上司と部下のコミュニケーションギャップを解消するコミュニケーション術
不安や憂鬱な気分が続く時に、周りの力を借りて、元気になる方法!?
2018.12.08 執筆者:和仁 達也コミュニケーション安心安全ポジティブな場づくり
憂鬱な気分になったり、不安を感じる。
最近落ち込みやすくなって、叱れたり、失敗するとすぐ嫌なことを思い出してしまい、やる気が出ない。
「なんか、最近テンション低いのよね~」と、気持ちが前向きになれなくて、不安や憂鬱な気分が続くこと、ありませんか?
仕事が忙しかったり、不規則な生活になったり、新しい環境や新しいことを行うときなどは不安を感じ、このような状態を感じてしまうことはあるのではないでしょうか。
そんな時には、私自身が実践して効果を感じている簡単な方法を1つご紹介しましょう。
それは、「親しい患者さんや仲間とのコミュニケーションを必然的に引き出す仕掛けを日常に組み込むこと」です。
この考え方は東京ディズニーランドが実践しています。たとえば、あえて自動販売機をおかず、人を介してジュースを買うスタイルにしているのは、スタッフとお客さんが自然とコミュニケーションをする状況を引っぱり出すためだそうです。
それによって、お客さんとスタッフのコミュニケーションの接点を少しでも増やし、お客さんの思い出づくりの機会(=チャンス)をつくっているのです。
ちょっと思い浮かべてください。旅行やお店に行ったときの思い出を振り返えると、思い出すのは「誰かと交わした会話」や「店員さんからのちょっとした気遣い」だったりしませんか?
もちろん景色や食べた料理の味も記憶に残りますが、人との対話がかなりのウエイトを占めていたりしますよね。それだけ人とのコミュニケーションは心に影響を与える、ということでしょう。
そして、それはお客さんの側だけでなく、スタッフの心も健康にしてくれます。
つまり、良いコミュニケーションは双方の心を健康にしてくれるということです。
では、具体的にどのようなコミュニケーションを交わせばいいのでしょうか?1つ簡単な方法を紹介します。それは、テンションが下がり切る前に、「人を励ましてあげる」ことです。それは、患者さんでもいいし、院内の仲間でもいいでしょう。
「人の役に立とう」とするとき、人はエネルギーが自動的に高まるようです。そして、それが終わった後も、その高まったエネルギーは持続します。つまり、人を励ますことをきっかけに心の健康度が高まるのです。
例えば、仕事がうまくいかずに悩んでいる後輩に「困ったことがあったら相談に乗るから気軽に声をかけてね」と一言声をかけてあげる。いつもより元気がなさそうに見える患者さんに「前回よりも、磨き残しが少なくなっていますね。きちんと管理されていますね」と誉めてあげる。など、いろいろやれます。
今すぐできるようなことで一度、その成果を実感してみてはいかがでしょうか。このことが心に及ぼす影響力。意外と侮れませんよ。
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