建設業の専門性を活かしてコンサルする診断士の事例
2024.03.27 執筆者：和仁 達也
中小企業診断士日本キャッシュフローコーチ協会
今日は、中小企業診断士で
活躍する人の事例を紹介します。
「資格を取得して、信用は得られたが、
肝心のコンサルティングのやり方が
わからない」
そんな声を聞くことがよくあります。
税理士であれ、社会保険労務士であれ、
それは信用の証にはなります。
ただ、高額なコンサル報酬をいただいて、
本業ど真ん中に貢献するには、
全く別のスキルが必要になります。
そしてそれは「中小企業診断士」にも
当てはまるようです。
なぜなら、
「企業を診断する」行為と、
「毎月、継続的に経営支援する」行為は
”似て非なるもの”だからです。
そんな中、
「キャッシュフローコーチ養成塾」には、
中小企業診断士の方が多く受講していて、
目立つようになりました。
そこで、彼らに
「なぜ参加したのか？」
そして
「実際に参加してみてどんな良いことがあったのか？」
を率直に聞いてみることにしました。
あなたのコンサルティング活動のヒントになれば
幸いです。
建設業の専門性を活かしてコンサルする診断士の事例
建設会社に20年勤め、その後不動産会社で
工事を発注する側へ回った後、
中小企業診断士になった野江泰介さん。
中小企業診断士として独立する人や
副業する人と接する中で、自分も補助金の
支援を副業として取り組むことにしました。
しかし、補助金や公的支援だけで
「このままでいいのか」と疑問を抱き、
民間での直契約の道を模索していた中、
かつてインタビューした中小企業診断士で
キャッシュフローコーチの仲光和之さんに
再会します。
その中で診断士として民間企業と直接契約
できる道があることを知り、
2021年にキャッシュフローコーチ養成塾
京都講座に入塾しました。
京都講座は3ヶ月の短期コースだったので、
塾中には経済的成果は得られなかったものの、
卒塾後すぐに受講したパートナー型セールス
実践塾の中で行動力を高め、
コンサル契約を決めました。
それは以前アプローチした先だったのですが、
その時はまだコンサルに依頼するタイミング
ではなかったため、もう一度フォローした
ところ、タイミングが噛み合い契約が
決まったとのこと。
「私は自分で行動力が足りていないと
自覚しています。
それは目先のことを優先して
バタバタしてしまうところがあるからです。
そこを補うのに役に立っているのが、
日本キャッシュフローコーチ協会の仲間との
関わりです。
協会のメンバーは、行動力のある人が多く、
彼らと定期的に会って話をすることで、
継続的・定期的に刺激を得ています。
具体的には協会の公式行事である強化研修会
をはじめ、パワーパートナープロジェクト、
VC交流ひろ場、デンタルCFプロジェクト、
そして自分も運営側で関わる建設業勉強会など」
「参加人数が少ないものも多いものも、
そしてリアルの集まりもオンラインの集まりも
合わせて関わっています。
これからはこの仲間たちとの関わりをしながら、
自分の専門性である建設業のノウハウと
キャッシュフローコーチ・メソッドの掛け合わせで
クライアントに貢献していきたいと考えています」
野江さんのように、もともとの専門性を
生かしながら、中小企業診断士の知識や
キャッシュフローコーチ・メソッドの
ノウハウを融合させる価値提供のあり方は、
潜在的な可能性が高まる見本として
今後も注目しています。
そしてわたしは、野江さんの話を聞いて、
彼のように
・中小企業診断士のスキルを活かして、
顧問先を継続的にコンサル支援したい！
との思いをお持ちの方なら、
このＣＦコーチ養成塾がお役に立てることを
実感しました。
そんな方には、
塾への参加を検討してもらえたら
いいなと思っています。
キャッシュフローコーチ養成塾の
内容や日程、金額などの詳細はこちらです。
■ファシリテーター講座
（和仁の講義動画を使ってファシリテーターが解説）
