上司と部下のコミュニケーションギャップを解消するコミュニケーション術
行動できない人に伝えたい!自分との対話によって、自らの行動を後押しするコツ
2018.08.06 執筆者:和仁 達也コミュニケーション聞き方
何か新しいことを始めようと考えたり、今の現状からアクションを起こして変えたい。
と思いながら、なかなか行動に起こせないということは多いのではないでしょうか。
ビジネスの世界では特に、売上が好調な時は、「次々と新しいことをやりたい!」と行動していくのですが、売上が悪くなってきた時などは、頭では「なんとかしないと!」とわかってはいるものの、なかなか行動に移せなかったりします。
「このままでは絶対ダメだ!なんとかしないと!」と思ってはいても、今日も昨日と同じ一日を過ごしてしまう。
そして、それが1ヶ月、2ヶ月と続いては「今月も何もできなかった」と罪悪感を抱えてしまう。
何か行動をおこさなければいけない、と思いながら、なかなか動けずにいる人がいます。それは、行動をおこすきっかけがないからです。
行動をおこすきっかけには、どんなことがあるでしょう?
そんなところでしょうか。
今回は、自分との対話によって、自らの行動を後押しするコツをお話ししましょう。
以前、程度がわからないときに『点数をつける』ことが有効であるというお話しをしましたね。実は、自分に対して方向転換を促したいときや行動を後押しするときにも、この『点数をつける』は使えます。
例えば、「今、私って問題を先送りしているな~」と感じたときに、こんな質問をするとハッと気づくことがあります。
ただし、1点注意があります。これを自分を責めるために使うのはやめましょう。今の自分に気づきを与えるのが目的ですから。他人に質問する場合でも同様です。愛と親しみを込めて。
客観的になりにくいことを客観的にするときの、1つのコツとしてとても便利な方法です。
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