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パートナー型コンサルタントの あり方・やり方

不安に支配されそうになったときの対処法。

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2023.01.18 執筆者:和仁 達也

新しいチャレンジに取り組んでいるときに
不安な気持ちに支配されそうになること、ありませんか?

そんなときに、意識したいことを紹介します。

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先日、
「従来の税理士業務から脱却して、社長の本業の支援がしたい。
だからコンサルティング業に軸足を移そう!」
と考えて取り組んでいる税理士から相談を受けました。

彼は、それまでの
「月額3万円で過去のデータを扱うだけの業務」ではなく、
「月額10万円から15万円を受けながら、
未来のビジョン実現について相談に乗る存在になりたい」
とのこと。

そして、そのために必要な勉強もしているし、
コンサルのクライアント数社の契約が決まり始めた
ところなので、何も不安に感じることはないだろう、
とわたしは思っていました。

ところが、彼の状況を詳しく聞くと、

・従来の税理士業務の中で、数件の顧問契約が立て続けに終了になった。

・その空いた時間が、さらなる営業活動や
新たなコンサル業務を入れるチャンスなのは理解しているが、
「本当にコンサルの新規顧客を今後も獲得できるのだろうか?」
「仮に契約できたとして、いずれ解約になれば1件あたりの
収入が高額なので、一気に売上がダウンし、
経営的に不安定になるのではないか?」
と不安が次から次へと脳裏をよぎる。

とのこと。

コンサルの仕事に限らず、人は新たなことにチャレンジするとき、
程度の差はあれ、このような不安に頭を支配されて、
行動にブレーキがかかることがあります。

その不安の原因は何なのでしょうか?

それは、「気が散っている証拠」です。

つまり、「いま自分が何をすべきか」が漠然としていて
集中できず、他のこと(つまり上手くいかない状態)に
気が向いてしまっているから不安なんです。

こういうときにすべきことは、

「目標を明確にして、それを達成できるイメージがあ
りありと描けるアクションプランを描く」こと。

実際のところ、契約終了になった案件を詳しく聞くと、
それは顧問料を値切ってくる顧客で、約束を守らなかったり、
業者扱いをしてくる人たち。

なので、独立当初はともかく、
今の彼に似合うゾーンの顧客ではありませんでした。

と言うことは、その人たちが去って、
今の彼にふさわしいゾーンの顧客が入ってくるチャンス。

わたしも独立当初は経験不足ゆえに
不安に押しつぶされそうになったものです。

その都度、「理想の姿」を具体的に描くことで
「気が散らない」ようにし、理想に集中し続けた結果、
今があります。

不安なときこそ、大切なことに集中しよう!

「さらに理解を深めたい人はこちらの記事もオススメ」

▶︎不安で動けない時は、不安の正体を言語化する。

 

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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