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上司と部下のコミュニケーションギャップを解消するコミュニケーション術

転んでもタダでは起きない発想法とは?

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2024.04.07 執筆者:和仁 達也

ふだんはやらない小さなミスでも、それが続くと
落ち込むことがありますね。

「このところ、基本がおろそかになっていたんだろうか?」

「最近調子が良かったから、傲慢になっていたんじゃないだろうか?」

という思いが頭を巡り、真面目な人ほど自己嫌悪に陥ることも。
そんなネガティブな思考を切り替える発想法を共有します。

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先日、あるドクターがこんな悩みを口にしました。

「ふだんだったら絶対にやらないのですが、
患者さんに別の患者さんの写真を見せて慌てたことがありました。

特に大きな問題にはならず過ぎたのですが、
わたしとしてはショックでした。こんな初歩的なミスは、
今まで一度もなかったのに・・・」

最近、他にもいくつか初歩的なミスが続いていたそうで、

「これは今後気をつけさえすれば、もう気にする必要がないのか、
それとも何かここからつかみとらなきゃいけないのか・・・」

とモヤモヤしていたそうです。

そこでわたしは1つ質問をしました。

「この一連の出来事から、院長が学んだことは何ですか?」

院長はしばらく黙って考えたまま、思いつかない様子でした。

「この問いは重要ですからね。ゆっくり考えてください」

そう促すと、やがて院長はボソッと口を開きました。

ルール化、かな。
データのファイル名のつけ方、データの収納の仕方、が
人によってバラバラでした。

一定のルール化をすれば、間違いが起こらなくなるし、
必要なデータを探す時間も減りそうです」

「なるほど、ルール化ですか。
それは重要なキーワードかも知れませんね。

そうしたら
『何についてルール化をすれば、さらにスムーズになるか?』
という問いを院長自身やスタッフに投げかけたら、どんな感じでしょうか?」

「それはいいですね!今回の一連の出来事が
かえってラッキーだったとすら思えそうです」

起こった出来事(具体例)から、キーワードを抽出し教訓に導き出す。

転んでもタダでは起きない発想法、試してみてはいかがでしょうか。

「さらに理解を深めたい人はこちらの記事もオススメ」

▶︎忙しくてバタバタしていると感じた時の行動指針の作り方

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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