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パートナー型コンサルタントの あり方・やり方

アドバイスは、求められてからする。

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2026.01.04 執筆者:和仁 達也

 

今日は主にコンサルタント業など、人にアドバイスをする立場にいる人
に向けてのメッセージです。

 

コンサルタントの職業柄、人にアドバイスを求められることはよくあります。
その一方で、わたしが自戒していることは
「それは善意の押し売りになっていないか?」です。

動機が「相手のことを思って」「相手に良くなって欲しくて」と、
善意でやっているとしても、受け手がそれを心地よく思わないことがあります。

 

以前、コンサルタントが集まる場で、こんな光景を見ました。

ある分野でキャリアの長いAさんがキャリアの浅いBさんに対して、
熱心にアドバイスをしていました。

お酒が入った席だったし、はじめのうちは楽しく話しているようでした。

しかし、しばらくしてふと見ると、
Aさんは変わらずBさんにアドバイスを続けていました。

「ずいぶん、長いことしゃべっているな~」

と思いつつ、Bさんを見ると、身体を半分横に向けて
表情も明らかに苦痛に感じている様子。

見るに見かねて、

「すみません、Bさんちょっとだけ時間、いいですか」

と割って入り、部屋の外にBさんを連れ出し(救出?)ました。

「何だか、長いことAさんが熱心に話しかけていたけど、
もしかしたら逃げられない感じだったんじゃないか、
と思って連れ出したんだけど、余計なお世話だったかな?」

と尋ねると、Bさんは苦笑いを浮かべて

「いえ、本当に助かりました。Aさんは良かれと思って、
いろいろ言ってくださっているんですが、
正直そっとしておいて欲しいな、と思いながら
席を立つきっかけを探していました(苦笑)」

とのこと。

Aさんには、悪気はないはず。
善意から、良かれと思ってアドバイスをしています。

しかし、相手は「too much!(もう、たくさん!)」
と思っているのに、それに気づかず、ズケズケと言いたいことを言い続ける。

このような、善意からの余計な言動を「お節介」と言います。

我々コンサルタントは、職業柄この「お節介」を
知らないうちにやってしまいがちです。

これを続けると、いつの間にか鬱陶しくなり、
やがては嫌われてしまうかも知れませんね。

この予防策は、カンタンです。

アドバイスしたい時は、

「1つお伝えしたいことがあるのですが、言ってもいいですか?」

と許可を得てから行うこと。

求められてするのがアドバイス、
求められないのにするのがお節介。

わたし自身、自戒したいと思います。

 

「さらに理解を深めたい人はこちらの記事もオススメ」

▶︎アドバイスをしたのに聞き入れらない場合は「私はこう感じました」はストレートに届く!

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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