プラスの言葉に変換!がポジティブ思考を産む!あなたの「プラス言葉」比率は何%?
2019.01.19 執筆者:和仁 達也コミュニケーション伝え方安心安全ポジティブな場づくり着眼点
私たちは、日常の生活中でプラスの言葉はどのくらい使っているでしょうか?
もしかしたら、マイナスの言葉を使っていることの方が多いかもしれません。
今は人手不足も叫ばれる中、会社、家庭などの人間関係でのコミュニケーションスキルは重要な要素を占めています。
その中で、マイナス言葉ばかり発する人がいたらどうでしょうか?
ストレスを感じてしまう。
仕事でのパフォーマンスも発揮しにくいように感じます。
プラスの言葉を発する人がいる方が場は明るくなりますし、前向きに進みたくなりますよね。
しかし、人間関係でのコミュニケーションの場では必ずしも毎回プラスの言葉を言えるか?というと言えない時もあります。
そんな時には「マイナスの言葉をプラスに転換する」といいです。
以前から周りに話していたことですが、大切なことなので久しぶりにお話ししたいことがあります。
以前、
「水にプラスの言葉をかけると、結晶はきれいな形になり、マイナスの言葉をかけると結晶は汚く乱れる」
という主旨の写真が話題になったことがありました。
プラスの言葉とは、「ありがとう」「きれい」「すばらしい」などの肯定的な言葉で、
マイナスの言葉とは「ばかやろう」「だめ」「できない」などの否定的な言葉です。
この話を聞いた当時、わたしは自分がどんな言葉をつかっているか、それまで以上に敏感になりました。
なぜなら、人間の体は60~70%が水でできているので、
「当然、身体は言葉の影響を受ける」
「マイナスの言葉を使うほどに、身体に悪影響を及ぼす可能性がある」
からです。
ましてや、コンサルティングという、言葉をつかって相手に影響を与える立場なので、なおさらです。
コンサルタントがマイナスの言葉を撒き散らして、クライアントの元気を奪っていくなんて、シャレになりません。
実際、運のよい人や明るく周りの人たちをひきつける魅力的な人たちは、滅多にマイナスの言葉を使わないことに気づきます。
つまり、1日に発する言葉における“プラスの言葉”比率が極めて高いのです。
感覚的には、彼らは80%以上をプラスの言葉で生活しています。
ちなみに、一般的な人の“プラスの言葉”比率は、およそ20%ぐらいでしょうか。
とは言え、「仕事で失敗した」「夫婦喧嘩をした」など、人生の中で嫌な出来事もあります。
そんなときは、マイナスの言葉を使いたくなりますよね。
ただ、そんなときでも、ちょっとした工夫で言葉の印象がかわります。
たとえば、次のように。
例)「それは難しいからムリだ」
⇒「やり方がわからないから、調べてみよう」
例)「トラブル続きで、最悪だ」
⇒「トラブルが多かったから、注意をして過ごそう」
例)「応募に落選、ツイてない」
⇒「今回の応募は落選したから、次に備えよう」
つまり、否定的な言葉で締めくくるのではなく、終わり方を肯定的にするだけで、言葉全体がマイナスからプラスに転じます。
あなたは、“プラスの言葉”比率、何%ですか?
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