記帳代行業がCFコーチ・メソッドを取り入れた事例
2023.02.13 執筆者:和仁 達也キャッシュフローコーチ日本キャッシュフローコーチ協会養成塾
独立系コンサルタントを目指しつつも、
「資格がない自分でも、やれるのかな?」
との不安が先にきて、一歩踏み出せずに
いる人は少なくないようです。
しかし実際には、
わたし、和仁も含めて
税理士や社労士などの資格を持たずに
コンサルタントとして活動することは
十分に可能です。
むしろ、
内容や報酬額の相場観などが
資格にしばられない点は
有利ですらあります。
ただ、家族など守る存在がある人に
とっては、その一歩を踏み出すには
”あと押し”が必要かも知れません。
その”あと押し”のひとつは、
「資格なしで活躍している人の存在」
を知ることです。
そこで今日は、実際に資格に頼らず
コンサル活動をしている人の
事例ストーリーをお届けします。
あなたの一歩踏み出す勇気になれば
うれしいです。
記帳代行業がCFコーチ・メソッドを取り入れた事例
経理担当者として経理総務の仕事を
10年やってきた後、
記帳代行業を個人事業主で
独立開業した田島秀人さん。
2017年に「コンサルタントの教科書」を読み、
「トップ(社長)の役に立ちたい!」
と思い和仁の教材で学んだ後に、
2018年にキャッシュフローコーチ養成塾に
入塾しました。
養成塾で学んだノウハウのうち、
「1シートマネープラン」や
「お金のブロックパズル」で資金管理をし、
また営業では「ビジョナリーコーチング」を
駆使して仕事に取り入れているとのことです。
今の仕事は記帳代行業をメインとして、
さらに給与計算を始めとする労務管理にも
関わろうとしている中、
「コンサルティング業務には
あえて参入しないスタンスにした」
とのこと。
通常だと、わたし(和仁)の周りで
記帳代行業をやっている方は、
その道の先にコンサルティング業を
目指す人が多かったので、
その逆を行く田島さんの発想に
興味が出ました。
「田島さんは記帳代行業から
コンサル業にシフトしたいとは
考えなかったのですか?」
と尋ねるとこう答えてくれました。
「私は細かいことが気になる性格で、
一方、社長の多くは細かな事は
どうでも良かったりするんですよね。
そこで衝突することが何度かあり、
自分の資質を生かそうと思ったら
細かな指示を受けてその通りにやるのが
自分に合っているんだとわかりました。
記帳代行業は、好きと言うより、
得意だと気づいたのです。
長年の仕事の中で経理の仕事ができて、
経理や総務の責任者の役割を担うことが
自分に合っていると感じています。
また外部の税理士や社労士、
コンサルタント等の方達と会社の
間をつなぐハブ役としても
関わりたいと考えています」
田島さんのように、
一度はコンサルタントの道を
目指しながらも、
自分の資質や得意なことを客観視して
軌道修正する人は少なくないと思います。
その点でこれは和仁の個人的な見解ですが、
「コンサルがやりたいキャッシュフローコーチと、
田島さんのように作業をしたい存在が
タッグを組むことで補完関係になり、
クライアントを一緒にサポートする道も
あるのかもしれない」
と感じました。
田島さんの自分サイズの挑戦を
応援したいと思います。
そしてわたしは田島さんの話を聞いて、
彼のように
・資格の有無にとらわれずに
・自分の強みを生かしながら
社長の社外パートナーとして、
クライアントのビジョン実現に
貢献したい!
との強い思いをお持ちの方なら、
このCFコーチ養成塾がお役に立てる
ことを実感しました。
そんな方には、塾への参加を
検討してもらえたら良いなと思っています。
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内容や日程、金額などの詳細はこちらです。
■ファシリテーター講座
(和仁の講義動画を使ってファシリテーターが解説)