建設業の許認可受注数と単価が大幅アップした行政書士の事例
2022.12.27 執筆者:和仁 達也キャッシュフローコーチ日本キャッシュフローコーチ協会行政書士養成塾
一般的に書類作成や手続き業務が
中心と思われつつ、その実態は
実に多様であるのが「行政書士」です。
会社の設立から関与でき、
建設業においては経営事項審査などで
毎年定期的に関与する機会もある
行政書士は、
実はパートナー型コンサルティングとの
相性が良いことがわかりました。
そして、
キャッシュフローコーチ養成塾には、
行政書士で「コンサルをやりたい」
と言って入塾される方が年々、増えています。
そこで、彼らに
「なぜ参加したのか?」
そして
「実際に参加してみてどんな良いことがあったのか?」
を率直に聞いてみることにしました。
あなたのコンサルティング活動のヒントになれば
幸いです。
建設業の許認可受注数と単価が大幅アップした行政書士の事例
個人で行政書士事務所を開業した後に
仲間と共に法人化した門脇里佳さん。
そのパートナーが一足先に
キャッシュフローコーチ養成塾を
受講していたつながりから、
数年後に入塾を決意されました。
その成果は3つ。
1つ目は、
不動産会社の支店長からの依頼で
社員向けの財務研修を行ったこと。
その狙いは採算意識を社員に
持たせることでした。
2つ目は、
二代目社長からの依頼で
経理の素人を1年半で
経理部長に育てる教育に携わりました。
ここは20人の会社で父親から
継承したばかりの会社でしたが、
以前経理を担当していた母親が
直接指導すると、
息子である新社長との距離が
近すぎて喧嘩になることが
容易に想像できたとのこと。
そこで門脇さんという
社外のプロに任せて
適度な距離感を保つことが
スタッフ育成に効果的と
判断した社長がその依頼をしたようです。
これは記帳代行業務を通して
毎月会社の経理に関わっている
つながりから、タイミングよく
そのニーズをキャッチできた
ことが成功要因のようです。
この経理スタッフ育成業務は
月額50万円の報酬で1年半続いたそうです。
このような高額契約ができた背景には、
「まったくの経理の素人社員を
社長の右腕として経理がわかる人材に
育てあげることの経済効果」
をきちんと伝えたところにありました。
3つ目は、
建設業の経営事項審査の点数を上げて、
公共事業が取れるようにするための
コンサルティング業務が増えたとのこと。
行政書士で経営数字がわかる人は
希少価値が高いらしく、
顧問先だけではなく
同業者の行政書士からも
アドバイスを求められるように
なったそうです。
行政書士の許認可業務と
経営数字のマッチングによる
新たな価値の創造と言えるでしょう。
門脇さんに養成塾後に入会した
日本キャッシュフローコーチ協会の
価値を聞いてみました。
「私は三重で働いていますが
地元の名古屋地域勉強会に関わっています。
いろんな分野のキャッシュフローコーチと
情報共有できるので
そこで良い刺激をもらっています」
門脇さんの話を聞いていて感じた事は、
「行政書士だから書類作成が本業である」
などの規制概念がないところが
ユニークだと感じました。
社員研修や経理スタッフ育成業務、
さらには経営事項審査コンサルティングなど
新たな価値を創造し続ける門脇さんに
これからも注目しています。
そしてわたしは、門脇さんの話を聞いて、
彼女のように
・行政書士の業務と相乗効果を発揮しながら
顧客の本業ど真ん中に貢献したい!
との思いをお持ちの方なら、
このCFコーチ養成塾がお役に立てることを
実感しました。
そんな方には、
塾への参加を検討してもらえたら
いいなと思っています。
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■ファシリテーター講座
(和仁の講義動画を使ってファシリテーターが解説)