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パートナー型コンサルタントの あり方・やり方

嫌な顔をされずに快諾される仕事の依頼の仕方!「あなたの意図は伝わっているか?

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2020.03.18 執筆者:和仁 達也

人に依頼をするのが上手な人と苦手な人がいます。

その違いは、依頼された側の反応に如実に出ます。

依頼するのが上手な人だと、相手からは「はい、わかりました」と
打てば響くリアクションが返ってきます。

でも、苦手な人だと

「え、なぜそんなことをするんですか?」
「でも・・・」

など、なんとも鈍い反応が。

そこで今日は、「相手に快諾される依頼の仕方」について
その秘訣をお伝えします。

以前、クライアント先のリーダーの立場の人から相談がありました。

「指示をすると、部下がいちいち文句を言う」

「依頼したことを素直に『はい』とやってくれない」

「最後は『いいから、とにかくやって』と
半ば強引に説き伏せてしまうのですが」

とのこと。

わたしは彼女の口調から、

「ちょっと言い方がキツくて、部下から反感を買われているのかな」

と思いつつ、部下の男性に直接、話をしてみました。
すると、彼の言い分は意外なものでした。

「いえ、リーダーに対して、全然反論もなにもないです。
ただ、なぜそれをするのか、意味がよくわからなかっただけなんです」

部下が上司の指示に対して疑問を口にする理由には、2つあります。

1つは、その指示の内容に不満があるとき。

もう1つは、単に
「それをやる」「そのようになる」意図・目的がわからない
ときです。

そして、部下の反応が鈍い理由は、わたしの経験上、
8割方、後者のようです。

ところが、
「部下は指示されたら、(つべこべ言わず)『はい』と言ってやるもの」
と考えている上司には、反応的にカチンと来てしまうのです。

そこでわたしはそのリーダーに

「今度から依頼をする際に、
その意図を伝えるようにしてみては?」

と提案をしてみました。

そして1ヶ月後、彼女に話を聞くと

「●●君(部下)の表情がまるっきり変わりました。
おかげで、最近はぎこちない感じじゃなくなって、依頼がしやすいです」

とのこと。

そのときの体験は、わたしに大きな気づきを与えてくれました。

「人はみな、お金のためだけではなく、
何か意義あることのために働いている。
そして、その意義を感じられる仕事の与え方をすることも、
リーダーの大切な役割の1つである」と。

「人間は意味を探す生き物である」ということを、
忘れないようにしたいと思います。

 

「さらに理解を深めたい人はこちらの記事もオススメ」

 

▶︎自分都合にならずに相手に気持ち良く受け止めてもらえる伝え方のコツ

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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