立ち位置も商品もガラッと変える勇気
2021.04.10 執筆者:和仁 達也キャッシュフローコーチ日本キャッシュフローコーチ協会独立養成塾
ここ数年、企業に勤める会社員の方や、
税理士事務所などに勤める職員の方が
わたしのセミナーに参加される割合が
増えてきました。
彼らが口々に言うのは、
「将来、何らかの形で独立したいのですが、
どうなりたいのか、自分でもよくわからないんです。
ただ、和仁先生の本を読んでいたら、
自分がやりたいことって、これなんじゃないか、
という気がして、参加しました」
そんな中、
和仁が行う「キャッシュフローコーチ養成塾」にも、
会社員の方が多く受講していて、
修了後1年以内に独立を果たしたり、
中には受講期間中に独立するケースが
目立つようになりました。
そこで、彼らに
「なぜ参加したのか?」
そして
「実際に参加してみてどんな良いことがあったのか?」
を率直に聞いてみることにしました。
あなたのコンサルティング活動のヒントになれば
幸いです。
立ち位置も商品もガラッと変える勇気
システム開発会社の社内コンサルタントとして
活躍していた佐藤恵介さん。
その当時は、人材育成の研修や人事評価の指導などを
していたそうです。
ところが会社が用意した商品を売ることや、
社長ではなく社員に販売していたことに物足りなさを感じ、
「もっと社長のお困りごとの力になりたい」
と感じていました。
そんな中、書店で「コンサルタントの対話術」を見つけ、
そのやり方に共感をし、
日本キャッシュフローコーチ協会のサイトを見に行きました。
そしてキャッシュフローコーチ養成塾の
神戸1期ファシリテーター講座へ入塾。
その中で得た変化は2つだったそうです。
1つは、コンサルタントとしてのあり方が
先生型からパートナー型に変わったこと。
もう1つは、商品が「人事」から
「会計やビジョナリープラン」に
変わったことです。
その後、彼は養成塾を修了し翌年4月に独立します。
しかしはじめからコンサル契約が取れた
わけではありませんでした。
初めての契約は独立後5ヶ月目の9月。
その時までに養成塾で習ったセミナーを
継続的に行い18回目にして初受注。
その後、5件にまでクライアントが増え、
さらに協会活動で学んた1on1セミナーに
トライして、さらに3件の受注を果たします。
そしてその後は、協会内のプロジェクトである
デンタルCFプロジェクトの関わりから、
2件の歯科医院のクライアントを獲得。
さらに自分独自の工夫として
Facebook広告からの顧客の獲得も
果たしていきました。
今では長い先は2年の関与先もあり、
社長のみでなくNo.2や社長のご子息にも
関わるなど”接点が複数化”し、
相手の期待を少し超えることを心がけ続けたところ、
自分流のコンサルのスタイルを確立していきました。
佐藤さんにキャッシュフローコーチになる
前と後でどんな変化があったかを聞いたところ、
次の返答がありました。
「以前は、新しいコンサルスキルが身に
ついたらいいな、という程度の認識でした。
しかし実際に養成塾を受けて協会に関わる中で、
あり方や生活スタイルがガラッと変わり、
サラリーマンから事業主に変わるなど、
全てが変わりました。
そして養成塾の後の協会活動がさらに伸びしろがあり、
仲間から学べることが他にはない価値だと感じています」
佐藤さんの話を聞いて、
わたし(和仁)が印象に残ったことは2つです。
1つは、
今目の前の商品にこだわり過ぎてはならない。
そしてもう1つは、
あり方が変われば、全てが変わること。
自分が本当に重要視すべきものは何なのか?
それを正しく見極めることで、
たった3年で人はガラッと変容進化することを
佐藤さんは証明してくれました。
佐藤さんの、これからの変容進化が楽しみです。
そして、わたしは、佐藤さんの話を聞いて、
彼のように
・将来の独立系コンサルタントを目指して、
・社長の社外パートナーとして、
経営数字を自身の武器として取り入れて
クライアントのビジョン実現に貢献したい!
との思いをお持ちの方なら、
このCFコーチ養成塾がお役に立てることを
実感しました。
そんな方には、塾への参加を検討してもらえたら
良いなと思っています。