仁も含めて
税理士や社労士などの資格を持たずに
コンサルタントとして活動することは
十分に可能です。
むしろ、
内容や報酬額の相場観などが
資格にしばられない点は
有利ですらあります。
ただ、家族など守る存在がある人に
とっては、その一歩を踏み出すには
”あと押し”が必要かも知れません。
その”あと押し”のひとつは、
「資格なしで活躍している人の存在」
を知ることです。
そこで今日は、実際に資格に頼らず
コンサル活動をしている人の
事例ストーリーをお届けします。
あなたの一歩踏み出す勇気になれば
うれしいです。
民事再生や自己破産の経験を武器にして活躍するコンサルの事例
大手総合商社勤務から実家の会社を
引き継いだ後に、事業再生コンサルの
道を歩み始めた石井博さん。
大手総合商社で7年間新規営業をした後に
実家の家業を継ぐことになりました。
その後、お父様の急死に伴い、
30億円以上の負債を抱え民事再生に進み、
本人は自己破産することとなります。
その時の経験から企業再生の世界を知り、
中小企業の事業再生コンサルタントへと
歩み始めました。
そして2022年4月に独立すると、
同時期にキャッシュフローコーチ養成塾に
入塾します。
そのきっかけは和仁の著書
「年間報酬3000万円越えが10年続く
コンサルタントの教科書」
のタイトルにある
”年間報酬3000万円が10年続く世界”
に関心を持ったからだそうです。
養成塾に入った成果を聞いてみました。
「当初私のコンサルティングは、
半年間ずっと関わるプロジェクト型でした。
しかし、 企業が息を吹き替えした後も、
長くパートナーとして関わるパートナー型
を身に付けたいと思い、養成塾に入りました。
というのも、事業再生で関わって企業が
息を吹き替えした後は、それまでの
『こちらの指示を待つ依存型の関わり』
に違和感があったからです」
養成塾では前職から引き継いだ6社の
クライアントに加えて、新たに
月額10万円のクライアントが5社増えた
とのこと。
養成塾後にはさらに3社が増えて、
今では14社のクライアントの支援を
しているそうです。
石井さんにどのようにクライアントを
増やしているかを聞いてみました。
「基本的には、紹介や前職への問い合わせ
からお声掛けいただいたり、さらには
前職の競合にあたる会社からの
お声掛けで無料相談を行い、
契約に至っています」
通常は前職からの問い合わせすら
簡単ではない(一旦独立してしまえば
競合になるため)中で、
その前職の競合先の会社すらも
紹介してくれると言うのはあまり
聞いたことがありません。
そこで石井さんにその秘訣を聞いてみました。
「それはたまたま前職が事業の柱を
事業再生から別の分野に移行していた
ことが1つと、私のやっている事業再生の
内容が各方面への対応の場数を必要とする
など、希少性が高いからだと思います」
今では独自のコンサルスタイルを確立した
石井さんですが、
日本キャッシュフローコーチ協会を
どのように活用しているかを聞いてみました。
「日本キャッシュフローコーチ協会に
入って約1年近くになりますが、私は
パワーパートナープロジェクトや
銀行JVプロジェクト、そして
公式イベントである強化研修会に
参加しています。
そこでは
”安心安全ポジティブな場づくり”や
”ビジョナリーコーチング”、
”前置きトーク”を磨く場として、
自分のスキルアップを継続的に行っています。
今後はさらにクライアント先の社長と
社員が気楽にまじめな話ができる場を、
私が創造し続けたいと思っております」
コンサルタントになるまでに大変な
経験を経たからこそ、希少性が高く、
独自のポジションを築き、資格に頼らずに
クライアントに求められるあり方を実現する
石井さんの活躍を今後も注目しています。
そしてわたしは石井さんの話を聞いて、
彼のように
・資格の有無にとらわれずに
・社長の社外パートナーとして、
クライアントのビジョン実現に
貢献したい!
との強い思いをお持ちの方なら、
このCFコーチ養成塾がお役に立てる
ことを実感しました。
そんな方には、塾への参加を
検討してもらえたら良いなと思っています。
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内容や日程、金額などの詳細はこちらです。
■ファシリテーター講座
(和仁の講義動画を使ってファシリテーターが解説)