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上司と部下のコミュニケーションギャップを解消するコミュニケーション術

ミーティングが終わってから物申す、を防ぐ方法。

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2024.08.22 執筆者:和仁 達也

ミーティングでは発言がないのに、後で物申すスタッフに対して
イラつくリーダーは少なくありません。

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「本当は、スタッフに疑問や不安があるはずのに、
ミーティングでそれを口にしないから『問題なし』と
判断して進めたら、後になって『できない理由』が噴出するんです。

だったらミーティングの場で言ってくれればいいのに!
あれ、なんとかならないですかね~」

ミーティングの進行を担う院長や衛生士長から、
そんな相談を受けることがあります。

意見を言う場があったにも関わらず、そこで言わずに、
後になってお盆をひっくり返すような行為は
たしかにまわりを混乱させる感じになりますね。

そこで、その対策について相談に乗ったときの対話をシェアします。

和仁
「なぜ、そのスタッフはミーティング中にはその疑問や不安を
言わずに、後になって口にしたのでしょうか?」

院長
「考えられることとしては、たぶんこんな感じじゃないでしょうか。

①他のスタッフから『何を的外れなことを言っているんだ』
『自分勝手な意見だ』等と、批判的に見られるのが怖くて、
ミーティングでは言えなかったから。

②ミーティングには本当に思いつかなかったけど、
後でリラックスしてから思いついたから。

このどちらか、だと思います。特に①が大きいのかも」

和仁
「なるほど。では、そのことを肯定してあげつつ、
意見を促せるといいですね。例えば、

『この件について、今考えられる疑問や不安はないだろうか?
 あとで意見がひっくり返ることがないように、
 どんな些細なことでもいいから、他のスタッフを代弁するつもりで
遠慮なく意見を聞かせて欲しい』

というように、”遠慮を排除する大義名分”を伝えてはどうでしょうか」

院長
「いいですね。それなら、自分のエゴでの意見ではなく、
『あとで意見がひっくり返ることを避けるよう多面的に検討するため』
『他のスタッフを代弁するため』という大義名分の
力を借りて、意見を言いやすくなりそうです」

後で言うくらいなら、先に言った方がいい。試してみてくださいね。

 

「さらに理解を深めたい人はこちらの記事もオススメ」

▶︎ミーティングでスタッフから発言を引き出す秘訣。

 

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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