コミュニティービジネスを成功に導く、盛り上がって成果を出すために 大切な、たった1つのこと
2019.02.26 執筆者:和仁 達也MVPコンテストコミュニケーションコミュニティ伝え方日本キャッシュフローコーチ協会
コミュニティーを作り、運営者となって、
一生懸命集客して、コミュニティーの参加者も増えてきた。
自分の熱量やモチベーションは高いのだが、
参加者のモチベーションが低く、イマイチ盛り上がらない。
入会者はそれなりにあるものの、同時に、退会者も出てしまう。
Facebookグループやスラック、チャットワークなどではいつも自分だけが発言し、
それに対してはコメントはあるものの、会員の積極的な発言はなかなか出ない。
もっとコミュニティーを活性化させたいのに、
なんか、自分だけが空回りしている気がして、
このままコミュニティーを続けていけるのか不安を感じる。
このように、コミュニティー運営者は、参加者である会員との
「温度差」を感じる場合はあると思います。
コミュニティを運営する人にとって、
「どうすればメンバー主導で、会が活性化するのか?」
は、重要な関心ごとだと思います。
その肝となる大切な1つのことを、2019年のはじめに、
日本キャッシュフローコーチ協会のFacebookグループに投稿しました。
これはキャッシュフローコーチ(以下CFコーチ)向けのメッセージではありますが、
「コミュニティを運営する立場の人の参考にもなるのでは」
と思い、このコンテンツサイトでもシェアします。
下記にそのまま転載するので、CFコーチのつもりで読むと、きっと収穫がありますよ。
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CFコーチのみなさん、あけまして、おめでとうございます!
さっそくですが、CFコーチのみなさんにとって、今年の協会の活動が、とても楽しく、ハイパフォーマンスなものになるためのメッセージを伝えますね。(長文です)
先日、MVPコンテスト実行委員が1ヶ月ぶりに東京に集まり、「マニュアル策定ミーティング」を行い、その冒頭でメンバーに伝えた話があります。
協会のみんなにも知っておいてほしいことなので、下記にシェアしたいと思います。
シェアする理由は、これはMVPコンテストに限らず、今後の日本キャッシュフローコーチ協会のすべての活動に共通して大切なことだからです。
(以下、ミーティング冒頭の話 )
↓↓↓↓↓
【MVPコンテストは「楽しくやる」ことを重要視する理由】
今日のMVPコンテスト実行委員のミーティングは、 「楽しくやる」ことを重要視します。
なぜなら、実行委員は「義務」で集まっているわけではなく、「楽しくて」集まっているからです。
MVPコンテスト実行委員の仕事は、決してラクではありませんよね。
1年近くに渡って、毎月のzoomミーティングや数回の対面ミーティング、その他にも各チームごとの段取りや打ち合わせ、実務作業の積み重ねの上に、あのMVPコンテストが成り立っているわけですから。
「その時間を本業に当てれば、もっと休みが取れたり、もっと稼げる」
にも関わらず、実行委員のみんなは、誰に言われたからではなく、自立性と主体性を発揮して動いてくれるじゃないですか。
それは、実行委員が「楽しい」から集まってくれているんだと思うんです。
もちろん、「学びがあるから」とか「仲間ができるから」も動機の一つかも知れませんが、その本質は「楽しいから」なんだと思うんですね。
こんなことを言うと、「楽しさばかりを追求していたら、クオリティが犠牲になるのではないか!?」という声も聞こえそうですよね?
それも承知で、あえて言います。
「協会活動は、楽しさを追求したい」と。
そして、楽しいからこそ、「継続」できる。
この「継続」こそが、途方もない高みに到達する最大の道なんです。
それを証明しましょう。
MVPコンテストで想像してみて。
1回目のMVPコンテストにおいて、我々に100の力があったとして、あえて10は余白というか、遊びとします。
ポテンシャルの90%を発揮するってことです。
脱★完璧主義で、ね。
すると、ポテンシャル(潜在能力)は100で、パフォーマンス(成果)は90となり、これが1年目のMVPコンテストの成果になる。
次、2回目はどうか?
前回の経験値が蓄積して、10%は成長するとしましょう。
すると、ポテンシャルは110で、パフォーマンスは90%の99となり、これが2回目の成果になる。
同様に考えると、3回目は?
ポテンシャルは10%増しの121で、パフォーマンスはその90%の109となり、これが3回目の成果になる。
この時点で、ポテンシャルの100%を発揮した場合の2回目相当のパフォーマンスとなる。
つまり、1年遅れで完璧主義のときのパフォーマンスを発揮できるという訳ですね。
そして、10年続けた時には、どうなるか?
