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パートナー型コンサルタントの あり方・やり方

お客様のお困りごとからどんなコンセプトを設計するかでつきあう人の層は決まる。

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2020.05.18 執筆者:和仁 達也

ビジネスをやっていくと、自分が望まないお客様がきてしまう。

自分が打ち出しているメッセージの発信先が
ズレてしまいなかなか伝わらない。

といったストレスを抱える人もいるのではないでしょうか。

その理由は、どんなお客様へ、どんなことを提供するのか?
を明確に決定し、そのお客様と付き合っていくことを
決定する必要があると思います。

そこがズレてしまうと、いつまでも自分のメッセージを相手に
「わかってもらえない」という状況が続いてしまうのです。

そのような問題を抱えている、コンサルティング・ビジネスに携わる方から
相談を受ける機会が増えてきました。

先日受けた相談は、業種を問わずあてはまる気づきがある
と感じたので、紹介します。

「当社は今まで、企業のコストダウンをアドバイスして
利益を生みだすことをドメイン(土俵)にしてきました。

ただ正直、私が本当におつきあいしたい層とは
ズレている感じがするんです。

当社のウリを変えるべきなのでしょうか?」

このAさんが感じているように、
打ち出すメッセージによって、引き寄せられる人の層は決まります。

最新のマーケティング手法をアドバイスして、
売上拡大を支援しているBさん。

彼の周りには、イケイケで新しいモノ好きの
拡大志向の社長が集まっています。

ビジネスパーソンが独自のノウハウを出版して
ブランディングして売上拡大する支援をしているCさん。

彼の周りには、すでにその業界で成功して
次のステージにステップアップし、より広く価値提供したい
成長志向の社長が集まっています。

その点、Aさんが提供している節約やコストダウンの支援
というのは、大切なことではあるけど、
イケイケの成長志向の社長はあまり関心を持ちません。

守りの分野だからです。

つまり、Aさんの仕事でBさんやCさんの層とのつきあいを望むのは、
初めから無理がある、ということなのです。

わたし自身、独立当初から
「ビジョン実現化をサポートするビジョナリーパートナー」
を掲げています。

その結果、周りにはビジョンを語るのが好きで、
かつお金と両立したいというバランス感覚に優れた
魅力的な人とおつきあいができています。

だからこそ、どの土俵で相撲をとるか、すなわち
ドメインを選ぶのは慎重になる必要があります。

どんな人とつきあいたいのか?

そして、その人たちはどんなことに困っているのか?

ビジネスを始める原点は、いつもそこからだと思います。

「さらに理解を深めたい人はこちらの記事もオススメ」

 

▶︎仕事を受ける基準、断る基準とは?

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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