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パートナー型コンサルタントの あり方・やり方

“まだ実績がない段階”で大切な発想とは?

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2022.04.18 執筆者:和仁 達也

ある分野では一定の実績があっても、
別の分野ではまだ実績がなく、これからそれを
積み重ねていかなくてはならないことってありますね。

たとえば、「個別コンサルティング」では実績があっても、
「セミナー講師としてはまだ初心者である」とか、
「ビジネス書の著者としては新人だ」みたいなことです。

今回はそんなときに大切な発想をお伝えします。

すべてにおいて全くの初心者であれば、謙虚になれるのです。

ところが、なまじっか、ある分野では
すでに一定の実績をおさめていたりすると、
ついそれが前面に出て、
「自分はこのくらいの評価をされるべきだ」と自己拡大が起こりがち。

すると、仕事相手に対して偉そうな態度になったりして、
それが相手にやりづらさを感じさせることがあります。

そして、結果的に自分の評価を落とし、
チャンスを逃すこともあるでしょう。

そんな姿を見て、わたしは思うんです。

「実績がないうちは、仕事の全行程を
“プレゼンのチャンス”ととらえよう」と。

わたしの例で言えば、
「新しいビジネスパートナーと一緒に組んでセミナーをする」
ときも、この発想です。

例えば、あるセミナー主催者の依頼で
セミナー講師の依頼を受けた時、
すばらしいセミナーをお届けするのは当たり前で、
そのプロセスも見られていると意識します。

相手からの問い合せメールに返信するスピード。

その内容の丁寧さ。

相手の要望に対して正しく理解して、求められた形で返す丁寧さ。

仮に相手からの返事がなかったときに、確認メールを入れるしっかり感。

ごちそうになったら、翌日にお礼メールを入れる義理がたさ感。

納品する成果物だけでなく、そこに至るプロセスのすべてを、
相手に見られています。

ならば、その全行程で自分の評価が高まる振る舞いを
したほうが得だと思うのです。

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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