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上司と部下のコミュニケーションギャップを解消するコミュニケーション術

人に依頼して断られる時にはやらない理由を聞いてみる

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2021.12.07 執筆者:和仁 達也

人に依頼をしたときに、断られることもあります。
今回は、その時に生まれる気まずさを解消するコツをご紹介します。

スタッフや仲間が、こちらの依頼や要望を断ったときに、
多くの人が躊躇する「あること」があります。

それをやらないことで、かえって関係がギクシャクするのですが、
驚くほどそんなケースが多いものです。

先日ある医院で物販に注力することになり、
院長はある優秀な若手スタッフに「物販リーダー」として、
掲示物やPOPの作成、キャンペーン立案などを
任せることを決めました。

ところがそのスタッフは
「わたしにはできないので、Aさんにやってもらってはどうか」
と院長のその申し出を断りました。

当然引き受けてくれるものと思い込んでいた院長は、
平静を装いつつも、内心はガッカリしていました。

将来の衛生士長の候補として期待していただけに
「この程度の申し出を断るようでは、今後彼女には
あまり期待してはいけないのかも」
と失望してしまったのです。

そこでわたしは院長に代わって、
そのスタッフに尋ねてみました。

「物販リーダーをやれない、と考えた理由は何ですか?」

彼女の理由は2つ。
1つは、掲示物やチラシを作成するのにパソコンを使うが、
その操作が苦手で自宅にも持っていないので練習する機会がないこと。

もう1つは、完璧主義で基準が高く、
「いきなり売上をウン十万円もつくらなければいけない」
と過大に責任をとらえていたことでした。

そこで、院長も交えて、
「医院の余っているパソコンを自宅での練習用に貸与する」
ことを決め、いきなり大きな成果を出す必要はなく、
「まずは3ヶ月後、6ヶ月後、1年後にどのレベルに
到達していればいいか」
を共有しました。

すると、彼女の表情はパッと晴れやかになり、
「それならやれそうです!」と、明るい声が返ってきました。

冒頭でお話した、
断られたときに躊躇する「あること」とは、
「それをやらない(やれない)理由を尋ねること」です。

たしかに、尋ね方によっては相手を責めるような感じになりかねません。
それを恐れて、つい躊躇してしまう。

あるいは、今回の院長のように、
ショックでそれ以上追求する気が失せる場合もあります。

でも、もしやらない理由が、相手の誤解や無知によるのなら、
歩み寄りのチャンスになります。

今回のように認識のズレを確認したり、
対策を一緒に考えることで解決することだってあります。

そんなケースが3割は潜んでいます。
遠慮せずに尋ねてみてはどうでしょうか。

 

「さらに理解を深めたい人はこちらの記事もオススメ」

 

▶︎スタッフに仕事を依頼するときには、欲しい結果を具体的に伝えてみよう

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書多数。

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