社長と社員が夢や人生観を語り合う会社にする為の【顧問先のステージアップ7段階】とは?
2018.08.29 執筆者:和仁 達也あり方・ビジョナリープランパートナー型養成塾
企業の売り上げアップ は非常に重要なのですが、新しい時代になり、単純に売り上げだけアップすればいい!という企業では顧客満足はもちろん、従業員の満足も得られなくなってきています。
それを表すように、人手不足は深刻な問題になり、政府主導の働き改革で、副業なども可能になっています。
副業することは、働く従業員からすれば問題ではありませんが、企業からすれば、もしかしたらライバル企業で、あなたの従業員のスキルが活用されることもあり得てしまうのです。
そのような状態にならない為には、売り上げという経済的成果ではなく、「社長と社員が夢や人生観を語り合う会社」にできたとしたらどうでしょうか?
今日は「クライアントをどのように導くか?特に経済的成果は数字でわかりやすいが、非経済的成果をいかに表現するか」
についてお伝えしたいと思います。
これは、わたしが20年以上、キャッシュフローコーチをやってきて、
「夢や志はあるがドンブリ経営に悩む社長」
と、どう関わり、クライアントがどのようにステップアップしてきたか、をシンプル化したものです。
単に売上や利益がどう増えたか、などの経済的成果だけではなく、
数字では表せない「状態の成果」、つまり非経済的成果を7つのステップで表現しました。
みなさんの会社やクライアント先のステージをイメージしながら照らし合わせてみると、次のテーマのヒントが得られるかも知れません。
CFコーチが導く!ビジョナリービジネス・レベル7
◎レベル0
→お金の漠然とした不安で本業に専念できていない、
ドンブリ経営の会社(キャッシュフローコーチに依頼がある時点では、多くの会社がこの状態です)
↓
◎レベル1
→社長が会社のビジョナリープラン
(ミッションやビジョン、クレドなど)を明確に言語化している会社
↓
◎レベル2
→社長がお金のブロックパズルや会社の主要な経営数字を理解している会社
↓
◎レベル3
→全社員が会社のビジョナリープラン
(ミッションやビジョン、クレドなど)を共有している会社
↓
◎レベル4
→全社員がお金のブロックパズルや会社の主要な経営数字を共有している会社
↓
◎レベル5
→どう頑張ればどう報われるかを社員がわかる会社
↓
◎レベル6
→全社員にとって、会社の発展が自分ごとである会社
↓
◎レベル7
→社長と社員が夢や人生観を語り合う会社
こんな感じです。
いかがでしょうか?
進化の過程をこのように言語化すると、今の立ち位置がわかり、次のテーマが明確になります。
いずれタイミングが来たら、日本CFコーチ協会の中で、
それぞれのレベルにいるクライアント先での具体的なコンサルのやり方や、その際の成功の秘訣などをCFコーチ同志でシェアするようなワーク・セッションをやってみたいと考えています。
あなたも仲間に加わりませんか?(^^)