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パートナー型コンサルタントの あり方・やり方

今の時代に必要なのは、教える人ではなく一緒に追い込んでくれる人。

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2025.01.04 執筆者:和仁 達也

コンサルタントという仕事を解像度高く見ると、
3つの役割があり、それを理解することで「長く関与が続く」ことが
可能になります。今回はその話をします。

コンサルタントの仕事は一般的には「教える先生」ですが、
わたしたちキャッシュフローコーチの仕事は
「教えることではなく、盲点に気づかせるパートナー」
だと、この数年、セミナーや書籍で提唱してきました。

この違いがもたらす価値の差がここ数年のSNSやYouTubeなど
情報化の加速によって、より顕在化してきた気がします。

にも関わらず、未だに「教えることが仕事」だと錯覚している
コンサルタントが少なくありません。

一般にコンサルタントが役割を分解すると3つの工程があり、
それぞれの市場価値が大きく変化しています。

ここをきちんと理解していないと、どんどんビジネスが苦しく
なるので、一度整理しておきたいと思います。

コンサルタントの3つの役割とは

「1.ノウハウを教える“先生”」

「2.そのノウハウを思考回路に組み込む“トレーナー”」

「3.その思考回路とビジョンを共有して一人では到達できない
レベルまで一緒に突き進む(=追い込む)“パートナー”」

です。

たとえばわたしは、マラソンを始めて7年目になりますが、
スタートから今までずっとランニングコーチの個別セッションを
依頼しています。

世の中に数あるランニングコーチの中でも、彼のように何年も
(それなりに高額の受講料を要する)個別セッションを依頼される人は
それほど多くないようです。

なぜ彼は7年にもわたり、個別セッションを依頼され続けるのでしょうか?

それは、彼の主たる役割がまさに3つめの、

「その思考回路とビジョンを共有して一人では到達できない
レベルまで一緒に突き進む(=追い込む)“パートナー”」

だからです。

「フルマラソンを完走する走り方」「サブ4の達成法」などの
ノウハウだけなら、ネットで検索すればいくらでも情報が得られます。

そして、そのノウハウを思考回路に組み込むトレーナーの役割も、
おそらく1~2年もあれば十分でしょう。

ところが「一人では到達できないレベルまで一緒に追い込む」ことには
終わりがありません。

「フルマラソンを完走したら、次はサブ4を目指す」
「それを達成したら、さらに自己ベストを目指す」

というように、クライアントにビジョンがある限り、
役割があり価値を発揮し続けられます。

このように、クライアントのビジョンに寄り添って
可能性を最大化する仕事は、あらゆる業界で今後ますます求められる
あり方だと確信しています。

自分のビジネスにその要素をいかに取り入れるか考えてみてはいかがでしょうか。

 

「さらに理解を深めたい人はこちらの記事もオススメ」

▶︎コンサルタントの仕事は問題解決なのか?

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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