知名度に頼らずセミナーでクライアントを獲得するには?
2025.06.04 執筆者:和仁 達也キャッシュフローコーチコミュニケーション着眼点高額報酬
コンサルタントからの相談で多いものに
「どうすればセミナーに集客できますか?」
があります。
その意図は、
「セミナー参加者を個別相談につなげて、
コンサル契約を得たい」
と言うものです。
この質問には、
「セミナーに10人程度は集めなければならない」
と言う前提が入っているようですが、
そもそもそこに盲点があります。
そこで、
キャッシュフローコーチ養成塾への参加を
検討中の、コンサルタントで独立を目指す人
から受けた相談を共有します。
実はセミナー集客に困っている
コンサルタントは多い。が、、、。
たくさん本を出版している等、
有名なコンサルタントは別として、
ほとんどのコンサルタントは
セミナー集客が得意ではありません。
その理由は、セミナー開催にあたって、
「多くの人に”認知”される必要がある」
と考え、そこに過大なエネルギーを
かけてしまうからです。
しかも、実際には”認知”されただけでは
セミナーに参加してくれません。
コンテンツや講師の良さが伝わる必要があり、
そこにさらに膨大なエネルギーを要します。
そんな人は、ちょっと立ち止まりましょう。
まず前提として、
コンサルタントとセミナー講師は
まったく【別の仕事】です。
そして、
本業がコンサルタントである人にとって、
セミナーはあくまでその手段なわけですから、
そこに過剰なエネルギーを注ぐことには
無理があると思うのです。
そこで効果的な方法は、
「1 on 1セミナー」です。
つまり、1対1でセミナーをやるのです。
そもそもセミナー集客に困っている人は、
10人集めることすら大変なことです。
大変な思いをして、せっかく10人集めたとして、
そのうち無料の個別相談につながる人は一体、
何人いるでしょうか?
仮に10人中3人が個別相談に申し込んでくれて、
そのうち運が良ければ、1人が契約に至る、
といった感じでしょうか。
それに対して、1 on 1セミナーは
初めから「1対1でセミナーをする」と、
チラシにも記載して募集します。
つまり、セミナーを10回やることになります。
すると何が起こると思いますか?
1 on 1セミナーのお客さん側のメリットは
他の参加者に気兼ねなく質問ができることです。
その結果、2時間セミナーをやり終わった後の
「講師と参加者の関係性」はより高くなり、
個別相談につながる確率が上がります。
うまくやれば、全員が個別相談に
つながることもあるでしょう。
セミナー中にも相手のお困りごとを
引き出すことができるので、
個別相談の質は上がります。
キャッシュフローコーチの場合、
2時間のセミナーの中で
「お金のブロックパズル」
を一般値でレクチャーし、
個別相談では、実際の決算データを
「お金のブロックパズル」
に入れて、リアルな学びと気づきを
提供します。
それによって、参加者は、
一般論ではなく自社の実数の収支構造を
知ることができ、有意義な時間となり、
喜ばれます。
このように、
「相手のお困りごと起点」で会話をすることで、
こちらのコンサル内容にも興味を持たれるので、
相手から求められる形で(=聞く姿勢をつくって)
こちらのコンサル内容を説明することもできます。
これを10回できるわけです。
どちらがコンサル契約につながるでしょうか?
10人に一度にまとめてセミナーをするよりも、
1 on 1のセミナーを10回やった方が、
本来の目的であるクライアント獲得という
成果が大きくなる。
これはアプローチできる対象者の数が
少ない人ほど有効なアプローチです。
1 on 1セミナーお試しください。
今のお話を聞いて、具体的に力になりたい方が
思い浮かぶようであれば、
キャッシュフローコーチ・メソッドの習得を
検討されると良いと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
ビジョナリーパートナー 和仁達也
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