弁護士がトラブル対応業務から応援業務に脱却!?
2022.05.27 執筆者:和仁 達也キャッシュフローコーチ弁護士日本キャッシュフローコーチ協会養成塾
士業と呼ばれる国家資格の専門職の中でも、
トップクラスに難易度が高く、
報酬も高いと言われるのが「弁護士」です。
信頼性も高く、余計なことをしなくても
良いと思われがちな弁護士の中にも、
現状に危機感を持ち、
また理想の仕事を追求して、
新たな道を模索する人たちがいます。
そこで、
「資格にとらわれずに、
自分の人生をより良く変えたい!」
と願っている人に、弁護士でありながら
「コンサルをやりたい」と決意して、
1年でガラッと人生を変えた
事例ストーリーをお届けします。
あなたのコンサルティング活動のヒントになれば
幸いです。
弁護士がトラブル対応業務から応援業務に脱却!?
「長い長い受験期間を経て
ようやく弁護士になったものの、
手遅れになってから相談に来る人が多く、
力になってあげられない現実を痛感し、
どうすればよいのか、悩んでいた」
という藤堂武久さん。
「どうすればトラブルになる前から
相談してもらえるようになるのか?」
を考えて、中小企業診断士資格を
取得し、活動しようと思いました。
ところが、 中小企業診断士試験に
合格しても、
実際にどう経営相談を実施すれば
よいのかわからなかった時に
和仁に出会い、
キャッシュフローコーチ・メソッド
を活用するようになったとのこと。
弁護士として独立した当時の
葛藤を聞かせてもらいました。
「約8年前の独立当初は100%、
弁護士業務をしておりました。
労働問題、不当解雇、未払い残業代、
労災問題など人に関する
トラブル業務がメインでした。
その後、徐々に、
弁護士業務から中小企業診断士業務
の割合を増やしていきました。
そうなったきっかけは、
「応援したいと思った方を、
長期的に応援し続けたい」
という思いからです。
というのは、裁判などの
弁護士業務だとスポットで
争いごとを解決して終わり。
「マイナス」を「ゼロ」に戻す
だけだったりするということが
多いですが、継続的な関わりだと
「マイナス」を「ゼロ」から
さらに「プラスα」へ、
企業の成長に寄り添い続けられる。
「点から線」への関りをしたい
と思いました。
現在のメインの活動は、
中小企業さまに、
1.経営相談・ビジネスコーチング、
2.社員研修、
を実施しているほか、
スポットの講演・セミナーなどを
担当させていただいております。
気が付けば、延べ経営相談・
ビジネスコーチングの回数は400回超、
講演・研修等の回数も400回超となり、
延べ受講者様の人数は1万名を超えました。
キャッシュフローコーチ・メソッド
の中でも、私が特に大きな学びを
いただいたのは、
『経営相談は口頭で実施するのみ
ならず、様々なツールを使って実施する』
ということです。
それ以来、私も、様々なツールを
つくるということを意識して、
経営相談のためのシートやカードや
ゲームや紙芝居などをつくるように
変わりました」
厳格さで鋭さを感じさせる
一般的な弁護士のイメージとは違って、
親しみや楽しさ、物腰の柔らかさから、
キャッシュフローコーチの仲間からも
親しまれている藤堂さん。
紙芝居スタイルのセミナーで
衝撃を与えてくれた彼の
今後の活躍を注目しています。
そしてわたしは、藤堂さんの話を聞いて、
彼のように
・弁護士としての信頼性の高さを
活かして企業に関わり、
・社長の社外パートナーとして、
経営数字を自身の武器として取り入れて
クライアントのビジョン実現に貢献したい!
との思いをお持ちの方なら、
このCFコーチ養成塾がお役に立てることを
実感しました。
そんな方には、塾への参加を検討してもらえたら
良いなと思っています。
キャッシュフローコーチ養成塾の詳細はこちらです。
■ファシリテーター講座
(和仁の講義動画を使ってファシリテーターが解説)