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パートナー型コンサルタントの あり方・やり方

人の要求に応えるストレスをなくす方法

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2018.10.26 執筆者:和仁 達也

日本人の多くは、頼まれたら断りにくい人が多い傾向があります。

これが、人間関係でのストレスを増やす原因でもあるのですが、人の要求に応えてばかりいるのはストレスも溜まり疲れますよね。

何かを頼まれたら断れない。

断ったら嫌な顔をされるのではないか?

嫌われるのではないか?

以前、断ったらすごく不機嫌になって嫌な気持ちになったから、不機嫌にされるくらいなら要求に答えた方がいい。

でも、本当は要求に毎回応えるのはツライ。

相手の要求をまともに受け止め過ぎて、疲弊したことはありませんか?

「せっかく頼りにしてくれたんだから、期待に応えなければ」

「でも本当は忙しいから断りたいんだけど、断るとカドが立つし…」

そんな葛藤をした経験、一度や二度はあるのではないでしょうか。

もちろん憧れの人や尊敬する人からの依頼で、まったくストレスなく協力したい場合もありますから、それは別の話です。

しかし以前、こんな経営者がいました。

彼は複数の会に所属し、「期待に応えなければ」という義務感から周りの要求を言われるままに何でも承諾して、どんどん自分の大切な時間を削り、大切な家族との会話がなくなり、社員と接する時間もなくなり、挙句は会社も家族も崩壊してしまった・・。

わたしはその話を聞いたとき、いったい誰のための人生なのかと思わずにいられませんでした。

わたしが大学時代から続けていた少林寺拳法では、

「相手の攻撃をそのまま受け止めず、

自分が安定した体勢をつくった上で小さな力で投げ飛ばす」

のですが、まさにここに、人の要求に応えるストレスをなくす秘訣があると気づきました。

つまり、相手の要求を全面的に正面から受け止めるのではなく、

「どういう条件なら無理なく、気持ちよく応えられるか?」

を自分に問いかけてから返事をするのです。

するとたとえば、

「新しいプロジェクトの責任者を(あなたに)やってほしいんだけど、お願いできる?」

という依頼者に対する応え方が、次のように違ってきます。

(正直なあなた) 「忙しいのでお断りします」 ※ちょっとカドが立つかも。

(人のいいあなた)「はい、わかりました…」   ※ますます時間がなくなっていく

(要領いいあなた)「その分野は専門外なので責任者としてはご期待に応えられないと思うのですが、その中の▲▲の部分についてはお力になれそうなので、補助者としてなら関われそうですが、いかがですか?」

要領よく、自分が無理なくできることを伝えているので、それを良しとするか否かは依頼者側に任せてしまえます。

つまり、こちらがYES、NOの結論を出す必要がないのでストレスがないのです。

自分はどうしたいのか。

ちゃんと内なる本音に耳を傾けたいものです。

「さらに理解を深めたい人はこちらの記事もオススメ」

▶︎『依頼事をストレスなくやる秘訣は、宿題にしないこと。』

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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