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日本CFコーチ協会★ビジョンへの道

元料理人の診断士が“聞く”に目覚めた瞬間

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2025.12.13 執筆者:和仁 達也

 

今日は、中小企業診断士で
活躍する人の事例を紹介します。

 

「資格を取得して、信用は得られたが、
 肝心のコンサルティングのやり方が
 わからない」

そんな声を聞くことがよくあります。

 

税理士であれ、社会保険労務士であれ、
それは信用の証にはなります。

ただ、高額なコンサル報酬をいただいて、
本業ど真ん中に貢献するには、
全く別のスキルが必要になります。

 

そしてそれは「中小企業診断士」にも
当てはまるようです。

なぜなら、

「企業を診断する」行為と、
「毎月、継続的に経営支援する」行為は
”似て非なるもの”だからです。

 

そんな中、
「キャッシュフローコーチ養成塾」には、
中小企業診断士の方が多く受講していて、
目立つようになりました。

 

そこで、彼らに

「なぜ参加したのか?」

そして

「実際に参加してみてどんな良いことがあったのか?」

を率直に聞いてみることにしました。

 

あなたのコンサルティング活動のヒントになれば
幸いです。

 

元料理人の診断士が“聞く”に目覚めた瞬間

 

―独立1年目、CFコーチの「武器」で受注と値上げに成功ー

「何者でもない自分に、武器が要る。」

料理人→サラリーマン→税理士法人という
異色の経歴を持つ羽石欣司さん。

 

診断士取得後も飲食の改善支援はしてきたものの、
我流ゆえの不安があり、他業種に通じる
“根拠ある型”を求めてCFコーチ養成塾へ。

 

独立(2024年)直前に受講を開始し、
受講中に受注・値上げを実現。

決め手は、パッケージで学ぶ
“伴走の型”でした。

 

<Before:経験と勘だけでは、他業種に届けられない>

 

飲食の現場改善や数値改善は得意。しかし、

「このやり方は“自分の経験”に寄り過ぎていて、
 他業種には広げづらい」

という違和感がありました。

だからこそ、再現性のある“型”が欲しかったとのこと。

 

<Turning Point:CFCで“あり方”から
“受注の型”まで、一気通貫で掴む>

 

「CFコーチ養成塾で手にしたのは、
 ブロックパズルやVC(ビジョナリーコーチング)
 などの技術だけではありませんでした。

 “伴走するあり方”から“経営セミナー→
 個別相談→受注”の線路まで、パッケージで
 学べたのが大きかったです」

 

実際、CFコーチ養成塾・第5回の
特別セミナーで既存の関係者を招き、個別相談へ。

その場で受注と値上げに成功。

 

「そんなに“刺さる”と思っていなかったので、
 その時は”型”の力を実感しました」

 

<After:“話す人”から“聴いて引き出す人”へ>

 

その後、CFコーチ養成塾修了後に受講した
『思考整理マスター養成塾』も効いて、
クライアント訪問前の心構えが激変。

 

「以前はガチガチに準備して、用意した話に
 引っ張られて、空振りすることが多かったです。

 今は余白を持って臨めるようになりました。

 VCで聴いていけば“最後は着地できる”
 という確信があります。

 結果、自分が話す量が激減し、
 相手の行動が前に進む場面が増えました」

 

<課題:わかっていても、動けない人をどう動かすか>

 

一方で、羽石さんの今の課題は、
「クライアントの行動促進」とのこと。

 

「宿題が“忙しくてできません”で止まる
 ケースにどう向き合うか。

 “やりたくなる設計”を磨いていきたいです」

 

<協業で広げる、飲食業の支援線路>

 

また、税理士との協業で相互紹介を進めるほか、
保険代理店・CFC仲間と連携して
飲食店向けセミナーを準備中とのこと。

 

得意領域(飲食)にCFコーチの型を重ね、
支援の射程を広げています。

最後に今後のビジョンを話してもらいました。

 

<Vision:飲食の“働きがいと収益性”を両立する>

 

「長時間・低賃金が当たり前、という
 飲食の慣習を変えたいです。

 働きがいと収益性が両立する店を増やす。
 そのために、CFコーチ養成塾で得た武器と
 仲間で、影響範囲を広げていきます」

 

羽石さんは、経験ベースの支援を
“再現性のある型”に置き換えました。

 

セミナー→個別相談→受注(ときに値上げ)
という受注の型、VCで“聴いて引き出す”
という伴走の型。

 

この二刀流は、独立期の診断士にこそ効きます。

 

得意分野×CFCの型×協業。

 

この掛け算で、独自の専門性は
“社会の役に立つ仕組み”に、きっとなります。

羽石さんのこれからの活躍に注目しています。

 

そしてわたしは、羽石さんの話を聞いて、
彼のように

・中小企業診断士のスキルを活かして、
 顧問先を継続的にコンサル支援したい!

との思いをお持ちの方なら、

このCFコーチ養成塾がお役に立てることを
実感しました。

そんな方には、
塾への参加を検討してもらえたら
いいなと思っています。

 

キャッシュフローコーチ養成塾の
内容や日程、金額などの詳細はこちらです。

 

■ライブ講座(和仁が直接講義します)

■ファシリテーター講座
(和仁の講義動画を使ってファシリテーターが解説)

 

 

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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