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上司と部下のコミュニケーションギャップを解消するコミュニケーション術

自立型のスタッフを育てるはじめの一歩とは?

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2024.11.22 執筆者:和仁 達也

 
スタッフ教育のテーマでよく聞くお題の1つに、
「自立型のスタッフを育てるには、どうすればいいか?」があります。

今日はその際に多くの人が見落としがちな、はじめの一歩の話です。

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経営者が集まるセミナーで話を聞くと、
このお題は多くの経営者の悩みであり、それが解決することは
望みであったりするようです。

そして、どうやったら、それが達成できるか、を議論するわけです。

ただ、ここには1つ見落とされがちな盲点があります。それは、

「自立型スタッフとは、どんな動きをするスタッフのことを
言うのでしょうか?つまり、自立型スタッフの定義は何でしょう?」

と尋ねると、その答えは人によって異なるということです。

 
ある人は言います。

「A.言われたことを、ちゃんと正しくやってくれて、
安心して任せられる人」

またある人はこんな定義を口にします。

「B.今までの経験をもとに、言われなくても自ら動く人」

さらには、こんな定義も飛び出します。

「C.上司の考えを先取りして想像し、自分ごととして動く人」

このAからCは、それぞれ全く異なる行動をもたらしますよね。

したがって、Aの状態を望む場合と、
Cの状態を望む場合とでは、関わり方が異なるはずです。

Aの行動をするスタッフは、Cを望む院長からすれば
「言われなければ動かない、受け身な人」に見えるでしょう。

一方で、Cの行動をするスタッフは、Aを望む院長には
「勝手に動くので、ヒヤヒヤさせられる人」と映るかも知れません。

つまり、「スタッフをどのように教育するか」の前に、
そもそも「理想のスタッフの姿とは?」を明確にすることが大切ですね。

 

「さらに理解を深めたい人はこちらの記事もオススメ」

▶︎自発的に動かない社員への自律的な成長の秘訣は考えざるを得ない場をつくること

 

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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