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パートナー型コンサルタントの あり方・やり方

上場企業で活躍していたコンサルタントが独立して直面する課題とは?

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2019.08.19 執筆者:和仁 達也

こんにちは、和仁達也です。

【上場企業で活躍していたコンサルタントが独立して直面する課題とは?】

今日お伝えするのは、大企業を相手に仕事をしてきた優秀な人が、
独立して中小零細企業を顧客にしようとした時に、
直面する実話を元にしたストーリーです。

あなたの周りに当てはまる人がいたら、
助けになるかも知れないので、
この記事を見せてあげてくださいね。

( ここからです )

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 

大手監査法人に勤めていた50歳の伊藤さん(仮名)。
残りの人生を考えた末、最後のチャレンジをしようと決意した。

「これまでの大企業で培ったノウハウを生かして、
マネジメントが苦手な中小零細企業のサポートをしよう!」

意気揚々と開業準備をして、知人の紹介を頼りに
営業活動を始めた。

ところが、独立してさほど時間のかからないうちに
大きな課題に直面する。

まったく仕事が取れないのだ。

「やり方が合わない?」

「ルールが違う?」

いや、その前段階の話だ。

まるで、言葉が通じないのである。

自腹でセミナーや本で学んでいた大企業の
幹部や管理職と違い、社員20人以下の社長には、
一般的な(だと思っていた)経営の専門用語が伝わらない。

「ROIが…」

「BEPが…」

という単語を出す度に、いちいち会話が止まってしまう。

「相手と目線を合わせて話すことが、
こんなに大変だったとは…」

20年以上の実践の積み重ねで得たノウハウやスキル、
知識が、その価値の10分の1も相手に届かない歯がゆさ。

そうこうしているうちに、時間は刻々と過ぎていく。

「大企業向けと中小零細企業向けでは、
 こんなにも勝手が違うのか!?」

と気づいた時に頭をよぎったのは、
海外の関連会社に赴任したときのことだった。

外国に行けば、その国の言語で喋ることを求められる。

ベトナムに行けば、ベトナム語をしゃべれないと
何かと不便になる。

ほんの数ヶ月なら通訳を入れればいいが、
数年間、腰を据えて関わるとなると、
簡単な会話くらいはできた方がいい。

しかし、以前はシンガポールに勤務していたし、
また数年後には別の国に移る可能性もある。

その異動の可能性を考えると、
その国の言葉を一から本格的に習得するのは
時間的にも労力的にも負担が大き過ぎる。

そこで着目したのが「英語」だ。

英語をしゃべれば、多くの国である程度は何とかなる。

英語がほぼ世界で使える「共通言語」だからだ。

したがって、英語をマスターすることで、
複数の国でのビジネスを何とか乗り切ってきた。

それと同じで、
規模の大小や知識量の多い少ないに影響されずに
マネジメントの会話ができる「共通言語」はないのか?

つまり、国際ビジネスにおける英語のように、
中小零細企業の社長や社員にも価値や意味が伝わる
「コミュニケーション・ツール」はないのか?

それを探し求めた末にたどり着いたのが、

「経営数字やマネジメントを数字や言葉に頼らず、
パッと見てわかる【ビジュアル(視覚情報)なツール】」

であり、それが具体的には

「お金のブロックパズル」や

「ビジョナリープラン」

「ビジョナリーコーチング」

だった。

さらには、

「安心安全ポジティブな場づくり」

「先に言えば説明、あとで言えば言い訳」

「お困りごとトップ3にアプローチする」

「何と比べられるかを相手任せにしない」

「教えるのではなく、盲点に気づかせる」

などなど、一切の専門用語を使わずに語られる
様々なキーワード。

それまで伊藤がやってきたことが、
簡単明瞭な表現で言語化されていた。

「わたしがやりたかったことは、
まさにこれだ!」

悩み、苦しんだからこそ、その価値は
すぐに理解できた。

こうして伊藤は、
キャッシュフローコーチ養成塾の門をくぐり、
新たな挑戦を始めるのだった。

 

↑ ↑ ↑ ↑ ↑

( ここまでです )
せっかく高度なスキルや知識、知恵が
あっても、それが相手に伝わらなければ
宝の持ち腐れになってしまいます。

価値が高いものは、それだけでは
意味をなさず、

「その価値が伝わる工夫」

と組み合わさった時にはじめて
意味をなす。

サービスの「価値を上げる」ことは
当たり前に重要だが、

その「価値を伝える」工夫や努力が
それと同等に重要のはず。

ところが、多くの人が「価値を上げる」
ことに意識を向け過ぎて、

「価値を伝える」ことににエネルギーを
十分に注げていないのではないだろうか?

もしかしたら、あなたがすでに手にしている
高い価値が、顧客に摩擦係数ゼロで届くための
最後のパズルのピースは、ここにあるのかも
知れません。

ちなみに、

上記の伊藤さんと同じように、養成塾に参加して、
キャッシュフローコーチの活動をされている
方々をご紹介します。

・大手製薬会社でMRを20年近く経験後、
調剤薬局を中心とした顧客向けに活動している人

・大手飲食チェーン店で人材育成の総責任者をして
独立し、飲食向け人材育成とCFコーチを融合して
活動している人

・500人規模の会社の人事部長から独立後、
人事コンサルにCFコーチ・メソッドを取り入れて
活動している人

などがいます。

キャッシュフローコーチに関心がある人はこちらへ

あなたは自分の価値をちゃんと言葉にして
伝えていますか?

 

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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