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パートナー型コンサルタントの あり方・やり方

月額10万円以上のコンサル報酬を支払える顧客像とは?

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2025.05.18 執筆者:和仁 達也

 

「ちゃんと納得の報酬を得ながら
 コンサルをするには、どんな会社を
 対象にすればよいのか?」

という疑問と不安を抱えるコンサルタントは
少なくないようです。

 

そこで、
キャッシュフローコーチ養成塾への参加を
検討中の、コンサルタントで独立を目指す人
から受けた相談を共有します。

 

キャッシュフローコーチ・メソッドを学ぶことに
関心を持ちながらも、

「月1回の訪問関与で月額10~15万円以上の
 報酬を得られるイメージがわかず、躊躇している」

という人は少なからずいらっしゃいます。

 

そんな方々から受ける相談の1つがこれです。

 

「キャッシュフローコーチのクライアント企業には、
 事業規模や業種等に特徴はあるのでしょうか?」

 

これは、

「安くはない報酬を毎月支払えて成果を得るには、
 相応の規模や業種でなければならないのでは?」

との思いからの質問だと思います。

 

この質問への答えを共有します。

 

まずわたし自身のコンサル経験で言うと、
独立当初のクライアントの業種は様々でした。

 

ソフト開発会社や水道管工事業者、印刷会社、
製造会社、ゲームソフトの多店舗販売会社、
ショッピングセンター内でゲームセンターを
運営する会社、印鑑会社、歯科医院、
税理士事務所、ゴミの回収事業、等々。

 

我々キャッシュフローコーチの仲間には、
業種特化で活動している人もたくさんいます。

 

例えば、建設業専門や歯科医院専門、
飲食店専門のように業種に特化していれば、

その業種特有のお困りごとを深く理解し、
具体的なアドバイスもできる優位性があります。

 

一方で、わたしのように業種を特化せず、
様々な業種のクライアントと関わることで、

異分野の発想を横展開することができる
強みもあります。

 

これができるのは
キャッシュフローコーチ・メソッドが

【ビジョン】と【お金】と【コミュニケーション】

という、あらゆる業種のビジネスの背骨となる
テーマを扱っているからです。

 

なので、業種特化で行くか否かは、
ご自身の目指す方向性によって
選択すると良いでしょう。

 

それから月額15万円以上の
コンサルティングと言うと、一般的には

 

「社員数が50人以上」

「売上規模が数億円以上」

でなければ難しい、

と思うかもしれません。

 

が、実際にやってみてわかったことは、

社員2〜3人の会社や売上が1億円に満たない
会社でも関与する事はあるし、

必ずしも規模の大きさが
キャッシュフローコーチ・サービスを
受ける上での前提ではない、ということです。

 

今だけを見て判断せず、明るい未来の道筋を紡ぐ
条件探しをする

 

一例を挙げます。

わたしが独立して数年目に関わらせて
いただいたある歯科医院では、

開業して半年が経ち、当初の収支計画を
大幅に割り込んだ状況で、
銀行からのプレッシャーを大きく受けていました。

 

院長は医療の腕は確かなのですが、
経営や資金繰りの知識が不十分で、
周りの関係者の意見に振り回されて、
精神的に疲弊していました。

 

そこで医院の現状や強み、そして
今後の見通しをヒアリングしながら、

何をどのくらいのスピード感で行えば
売上や利益、そして資金繰りが正常値に行くか
をシミュレーションしていきました。

 

それを院長と共有したところ

「これならやれそうです。
 ぜひ力を貸していただきたいです」

とコンサルの関与を求められ、
毎月の関わりが始まりました。

 

そこには、当然ながら

「キャッシュフローコーチとして成果を出す」

という、わたし自身の覚悟も必要です。

 

その医院は計画通り黒字転換し、
3年後には売上、利益ともに軌道に乗り、
チェアを増設し規模を拡張するなど
発展をしていきました。

 

もしあのまま1人で医院経営を
続けていた場合と比べて、

キャッシュフロー経営を実践した効果を
強く感じて、感謝してくださいました。

 

このことからわかるのは、

今だけを見たらコンサル関与は難しそうと
思える会社であっても、

 

正しく現状把握し、強みを生かして、
短期長期のシミュレーションをすれば、
今の延長線上よりも、より良い未来が
描ける可能性はある、ということです。

 

そのシナリオを真剣に描き、経営者が

「それなら、やれそうだ」

と言うところまで具体的に落とし込んで
いけば、そこに希望が生まれます。

 

わたしたちがやるのは
「お金のブロックパズル」など
キャッシュフローコーチ・メソッドを使って

そのような希望をもたらし、それを
実現するための手助けをすることです。

 

このように経営における普遍的な柱である
ビジョンとお金、コミュニケーションを
最適化して、クライアントの理想を実現する
手助けをするのがキャッシュフローコーチです。

 

今のお話を聞いて、具体的に力になりたい方が
思い浮かぶようであれば、

キャッシュフローコーチ・メソッドの習得を
検討されると良いと思います。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

 

ビジョナリーパートナー 和仁達也

 

■お知らせ:6月開講のキャッシュフローコーチ養成塾の詳細はこちらです。

 

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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