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社員を巻き込みビジョンを実現する キャッシュフロー経営って?

経営者が「お金がない」というセリフの本当の意味とは?

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2018.10.16 執筆者:和仁 達也

人がよく言う「お金がない」というセリフの、本当の意味を知っていますか?

「儲かっていますか?」
「いや~、苦しいですよ。おたくはどうですか?」
「私のところも、全然『お金がありません』よ」

経営者同士の会話で、このようなセリフを聞いたことあります。
ところで、彼らの会社には本当に「お金がない」のでしょうか?

もし本当に『会社にお金がない』としたら、会社は倒産しています。
つまり、のん気に話している場合ではないはずなのです。

では、「お金がない」とは実際にはどういう意味でしょう?

そこで、「お金がない」状態を、余裕のある状態から余裕のない状態まで7段階でランク順に並べてみました。

彼らの実態は次のいずれかを指しています。

お金がない人の7段階

①本当はかなり儲かっているのだが、あまり目立つと税務署やセールスがやってきてお金を持っていかれるので、表向きの顔として「お金がない」

②今年の売上目標が未達のため、予定額と比べると、それほどは銀行に「お金がない」

③欲しいモノがあるのだが、それを買うのに十分な「お金がない」

④儲かっている同業他社と比べると、わが社は「お金がない」

⑤いつも資金繰りに追われ、金策にエネルギーを消耗しているため、感覚的には「お金がない」

⑥今月の社員の給与を支払うための「お金がない」

⑦今日、期日がくる支払手形の「お金がない」

あいまいな言葉から脱却する

このような例を1つとっても、私たちがいかにあいまいな言葉を使っているかがわかります。

言いかえれば、正確な言葉を使うと、対策をそこに見い出せるのです。

たとえば「営業マンを一人採用したいのだけど、そこまでの『お金がない』と思っている場合、本当に採用したいのならば、粗利をいくらアップさせれば利益を圧迫しないのか計算すればすむことです。

そして、仮に月100万円以上の粗利アップで営業マンを一人採用できるなら、増員によっていかにそれを実現させるかに知恵を絞ればいいのです。

たとえば、

「トップ営業マンのデスクワークや周辺業務を当面は新人に任せることで、トップ営業マンにプラス100万円分の働きをしてもらえそうだ」

と判断するなら、採用は可能かもしれません。

あいまいな言葉を使い続けている限り、「お金がない」という抽象的でマイナスな暗示を自分にかけてしまうのです。

自分に投げかける言葉は、無意識のうちにみなさんの思考をコントロールしていきます。正確な表現を使って、早くそこから上のステージに上がれるよう前進しようじゃありませんか!

経験や勘だけに頼らない人が持つモノサシとは?

ここまでに、お金の流れの全体像を把握しました。
今からみなさんにお伝えしたいことは、「入りと出のバランスを考える」ことです。
このバランスを考えることで、効率的に儲けを残すことができます。

みなさんは、これまでにこんな疑問を持ったことはありませんか?

「売上は毎年アップしているのに、なぜこんなに利益が少ないのだろう?」

「うちの会社では、いくらまで人件費を出せるのだろうか?」

「借金をする場合、いくらを上限として考えればいいだろうか?」

みなさんのこのような疑問について、これから1つ1つお答えしていきます。

多くの経営者は、これらのことを経験則や勘で決めているようです。
それで問題なくうまくいっていれば、それでももちろんOKです。

しかし、「客観的な裏付けが欲しい」というみなさんは、これからお話する指標(モノサシ)を覚えてください。

それは、「粗利率」「労働分配率」「何年で完済できるか」の3つです。

実は、この3つの指標は、さきほどの3つの疑問と次のように対応しています。

「売上は毎年アップしているのに、なぜこんなに利益が少ないのだろう?」
(→粗利率)

「うちの会社では、いくらまで人件費を出せるのだろうか?」
(→労働分配率)

「借金をする場合、いくらを上限として考えればいいだろうか?」
(→何年で完済できるか)

では、次の記事から早速、それぞれの指標について見ていきましょう。

追伸、
なお、この記事の内容をさらに理解したい人には、拙著「お金の流れが一目でわかる! 超★ドンブリ経営のすすめ」が参考になります。

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書多数。

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