同様に計算すると、ポテンシャルは236で、パフォーマンスは212。
つまり、1回目の2倍超のパフォーマンスです。
仮に、10%ではなく20%ずつ成長したら、10年後のポテンシャルは516で、パフォーマンスは90%でも464(4.6倍)です。
もし、30%ずつの成長なら、ポテンシャルは1,060で、パフォーマンスは90%でも954(9.5倍)です。
なぜ、「継続」にはこれ程の効果があるのか?
では、なぜ「継続」にはこれ程の効果があるのでしょうか?
それは、 「継続には複利の力が働く」からです。
ところで、これを一気にそこまでやろうとしたら、どうなるんでしょうね?
完璧主義を発動して、相当なムリをチーム全員に強いることになるでしょう。
そして、その結果は 「こんなに辛い思いをするくらいなら、辞めます」となり、プロジェクト自体が終了です。
ところが、完璧主義でなくても、楽しみながら少しずつ成長しながら継続していけば、途方も無い高みに行ける。
ここで注目したいのは、
A・目の前の成果を追求して、完璧主義でやるのか
それとも、
B・多少の不完全さは片目をつぶってでも、楽しさを追求するのか
の選択です。
わたしのこれまでのビジネス経験で学んだことは、
「チームで動くときは、相手に100%を要求すると苦しくなり、長く続きにくい」
ってことです。
だから、脱★完璧主義なんです。
もちろん、MVPコンテストはお金が伴う事業であり、協会以外の人も招くわけで、相応のクオリティを実現する必要があるのは当然のことです。
だからこそ、このあたりは言語化するのが難しいところですが、CFコーチのみんななら、わたしの言わんとするところを汲み取ってくれると信じています。
つまり、途方もなく高いレヴェルを目指すなら、 「継続」が必要。
そして、継続するには 「楽しく」やることが鍵となるのです。
では、どうすれば「楽しく」やれるのか?
それは、毎月のミーティングやfacebookでのコミュニケーションなど、日々のコミュニケーションに秘訣があります。
言葉の選び方が重要です。
つまり、その鍵は「 “肯定語”で対話する」ことです。
そもそも、わたしたちは全員、 「安心安全ポジティブな場づくり」の大切さをわかっています。
ただ、そんなわたしたちでも、情熱ゆえに熱くなり、「べき論」モードになることがあります。
「ここはこうすべき」「あれはああすべき」と、やり出すと、気がつかないうちに“否定語”を使いがち。
「この意見は間違っている」「あの考え方はダメだ」「そのやり方は意味がない」こういう発言が出た瞬間に、場が崩れる。
「継続」するための最大の鍵である「楽しさ」が、かき消されてしまう。
そうならないように、自分が発する言葉に、お互いに今一度、意識を向けていきたい。
もちろん、人の不完全さや改善点に気づいているのに、見て見ぬ振りをするのとは、話が違いますよ。
もしそれに気づいたなら、「脱★完璧主義」を思い出して、「相手が受け止めやすい言葉を選んで、伝える」ようにしてあげよう。
ということで、今日のミーティングは、「肯定語」で組み立てて進めたいと思います。
よろしいでしょうか?
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(ミーティング冒頭の挨拶はここまで)
年末のMVPコンテスト・マニュアル策定ミーティングは、冒頭にこんな話をした後に約4時間、濃密なミーティングをして、お店に移って延長戦かつ忘年会へ。
脳をフル稼働した仲間との、最高に楽しいひとときを味わいました。
ちなみにこのミーティングには、実行委員の約半数が、年末の忙しいスケジュールをやり繰りして参加。
ミーティングの最後に「2019年も実行委員を続投する人」を確認したら、その場にいたメンバーほぼ全員が参加表明してくれました。
わたしはその姿を見て、とてもうれしく、頼もしく、そして有り難く感じています。
長くなりましたが、和仁が
・継続することを重要視する理由
・楽しさを追求する理由
・脱★完璧主義を唱える理由
・安心安全ポジティブな場づくりを、協会の優先順位の最上位におく理由
が伝わればと思い、年初のメッセージを投稿させてもらいました。
2019年、日本キャッシュフローコーチ協会は、「一段上のレヴェルの安心安全ポジティブな場づくり力の発揮」を通して、協会メンバーのみんな、そしてその周りにいるクライアントのビジョン実現を応援します!
和仁達也
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