セミナーをオンラインでやりたいコンサルタントが知っておきたいオンラインセミナーの5つの価値とは?
2020.05.14 執筆者:和仁 達也オンラインコミュニケーション伝え方着眼点
昨今の新型コロナウィルスの影響で会場でのセミナー開催が
できなくなったことで、多くのコンサルタントやセミナー講師が
オンラインでのセミナーに関心を示しています。
オンラインであれば、人と接触することもないし、
地域差もなくなるため、全国から参加者を募ることができ、
マーケットが広がるなどのメリットがあります。
その一方で、
「1対1ならまだしも、
1対多、それも何十人も参加している中で、
ちゃんと場をとりしきり、参加者の注目を集め続ける
ことができるのか?」
そして、
「会場でのリアルのセミナー同等以上の価値を
ちゃんと発揮できるのか?」
また、
「自分はITが苦手だけど、ちゃんと操作が
できるのか?」
そんな不安から、二の足を踏んだり、
不必要に価格を下げて行うコンサルタントも
いるようです。
そこでこの記事では、
オンラインで学ぶことの可能性と魅力についてお伝えします。
わたしは緊急事態宣言でリアルな会場でのセミナーが
できなくなった4月から、ありとあらゆるスタイルの
オンラインセミナーをやってきました。
具体的には、2カ月の間で
20人以下の有料の4.5時間セミナー(4回)、
200人規模の90分セミナー(1回)、
100人規模の90分セミナー(5回)、
30人規模の90分セミナー(5回)、
60人規模の公開コンサルセッション(1回)、
個別コンサルティングを4時間(2回)など、
様々な形態の講座をオンラインで行い、
そのいずれも高評価をいただき、
わたし自身も手ごたえをつかむことが
できました。
その結果、オンラインならではの価値やメリットがある
ことに気づいたので、シェアします。
オンラインセミナーならではの5つの価値
Contents
1.講師が身近に感じる
Zoomのスピーカービューで表示すると、
講師が画面いっぱいに映るので、自分に話しかけている
ように感じられるようです。
また、イヤホンで聞くと、さらにその効果はアップします。
2.全員が最前列で参加できる
通常の会議室なら、最前列と最後列では、
講師の見え方や話の伝わり方に差があります。
ところが、オンラインだと全員一律で「最前列で受講」
している感じになり、学習効果も高まります。
その効果は、ホワイトボードやスライド以外にも、
講師の手元にある小物(オフィスに保管している
過去のノートなど)をその場のアドリブでさっと
見せることもできます。
会場なら、その場に持参していなければ見せられないし、
仮にあっても講師の近くの人にしか(最後列の人には)
見えないでしょう。
3.チャットで質問ができる
通常の会議室だと、全員がしゃべり出したら
収拾がつかなくなります。
ところがオンラインならチャット機能で質問を書き込めば、
全員の質問を簡単に共有できます。
よって、講師もリアルタイムに最適な質問を拾って答えるなど、
双方向のやり取りがスムーズになります。
4.地域差がなく、全員どこからでも参加できる
今までなら場所によって「遠くて参加できない」
という声もありましたが、オンラインなら
場所に関係なくみんな平等です。
その日時を空けておきさえすれば、誰もが参加できます。
しかも、移動にかかる時間と費用はゼロと、費用対効果が高まります。
5.お客さんをオンラインに親しませてあげられる
みなさんのお客様の中には、今後オンラインでの会議やミーティング、
場合によってはセミナーをやりたい人もいるかも知れません。
その際に、実際に参加者としてどんな感じなのかを知っておくことは
初めの一歩として重要です。
みなさんがオンラインセミナーを行う際に、「オンラインに親しめる」
ことの価値も副産物として伝えてあげることで、参加する動機は
さらにアップすることでしょう。
以上、5つの価値をご紹介しました。
みなさんがオンラインでセミナーを行う際のヒントに
していただければ幸いです。
(ここからはお知らせです)
2020年5月に、筆者(和仁)が2テーマで
無料webセミナー(zoom)をやります。
キャッシュフローコーチや協会、和仁の活動に
関心をお持ちの方は誰でも申込可能です。
この機会にどうぞ。
1)長期化する有事に向き合いながら出口に備える!
コンサルタント&士業に大切な3つのこと
■5月19日(火)19:00~20:30
2)日本キャッシュフローコーチ協会が大切にしている
世界観とその仕組みって?
~ なぜ日本キャッシュフローコーチ協会のメンバーは
イキイキ輝いているのか? ~
■5月22日(金)19:00~20:30