会社勤務のままコンサルを実践すると決めた理由
2022.06.27 執筆者:和仁 達也キャッシュフローコーチ日本キャッシュフローコーチ協会独立養成塾
会社員として働きながら
自己投資としてコンサル・スキルを学び、
それを社内の仕事で発揮したり、
将来の独立に備える人が増えています。
キャッシュフローコーチ養成塾の
入塾者も年々そのような人が
目立つようになりました。
そして、半年間で驚くような
成長ぶりを見せてくれる人もいます。
そこで今回は、そのような人たちに
「なぜ、コンサル・スキルを学ぶのか?」
「参加して、どんな変化があったか?」
をインタビューしたのでご紹介します。
あなたのコンサルティング活動の
ヒントになれば幸いです。
会社勤務のままコンサルを実践すると決めた理由
大手企業のサービス開発の統括部長として
活躍している渡邉敦さん。
50代後半で企業内中小企業診断士として
活躍する中、先輩診断士から
「あなたは何者として認識されたいの?」
と尋ねられました。
その質問に答えられずにいると、
キャッシュフローコーチになればと勧められ、
和仁の著書「超★ドンブリ経営のすすめ」
を手に取りました。
その流れから、キャッシュフローコーチ
養成塾の横浜3期に入塾。
最も大きなインパクトを受けたことは、
何をやるかよりも「あり方」が大切
だと言う気づきだったそうです。
養成塾ではセルフイメージの再構築の
ワークを複数回にわたり仲間と取り組み、
また公私とも徹底的に掘り下げることを
通して自己を確立することができました。
それによって充実感を持った
仕事の仕方ができるようになったとのこと。
当初は診断士の資格をとり、
キャッシュフローコーチになることで
独立することも考えていましたが、
結果的に独立しないことを決意したとのこと。
その理由を尋ねたところ、
次の2つを語ってくれました。
「1つ目は、人にはない自分の
『あり方』は何かを考えてみました。
最初は『コンサルタントなら
独立しているべきだ』と思って
いましたが、知人の経営者から
『渡邉さんはサービスを統括して
部下の面倒を見ているわけで、
それは経営者と同じでしょ。
上から目線でアドバイスする
コンサルタントよりも渡邉さんの
ような人の方が良いと言ってくれる
社長はいると思うよ』
と言われました。
考えてみれば自分は失敗経験が
多いことから、それを活かして
クライアントに気づきをもたらす
ことができれば、独立しなくても
貢献できることに気づきました。
2つ目に、勤務していれば
収入の心配はなく、自分のやりたい
ことに集中できると言う点があります。
とりわけライフワークとして
やりたいことに、空手などの武術や
芸術を職業として、本業のみで
食べていけるようにする仕組み作りを
したいと言うアイデアや、
学生の起業を支援したい
という思いがあります。
それらを”未来価値創造パートナー”
として実現していくのがこれからの夢で、
それを会社員としてやっていくことにしました」
最後に渡邉さんに、
キャッシュフローコーチ養成塾で
何を得たか、を尋ねてみました。
「やはりビジョナリーコーチングの
量稽古が大きな価値になっています。
特に今でも部下や同僚との面談に
おいてはビジョナリーコーチングの
経験が生きていますし、
協会活動のパワーパートナー
プロジェクトの中で、ビジョナリー
コーチングを様々な仲間と経験できる
ことが、良い経験と仲間づくりに
活かされています。
特に企業内診断士の世界だけでは
知ることがなかった、様々な
分野の専門家との交流から、
自分の知らない世界を毎日触れて
刺激を受けられることは
大きな価値だと感じています」
コンサルティングをクライアントに
提供する際に、
「何を正当性とするか」は人それぞれです。
あえて独立せずに、
企業内キャッシュフローコーチとして、
数十人の部下を統括し影響力を
発揮する渡邉さんの
今後の活躍に注目しています。
そしてわたしは、渡邉さんの話を聞いて、
彼のように
・会社に勤めながら、自分サイズの
やり方でコンサルタントとして
活躍したいと希望を持ち、
そのきっかけを掴みたい!
との思いをお持ちの方なら、
このCFコーチ養成塾がお役に立てることを
実感しました。
そんな方には、
塾への参加を検討してもらえたら
いいなと思っています。
キャッシュフローコーチ養成塾の詳細はこちらです。
■ファシリテーター講座
(和仁の講義動画を使ってファシリテーターが解説)