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パートナー型コンサルタントの あり方・やり方

コンサルタントが見込み客に実績を尋ねられたら?

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2022.02.18 執筆者:和仁 達也

「見込み客から実績を尋ねられ時に、
独立したばかりで大した実績がないわたしは、
どう答えればいいのでしょうか?」

という相談を若手コンサルタントから受けました。

これは、コンサルタントに限らず、あらゆるビジネスにおいて、
相手との関係性を構築する前の初期段階で、
ほぼ必ず直面する悩みかと思います。

そこで今日は、彼に伝えたことを紹介したいと思います。

ここでポイントは、
「相手の言葉をそのまま受け取ってはいけない」
ということです。

見込み客からの質問に「どう答えるか」の前に、
「見込み客がなぜあなたに実績を尋ねるのか」、
その意図を考えてみることが大切です。

さて、それは、なぜでしょうか?

それは結局、他の誰かではなく、
あなたが最も相応しいという【正当性】を確認したいからです。

つまり、
「この問題を解決するパートナーとして、
本当にあなたが相応しいのか?」
を判断する基準の一つとして、実績を聞いている
に過ぎません。

よって、もし実績がないのなら、
それ以外で【正当性】を示せばいいということです。

例えば、
「なぜ、わたしはそれを本気でやる覚悟があるのか?」
のストーリーでもいいでしょう。

あるいは、
別の分野ですでに実践したことで、そのエッセンスが
今回の問題解決につながることを披露してもいいでしょう。

大切なことは、
相手が言ったことに反応するのではなく、
相手の真意を汲み取って、そこに答えることです。

それができたとき、
「あぁ、この人はよくわかっている」
と信頼と尊敬が芽生えるのですから。

 

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▶︎価値を上げるのと同等以上に大切なのは、価値を伝えること。

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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