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パートナー型コンサルタントの あり方・やり方

「お困りごと」の定義とは?

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2026.08.18 執筆者:和仁 達也

 

大切な言葉ほど、その定義を整えておき、仕事仲間やお客さんとの間で
共有することが大切です。その一例を紹介します。

わたしがコンサルタント向けの養成塾で、塾生に伝えていることの一つに
「相手のお困りごとトップ3にアプローチする」
があります。

これはコンサルタントに限らず、あらゆるビジネスにおいて言えることで、

「見込み客に前のめりで商談のテーブルについてもらうには、
”相手の頭の上の方にあるお困りごと”起点で話をすることが重要」

というものです。

先日、この「お困りごとの定義は何か?」をセミナー参加者から質問され、
さらに正確に表現してみたのでご紹介します。

お困りごととは
「理想(ビジョン)と現状のギャップに対して感じる感情」
です。

つまり、理想と現状のギャップに気づいたら、
そこにお困りごとがあるということです。

そしてそのお困りごとのステージは3階層あります。

マイナスからゼロに向かうステージ1、
ゼロからプラスに向かうステージ2、
プラスからもっとプラスに向かうステージ3の3階層です。

例えば経営者なら、ステージ1とは
「借金過剰で不安で仕事が手につかないので、適正な財務状態になりたい」。

ステージ2は
「ある程度は適正な財務状態だが、もっと収益力を高めて資金を蓄えたい」。

ステージ3は
「高収益・無借金を実現しているが、社員に情報公開して
社長のように考え動く組織にしたい」

というようなことです。

「ビジネスが上手く行っている経営者には、お困りごとはないのか?」

という質問を受けることがよくありますが、こう考えるとその答えは
「顕在化しているか否かは別として、潜在的にはあり得る」
となります。

つまり、その人が「理想と現状を正しく捉えているか、否か」がカギ。

理想と現状のどちらか、またはその両方が不鮮明な時は、
ギャップに気づくことがない。

したがってお困りごとは顕在化していない。

ところが、状況は何も変わっていなくても、本人の中で
理想と現状が鮮明になった瞬間に、お困りごとは顕在化する。

したがって、「より良くなりたい!」と願う人を前にした時、
我々パートナー型コンサルタントはアドバイスではなく、
相手の理想と現状をヒアリングして、そのギャップを明らかにして、
その対策の方向性を一緒に探しにいくのです。

そのはじめの一歩は、お困りごとに名前をつけること。

例えば

「会社のお金の流れが漠然としていて、先の見通しが立たず不安である」

のように、

「◯◯ゆえに◯◯でイライラしている(不安である)」

で表現すると、話が前に転がり始めます。

他人のことはもちろん、自分のお困りごともまずは名前をつけてみると効果的です。

 

 

「さらに理解を深めたい人はこちらの記事もオススメ」

▶︎言葉の意味は発信する側と受け取る側で解釈が異なる!コンサル実践例「言葉の定義」を整えるワーク

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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