企業内診断士のSEが独立した事例
2024.12.27 執筆者:和仁 達也中小企業診断士日本キャッシュフローコーチ協会
今日は、中小企業診断士で
活躍する人の事例を紹介します。
「資格を取得して、信用は得られたが、
肝心のコンサルティングのやり方が
わからない」
そんな声を聞くことがよくあります。
税理士であれ、社会保険労務士であれ、
それは信用の証にはなります。
ただ、高額なコンサル報酬をいただいて、
本業ど真ん中に貢献するには、
全く別のスキルが必要になります。
そしてそれは「中小企業診断士」にも
当てはまるようです。
なぜなら、
「企業を診断する」行為と、
「毎月、継続的に経営支援する」行為は
”似て非なるもの”だからです。
そんな中、
「キャッシュフローコーチ養成塾」には、
中小企業診断士の方が多く受講していて、
目立つようになりました。
そこで、彼らに
「なぜ参加したのか?」
そして
「実際に参加してみてどんな良いことがあったのか?」
を率直に聞いてみることにしました。
あなたのコンサルティング活動のヒントになれば
幸いです。
企業内診断士のSEが独立した事例
SEとして、IT企業に勤めながら
中小企業診断士の資格を取り、
コンサルタント会社での勤務を経て
独立を果たした内山崇行さん。
独立した直後に、顧客獲得の対策から
2016年にキャッシュフローコーチ養成塾に
入塾されました。
養成塾では脱★ドンブリ経営セミナーが
できるようになったものの、
クライアントの獲得にはしばらく時間を
要することになります。
初のクライアント獲得は、
商工会からのスポット業務を経て
1年後に実現しました。
その後は2年で4〜5社のクライアントに
関わることとなりなります。
クライアントの獲得が軌道に乗ったのは
中小診断士のノウハウに加え、
キャッシュフローコーチのビジョナリープラン策定や
3か年の簡易板キャッシュフロー計画の策定などで、
『相手のお困りごと起点で関わる』
ようになってからだそうです。
養成塾の卒塾後は、日本キャッシュフロー
コーチ協会に入会し、積極的に活動を開始します。
協会活動レポートプロジェクトのリーダーとして
協会内外に発信するとともに、
MVPコンテストへの登壇やMVPコンテストの
プロジェクトリーダーなどを歴任されます。
それらの取り組みの中で、
キャッシュフローコーチのつながりが生まれ、
自分の専門外のブレーンを持つことができました。
必要なことをすぐ相談できるのは心強かったそうです。
逆にIT分野でソフトの適切な選定や
導入プロセスについては得意分野なので、
「何がわからないかがわからないという段階でも、
気さくに相談に乗ってもらえる」
ということで、頼られることも増えました。
仕事は人を通じて入ってくるので、
このようなネットワークは独立系コンサルタント
として心強いことだと思います。
内山さんに今後の展望を聞いてみました。
「いま私はキャッシュフローコーチと同時に
プロレス団体の経営にも携わっています。
スポーツと地域と福祉の3つをテーマにし、
これでどうお金を生むかが課題です。
とりわけ『社会福祉と収益性の両立』は
今の私のメインテーマで、社会課題の解決を
自分らしいやり方で追求していきたいと考えています。
その過程でキャッシュフローコーチの
ネットワークを今後も活用していきたいと思います」
SEから中小企業診断士、そして
キャッシュフローコーチの経験を生かして、
新たな自身のテーマに沿って理想追求している
内山さんの今後の活躍をこれからも注目しています。
そしてわたしは、内山さんの話を聞いて、
彼のように
・中小企業診断士のスキルを活かして、
顧問先を継続的にコンサル支援したい!
との思いをお持ちの方なら、
このCFコーチ養成塾がお役に立てることを
実感しました。
そんな方には、
塾への参加を検討してもらえたら
いいなと思っています。
キャッシュフローコーチ養成塾の
内容や日程、金額などの詳細はこちらです。
■ファシリテーター講座
(和仁の講義動画を使ってファシリテーターが解説)