成果を出すコンサルタントが意識する3要素
2025.08.18 執筆者:和仁 達也あり方・ビジョナリープランキャッシュフローコーチコミュニケーション着眼点
コンサルタント向けの養成塾でよく受ける質問に
次があります。
「コンサルタントがクライアントを獲得したり、
クライアントに良い影響を及ぼす存在になる
ために、必要な要素は何でしょうか?」
知恵を武器にするコンサルタントにとって、
コンテンツが重要だとは思うが、
そもそもコンサルタントの人としてのあり方や
人柄のようなものも大事な気がする。
実際のところ、
クライアントに良い影響力を発揮できる
コンサルタントは、どんな要素を満たして
いれば良いのか。
今日はその点について、
わたしが意識していることをお話しします。
それはズバリ、
「あり方・やり方・コンテンツの
3つを最適化する」
と言うものです。
あり方とは、ビジョンやミッション、
セルフイメージなど自分の立ち位置やスタンスを
明確に言語化し、その軸に沿った振る舞いを
することです。
例えばわたしは、
独立当初から自分の肩書を
経営コンサルタントではなく、
“ビジョナリーパートナー”
というセルフイメージで
活動しています。
このセルフイメージが、
自分の仕事のやり方やスタンス、
そして醸し出す雰囲気を決めています。
そしてこのセルフイメージによって、
やること・やらないことがはっきりし、
その人らしさが発揮されるのです。
次に、やり方も重要です。
やり方とは、伝え方や聞き方、
相手との関わり方のスキルのことです。
いくら人柄が良くても、
話があまりにもヘタクソでは
聞いていられませんよね。
また自分のことをしゃべってばかりで、
クライアントの話をきちんと聞こうとしない
コンサルタントは信頼されないでしょう。
そして、話を聞いているフリをして、
相手の意図をきちんと汲み取れないようでは
効果的なコンサルティングはできません。
つまり、「あり方」と同時に
「やり方」も一定レベル以上に
磨く必要があります。
その上で、「コンテンツ」が重要です。
コンテンツとは
「どんな顧客の、どんなお困りごとを
どんなユニークな方法で解決するのか」
というコンサルティングの中身です。
それがクライアントの頭の上の方にある、
”夜も眠れないほど重要なお困りごと”
を解決するものであれば、価値は高く、
結果的に報酬も高くなります。
よって、どんなコンテンツを扱うかは
慎重に考える必要があります。
わたしはこれらを考えて、
コンサルティングを行なってきました。
その結果、体系化したのが
”キャッシュフローコーチ・メソッド”です。
ちなみに、
キャッシュフローコーチ・メソッドは
なぜ成果が出るかと言うと、
この3つの要素を全ておさえているから、
だと考えています。
6ヶ月の講座の中で、
まず「あり方の再構築」から着手し、
次に「やり方」と「コンテンツ」を
学んでいきます。
特にコンテンツについては
ExcelやWordなどのツールが整備されていて、
誰もがすぐに行動できるようになっている
ところが特徴です。
特に、最も特徴的なのは、
答えを教える”先生型”ではなく、
質問や事例ストーリーを投げかけて
クライアント本人に答えに気づかせる
“パートナー型”のスタイルを取っているところです。
クライアントである社長は、
基本的に人から”上から目線で答えを教えられたい”
わけではない。
このことに早い段階で気づいていたからこそ、
社長の立場や目線に合わせた関わり方ができる。
この、あり方・やり方・コンテンツの三要素を
最適化するというのは、コンサルタントに限らず
あらゆるリーダーにとって必要な要件でもあります。
よって、さらに良い影響力を発揮したい方は、
自分はどこを強化すると良いかを振り返ってみても
良いかもしれません。
そして
「これからコンサルティングの軸を確立しよう」
という方が、その手段として、
キャッシュフローコーチを選んでいただけるなら、
とてもうれしく思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
ビジョナリーパートナー 和仁達也
■お知らせ:6月開講のキャッシュフローコーチ養成塾の詳細はこちらです。