コンサルは、実業で成功してからでなきゃムリでしょ!?
2019.08.11 執筆者:和仁 達也パートナー型ビジョン日本キャッシュフローコーチ協会養成塾
こんにちは、和仁です。
今世の中には、様々な経営の塾があります。
そして普通は、経営者向けの塾に経営者が参加し、
コンサルタント向けの塾にコンサルタントが参加しますよね。
ところが和仁が行う「キャッシュフローコーチ養成塾」には、
コンサルタントや士業向けの塾であるにもかかわらず、
一定の割合で経営者も参加されています。
それも1人ではなく何人もいるのでわたしは疑問に感じ、
「彼らになぜ参加してくれたのか?」
そして「実際に参加してみてどんな良いことがあったのか?」
を率直に聞いてみることにしました。
コンサルやるなら、実業で成功してからでなきゃムリでしょ!?
愛知県で油そば専門店「歌志軒」のFC店の
経営をしながらコンサルティング活動をされている
株式会社クレシエイトコンサルティングの岩本峰明さん。
もともとは
コンサルタントがやりたくて
飲食店の事業を始めたそうです。
その後、訪問販売や不動産販売などを経て
今はコンサルティング活動も実践しています。
当初、岩本さんは
「実業をしない人がコンサルティングを
できるわけがない」
と思っていたそうです。
そんな中、尊敬するコンサルタントの
紹介で和仁のことを知り、
コンサルを体系的に学びたいと言うことと、
自社の飲食店にもプロのコンサルタントの
メソッドを取り入れたいとの想いから
このキャッシュフローコーチ養成塾に入塾。
半年間の学びを経て、
キャッシュフローコーチメソッドを習得。
自分の価値を高めることで
既存クライアントへの単価アップも実現されました。
そして
ご自身の飲食店においては
毎月の収支をブロックパズルで見て、
細かいところを見過ぎることなく
要点をざっくりつかむことによって、
お店の収支を把握しながら目標に向かっていく
手法を体得し実践されています。
また
キャッシュフローコーチのメソッドによって
『「ありかた」が定まりスッキリとして経営がができる』
ことを価値として感じておられました。
そこで、
わたしは岩本さんにちょっと変な質問を
してみました。
それは
「実業をしていない人にコンサルティングが
できるわけがないと昔は思っていたそうですが、
今はどう思われますか?」
と言う質問です。
岩本さん曰く、
「以前はコンサルタントとは売上や利益を上げる方法、
つまり答えを教える仕事だと思っていました。
なので、それならば自分がやったことなければ
教えられるわけがない、と考えていました。
ところがキャッシュフローコーチを学んでみたところ、
安心安全ポジティブな場を作ることで
社長の考えが社員に摩擦係数ゼロで伝わり、
会議の進行役をCFコーチとして自分が行うことで
積み石効果が発揮され、
社員の断片的なアイデアがどんどん積み上がって
自社内だけでは生まれないであろうアイデアが
膨らんでいく体験を目の当たりにしました。
その結果、
コンサルタントという役割は
あり方を定め、やり方を学べば
例え実業はやっていなくても価値貢献ができる、
ということがわかりました。」
とのこと。
岩本さんは自分でもお店を経営しているため、
経営者として自分が社員にうまく伝えられなかった
経験をお持ちです。
この経験があったからこそ、
そのような調整役的な役割に価値がある
ことを実感されたのだ、とわたしは思いました。
このように、経営者の方が
キャッシュフローコーチ・メソッドを学ぶことで
得られることは、コンサルタントや士業が学んだ時とは
異なる着眼点があるところがユニークだと気づかされました。
飲食店の実業とコンサルタントを両立する岩本さんの
今後の活躍を注目したいと思います。
そして、わたしは、岩本さんの話を聞いて、彼のように
・答えを教えるスタイルのコンサルではなく、
・安心安全ポジティブな場を作ることで
社長の考えが社員に摩擦係数ゼロで伝わり、
・会議の進行役をCFコーチとして自分が行うことで
積み石効果が発揮され、
・社員の断片的なアイデアがどんどん積み上がって
自社内だけでは生まれないであろうアイデアが
膨らんでいく
そんなスタイルのコンサルをやりたい、
との思いをお持ちの方なら、
このCFコーチ養成塾がお役に立てることに
気がつきました。
そんな方には、塾への参加を検討してもらえたら
良いなと思っています。
毎年6月開講(大宮と京都は9月)のキャッシュフローコーチ養成塾の詳細はこちらです。