ガンを機に、仕事の仕方を根本的に変えた話
2021.09.27 執筆者:和仁 達也キャッシュフローコーチ日本キャッシュフローコーチ協会独立養成塾FP
「自分は何者なのか?」
(=セルフイメージ)
それが資格によって固定化され、
本当にやりたかったことがやれなかったり、
望む報酬額が得られないことがあります。
大切なのは、
自分のセルフイメージを
資格で決めつけられるのではなく、
自分で再構築すること。
言葉で言えばシンプルですが、
それには時間がかかる人もいます。
いやむしろ、そういう人の方が多い。
そんな中で、
着実の自身のセルフイメージを転換して
望むビジネススタイルを手に入れた
事例ストーリーをお届けします。
今回は、ファイナンシャルプランナー(FP)編。
あなたの一歩踏み出す勇気になればうれしいです。
ガンを機に、仕事の仕方を根本的に変えた話
長年FPとして活躍してきた大島ゆかりさん。
2015年にキャッシュフローコーチ養成塾に
入った頃の話を聞きました。
当時社長に保険の提案をしたところ、
その顧問税理士の一言で没になることが
度々あったとのこと。
その経験から、自分も財務をもっと
学ばなくてはと思ったものの、
いざ勉強しようと思ったら難しすぎて
次の一歩が踏み出せませんでした。
そんな中キャッシュフローコーチは
分かりやすくて実務で使えるイメージが
湧いたので、姫路ファシリテーター講座に
入塾しました。
その後2017年にガンを患い、
狩猟型の保険の販売の仕事は手放すことを決断。
そして2019年に再発したことにより、
自分の仕事の仕方を根本的に変える決断を
されたそうです。
一件一件の保険を販売する狩猟型の仕事よりも、
目の前のクライアントと長いお付き合いをする
農耕型のキャッシュフローコーチこそが
自分のやりたい事と気づき、
そちらに軸足を大きく移しました。
今では”未来実現パートナー”としての
コンサルの関わり(月額8万円から10万円の報酬)と
「雑談おかン。」と言う独自の関わり
(月額3万円から5万円円)の2つの立場を使い分け、
同じキャッシュフローコーチ仲間との提携で
自分の立ち位置をどこまで出すかを
顧客目線で最適化しながら提供しているそうです。
普通なら全て自分でやりたいと思いそうですが、
大島さんは自分がメインで行くよりも
相手にフォーカスしながら連携して仕事をする
ことが自分に合っているとの認識から、
積極的に仲間との交流を図り
「誰がクライアントと相性が良いのか」
を常に考えているようです。
大島さんは言います。
「もしキャッシュフローコーチと出会って
いなかったらあのガンになったとき
どうなっていたか想像ができなかったです」と。
それほど人生の節目となる出来事において
キャッシュフローコーチが大きな影響を
与えていたと言う事は、わたしも聞いていて
感慨深い思いがしました。
大島さんは2021年1月に法人化し、
「私はクライアントとキャッシュフローコーチを
中心とした専門家のハブになる」
と宣言して、さらに自らのステージを
広げていこうとしています。
もちろん身体と相談しながら
無理なく楽しい仕事の仕方を長くしていく
ことでしょう。
大島さんの話を聞いて、
人生のステージが大きく変わる中にも、
それに向き合い自分サイズでやりたいことを
追求していく姿勢はすばらしいな、
とわたしは感じました。
大島さんのこれからの活躍を注目しています!
そしてわたしは大島さんの話を聞いて、
彼女のように
・経営数字の専門家としての強みを生かして、
・社長の社外パートナーとして、
クライアントのビジョン実現に貢献したい!
との思いをお持ちのFPや士業の方なら、
このCFコーチ養成塾がお役に立てることを
実感しました。
そんな方には、塾への参加を検討してもらえたら
良いなと思っています。