実践例・顧問先でライフプラン研修
パートナー型コンサルタントは、社長との面談や
会議の進行役を担うケースが多いのですが、
時には研修講師を担当することもあります。
とりわけ、社内で共通言語を根付かせたいときなど、
社外の専門家から伝えることで、一瞬でそれが
定着することがあり、効果的です。
そこで今日は、クライアント先で行い、好評だった
社内研修をシェアします。
ピンと来た人はトライしてみてはいかがでしょうか。
その日は、全国から社員が集まっての全体会議。
その中の1.5時間をわたしが預かって、
「ライフプラン研修」をやりました。
使った資料は2つ。
1つは、12ヶ月間の家庭内キャッシュフロー計画表。
もう1つは、生涯スパンの家庭内キャッシュフロー計画表。
それをたたき台レベルで書いて、5年後、10年後、20年後に思いを馳せた。
次は、ビジョナリーマップのワーク。
マインドマップ形式で「10年後の理想の姿」をセントラルテーマにして、
①家族との関係
②友人関係
③仕事のポジションや中身
④収入や貯金
⑤趣味やご褒美
⑥健康状態
の6つを視点に、理想の姿を書き出します。
ここでポイントは、
「今日この時間に、この紙に書いたことは、
すべて叶うとしたら、どうなりたいか、を書きましょう!」
と脱★完璧主義を促すこと。
印象的だったのは、そのビジョナリーマップのグループシェアの時、
日頃は笑顔を見せない人も含めて、全員が笑顔になっていたことです。
人は理想にフォーカスしている時、笑顔になるのですね。
人が自ら動く組織を作る秘訣は、
「会社のビジョンと個人のビジョンの
一致点を見いだしてそれを最大化」
すること。
この研修は、その一助になったようです。
ピンと来た人は、クライアント先に提案してみては
いかがでしょうか。